転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

35話 幻の冒険者、王城へ招待

あれから次の日

ベル(今日も幻の冒険者になるため活動しよう)

ピクシー《はい、今日はどうしますか?》

ベル《とりあえず今日もマーベルド王国でやるよ、あと数回そこでやって他に行こう、少しの間だけ強い人がいたってしれたらそれでもう幻になる気がするし》

ピクシー《確かにそうですね、ちなみに今も幻の冒険者いますけどね》

ベル《誰だ?》

ピクシー《それはマスター、あなたですよ》

ベル《ん?どういうこと?》

ピクシー《男の姿でほとんど冒険者活動して無いでしょう》

ベル《なるほど、それはまたいつかやるから今はいいや》

ピクシー《そうですか、気まぐれですね》

ベル《まぁいいじゃん、とりあえず行こう》

そしてハルに反転してからマーベルド王国のギルドに来て、セルミさんの所に並んだ

セルミ「次の方」

ハル「はい、何か良い依頼ってありますか?」

セルミ「あ、ハルさん!すいませんがギルドマスターの所へ行って貰えますか?」

ハル「何故です?」

セルミ「昨日Sランクになったじゃないですか?」

ハル「はい」

セルミ「それでSランクはなるのに国王陛下に許可を貰わないといけないんですよ」

ハル「なるほど、それで?」

セルミ「その許可をマスターが貰いに行ったんですが、合わせてくれと言われたそうです」

ハル「なるほど分かりました、昨日の部屋でいいんですよね?」

セルミ「はい」

ハル「分かりました、行ってきますね」

そしてギルドマスターの部屋へとやってきた

ハル「ギルドマスター、来ましたよ」

ギルマス「その声はハルか、入っていいよ」

ハル「はーい」

中へ入った

ハル「国王陛下が会いたいと聞いたのですが」

ギルマス「そうなんだよ、王城へ行こうか」

ハル「いまから!?」

ギルマス「そうだが不都合か?」

ハル「いや、そういう訳では無いですが」
(普通の女の子なら身支度とかいるでしょうに)

ギルマス「ならいいじゃないか」

ハル「分かりました、行きましょう」

それから馬車に乗り移動中

ハル《国王に何か連絡した方がいいかな?》

ピクシー《別にしなくてもいいでしょう》

ハル《そうたね、めんどくさいしいいか》

ピクシー《ただ国王だけなら正体を教えてもいいんじゃないですか?》

ハル《じゃあ他言無用で問題的なの出して教えよ》

ピクシー《そこはマスターのお好きにしてください》

そんな会話をピクシーとして、王城へ着いていつもの部屋へと案内された

ボルト「待たせたね」

ギルマス「いえ国王陛下大丈夫ですよ」

ハル「同じく大丈夫です」

ボルト「そうかならいい、君がハルさんだね?」

ハル「はいそうですが何故お呼びに?」

ボルト「ベルドの師匠と聞いてな」

ハル「なるほど」

ボルト「ローレス、ハルを連れてきてくれてありがとう、お前はもう帰っていいぞ。ギルドを長く空けるのもいかんだろうしな」

ギルマスローレス「お気ずかいありがとうございます、では私は帰りますね」

ボルト「分かった」

そしてギルドマスターは帰って行った

ボルト「さて本題に入ろうか」

ハル「分かりました」

ボルト「お前ほんとにベルドの師匠か?」

ハル「そうですよ?」

ボルト「そうか、ベルドからは師匠は居ないと聞いてるが?」

ハル「まぁそうでしょうね、ベル君には師匠は居ないんですから」

ボルト「じゃあお前は何者なんだ?」

ハル「ヒントだけ上げましょう、ヒント1目ははあなたがよく知ってる人です」

ボルト「そう言われても分からんな、俺のよく知る人物にあなたみたいな人は居ないから」

ハル「じゃあヒント2つ目、この姿は変装してますよ」

ちなみにフードやらマスクは取ってある、理由は案内してもらった人に外した方がいいと言われたからだ

ボルト「そう言われてもな変装出来るやつも居ないからな」

ハル「最後のヒントは私の容姿を見て似てると思う人は?」

ボルト「それはベルドしか居ないな……って!まさか!?」

ハル「そうです私はベルドですよ、今は性別も見た目も違いますが」

ボルト「そうか、だからよく知ってる人って聞いたのか」

ハル「はい」

ボルト「ヒントが無ければ分からないな、見た目が全然違うし」

ハル「元の姿に戻った方が良いですか?」

ボルト「それはどっちでもいいがテレス達が寂しがってたぞ?たまには構ってやれ、春休みなんだから」

ハル「そうですね、確かに最近は領地のことで忙しかったので構えてなかったですね」

ボルト「今みんな揃ってるから、会いに行ったらどうだ?」

ハル「そうですね、ちょっとちょっかいをかけに行こうかな」ニヤ

この時ハルベルドはいいこと思いついたと言わんばかりに悪い顔?をしていた

ボルト「何する気なんだよ」

ハル「別に悪いことでは無いですが、ただちょっとこの姿でみんなのとこ行ったらなんて言われるかな?と思ってね」

ボルト「まぁいいがあまり可哀想なことはするなよ?それと気になったんだがその喋り方はなんだ?」

ハル「分かりました、この喋り方はこの姿になったから女の子っぽく変えてるだけよ?」ニコ

ボルト「そうなのか、まぁなんでもいいが」

ハル「じゃあまた何かあったら呼んでね?」

ボルト「分かった、またな」

ハル「あ、みんなどこに居ますか?」

ボルト「多分テレスの部屋にいると思うぞ」

ハル「分かりました、何か文句言われたら国王様の差し金と言っときますね」

ボルト「それだけはやめr……ってもう居ないし、もしそうなったら呼び出して説教だな」

それからテレスの部屋へと向かった

ハル《さて何しよ》

ピクシー《何も考えてないんですか》

ハル《うん、何かある?》

ピクシー《では簡単に花火を魔法で再現して部屋で打ち上げたらどうですか?危害が出ないようにして、それに花火はこの世界には無いので喜ぶでしょう》

ハル《それいいかもね、じゃあとりあえず突入…とその前に扉開けると見つかるから反転させて通ろ『ドアが自身に当たらなくなるように 反転』あと『認識阻害』》

ハルベルドはドアを通り抜けて部屋に入った、そこにはテレス達が揃っていた

ハル《まずは部屋を暗くしてついでに空間を広げてあとは打ち上げるだけだね》

ピクシー《あとちょっとしたショーみたいにしてみては?》

ハル《そうだね》

そしてベルドは部屋を星空へとかえ部屋を広くした

テレス「え?どうして急に部屋の中に星空になったの?」

ミーファ「わかんない、なんでだろう?」

レミア「まぁいいんじゃない?綺麗だし」

テレス「そうね」

ハル「皆様突然部屋の中に星空が現れたでしょう」

テレス「だれ!?」

ハル「私はあなた方が元気が無いと国王陛下に聞いたので、元気づけに来ました。今から少しショーが始まりますのでその位置から動かないで下さい、では行きますよ?3 2 1 0!」

ハルは0と同じタイミングで花火を打ち上げた

テレス「わぁ!綺麗!」

ミーファ「凄く綺麗!」

レミア「うん、綺麗!」

テレス「これどうやってるんだろう?」

ミーファ「それは後で聞こうよ、今はこれを楽しみましょ」

レミア「そうだね」

その少しの間だけの花火大会は終わったあと

ハル「ありがとうございました、これでショーを終わります」

するとテレス達が拍手をした

テレス「ありがとう、とても綺麗だったわ!」

ミーファ「うん、ありがとう!」

レミア「少し元気になれたね、ありがとう」

ハル「ありがとうございます、そう言っていただけると幸いです」

そして星空と空間魔法を解いた

テレス「あれ?誰もいない」

ミーファ「あれ?ほんとだ」

レミア「なんでだろう」

テレス「なんで隠れてるの?」

ハル「いや、なんと言うか現れた方が良いですか?」

テレス「そうですね、誰かも知らない人だときになりますし…ね?みんな」

ミーファ「うん」

レミア「そうだね」

ハル「分かりました」

そして認識阻害を解いた

テレス「どこにいるの?」

ハル「上ですよ」

テレス「上?」

ハル「はい上です」

ハルは浮遊魔法既に失われた魔法になってるで空を飛んでいた

テレス「浮いてる!?」

ミーファ「ほんとだ」

レミア「なんで?」

ハル「そんなの魔法に決まってるじゃないですか?」

テレス「まさか浮遊魔法!?」

ミーファ「浮遊魔法って失われた魔法の!?」

レミア「使える人いるんだ」

ハル「浮遊魔法って失われた魔法なんですね、知りませんでした」

ピクシー《知らずに使ってたんですねマスター》

ハル《だってまだ習ってないもん》

ピクシー《そうでしたね、私が知識を頭に流しましょうか?そしたら全知になりますよ?》

軽く笑って言った

ハル《そうなんだ、帰ったらお願いしようかな》

ピクシー《分かりました》

このあと全知になることは無かったという

テレス「失われた魔法を知らずに使ってたんですね」

ハル「そうですね、親に習ったので聞いたことありませんでした」
(ま、嘘だけど)

ちなみに国王と別れてすぐのため、今はフードとかは外してるよ

テレス「あなたの両親すごい人なんですね」

ハル「そうでも無いですよ?先祖代々受け継がれてきたらしいので」

テレス「そうなんですね」

ハル「はい」

ミーファ「ねぇテレス、あの人ちょっとベル君に似てない?」

テレス「確かにそうだね」

レミア「うん、すごく似てる、髪の色も目の色も一緒だしね」

テレス「そうだね、ところであなたは一体誰なんですか?」

ベル「そう言えばまだ名乗ってませんでしたね、私は今はSランク冒険者のハルと言います、以後お見知り置きを」

テレス「Sランクですか、強いんですね」

ハル「そうですね、実力的にはもっと上ですが今はまだSランクですね」

テレス「ちなみに実力はだいたいどのくらいのランクですか?」

ハル「そうですね、SSSかEXですかね?」
(まぁ確実になんだけどね)

テレス「そんなに!?じゃあ何故Sランクなんですか?」

ハル「登録したのが数日前でして、まだ上げれてないんですよ」

テレス「数日前でもうSランクとはもうすぐ行けるでしょうね」

ハル「そうですね」

テレス「ちょっと待っててくれますか?」

ハル「?はい分かりました」

そして3人で話し始めた

テレス「私達をハルさんの弟子にしてください!」
ミーファ「私達をハルさんの弟子にしてください!」
レミア「私達をハルさんの弟子にしてください!」

ハル「はい?」

テレス「私達を弟子にしてください」

ハル「どうして?」

テレス「それは、ベルド君と言う男の子が居るんですけど、私達も忙しいのは知ってるんですけど全然構ってくれないんですよ」

ハル「なんで忙しいの?」
(何されるの!?)

テレス「ベル君は領主の仕事をしていて、忙しいらしいんですよ」

ハル「なるほど、それで?」

テレス「だからハルさんの弟子になって鍛えて貰って、ベル君に寂しくした罰に懲らしめてあげたいの」

ハル「みんなも?」

ミーファ「うん」
レミア「うん」

ベル《どうしよう?》

ピクシー《鍛えてあげてもいいんじゃないですか?自己防衛としても役立つでしょうから、そもそもマスターに当たってもダメージ無いんですからいいじゃないですか》

ベル《まぁそうだね、領地の方は分身でも作ってやってもらおうかな?》

ピクシー《それがいいでしょうね》

ハル「そうなのね、分かったわ。ベル君のことは知ってるから傷付けるのは辞めておきたいけど理由があるならいいよ」

テレス「ベル君のこと知ってるんですね」

ハル「一応ね?あと1週間もしたらやることも終わるらしいからそれまでにどのくらい強くなりたい?」

テレス「ベル君は強いからちょっとでも傷付けれるくらいになりたい」

ハル「皆もそれでいい?」

ミーファ「うん」
レミア「いいよ」

ハル「じゃあ上の方は難しいから超級位まで使えるようにしようか」

テレス「超級!?私達まだ中級までしか出来ませんよ?」

ハル「そこは大丈夫、私が教えるんだもん、使えるようにしてあげるよ」

テレス「ちなみにハルさんはどこまで使えるんですか?」

ハル「そりゃもちろん全部よ」

テレス達テレス ミーファ レミア「ぜ、全部!?」

ハル「うん、使えるよ?」

テレス「神級まで?」

ハル「まーね」

テレス「一体何者なんですか」

ミーファ「そうですよ」

レミア「うん、気になるね」

ハル「私は冒険者のハルよ」

テレス「聞いたらダメやつですか?」

ハル「まぁそうね、この辺の人はほとんど知らないからね……まぁいつか教えてあげるよ」

テレス「そうなんですか、いつか聴けるように楽しみにしてますね」

ハル「おっけー…いつから特訓始める?」

テレス「今日からでもいいですか?」

ハル「私はいいけど他の2人は?」

ミーファ「私は大丈夫ですよ」
レミア「私も」

ハル「じゃあ訓練所に行こうか」

テレス達「はい!」×3

訓練所に向かった

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コメント

  • ノベルバユーザー269983

    だめだ!なんか転生貴族と同じだから飽きてまう!

    0
  • ノベルバユーザー354375

    ねんどいし

    0
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