チート過ぎてチート(語彙力)な異世界転移
第22話 ベクト
 ベクトを手に入れたのはいいがこいつには謎が多いのでとりあえず話を聞くことにした。
 「ベクトはなんでこんな所にいるんだ?」
 「それがワイにもわからんねん。家でごっつい熱出してもうて寝とったはずやねんけどな。気づいたら刀になっとるわ壁にぶっ刺さっとるわ周りにはようわからん変な生き物おるわでパニックやってん。」
 (マナ、こういうことはありえるのか?)
 『本来ならばありえない存在でしょうね。魂というのはその世界の輪廻に従っていて別の世界に転生なんて有り得ません。ですが、この人の場合は例外で余程魂が強くこの世界に迷い込んだものと思われます。なぜ刀なのかは不明です。』
 (マナにすらわからないのか…)
 「家で寝てたってことはもともと人間なんだな。てか名前は?勝手にベクトって呼んでるけどいいのか?そもそもなんで関西弁なんだよ。それ俺が前に住んでた世界の方弁なんだけど。」
 「わいはもともと大阪に住んでた「刀夜」っていう大学生やってん。ベクトはかなり気に入っとるからそのままでええで。それより前の世界っちゅうことはここってもしかして異世界かなんかか?どうゆうことや?」
 「それは…」
 俺はこの世界に来たことから今までのことを話した。
 「そうゆうことやったんか。っちゅうことはわいは多分「転生」したってことやな…。まぁなってもうたもんはしゃあないしな!これから頼むで相棒!」
 「おう!よろしくな!」
 とりあえず話も聞いたことだし。
 「ベクトの能力を試してみてもいいか?」
 「ええで!かなり特殊みたいやけどな!」
 ということなのでまずは〈吸収〉から試してみる。
 「ベクト、この素材を吸収できるか?」
 そう言って俺は究極鉱石を出した。
 「ようわからんけど…〈吸収〉!」
 ベクトがそう言うと究極鉱石はベクトに吸い込まれていった。
 「おぉぉ!なんか力湧いてきたで!」
 俺はベクトを鑑定してみた。
霊魂刀・究極
【レア度】超越級
【付与スキル】
吸収、進化、武器変形、絶斬、全属性魔法、不壊、所有者限定(大樹)
 霊魂が込められた刀。込められる魂は異質な存在とされ自我がある。
 見た目は全部真っ黒から刀身の反りは浅く、波紋の部分が赤くなり柄の部分も赤色に染まったのでめっちゃ禍々しい厨二病デザインになった。
絶斬:どんなものでも斬ることができる。
全魔法:全ての魔法を発動できる。
不壊:どんな攻撃をくらっても壊れない
所有者限定:登録した所有者以外が装備しようとするとその者は死ぬ。
 「チート過ぎるだろおい!」
 「ええ事やないか!」
 「はぁ…最初に与えた素材が間違ってたかな…」
 「そんな細かいことは気にせんとき!〈進化〉はまだできひんから…〈武器変形〉!」
 ベクトはテンション上がってんのか勝手に自分の能力を試しだした。そして、〈武器変形〉と言った後に剣、刀、槍、棒、斧、弓、杖、槌、鎌になった。さらには双剣、二刀、銃、双銃にまで変形したのでさすがに驚いた。
 「ベクトってそんなに変形できるのか!?」
 「凄いやろ!これがわいの本気や!」
 「さすがに驚いた…じゃあそろそろ《深淵の神々》を攻略するか」
 一通りの能力を確認し終えたので俺達は本格的にダンジョン攻略をし始めた。
 「ベクトはなんでこんな所にいるんだ?」
 「それがワイにもわからんねん。家でごっつい熱出してもうて寝とったはずやねんけどな。気づいたら刀になっとるわ壁にぶっ刺さっとるわ周りにはようわからん変な生き物おるわでパニックやってん。」
 (マナ、こういうことはありえるのか?)
 『本来ならばありえない存在でしょうね。魂というのはその世界の輪廻に従っていて別の世界に転生なんて有り得ません。ですが、この人の場合は例外で余程魂が強くこの世界に迷い込んだものと思われます。なぜ刀なのかは不明です。』
 (マナにすらわからないのか…)
 「家で寝てたってことはもともと人間なんだな。てか名前は?勝手にベクトって呼んでるけどいいのか?そもそもなんで関西弁なんだよ。それ俺が前に住んでた世界の方弁なんだけど。」
 「わいはもともと大阪に住んでた「刀夜」っていう大学生やってん。ベクトはかなり気に入っとるからそのままでええで。それより前の世界っちゅうことはここってもしかして異世界かなんかか?どうゆうことや?」
 「それは…」
 俺はこの世界に来たことから今までのことを話した。
 「そうゆうことやったんか。っちゅうことはわいは多分「転生」したってことやな…。まぁなってもうたもんはしゃあないしな!これから頼むで相棒!」
 「おう!よろしくな!」
 とりあえず話も聞いたことだし。
 「ベクトの能力を試してみてもいいか?」
 「ええで!かなり特殊みたいやけどな!」
 ということなのでまずは〈吸収〉から試してみる。
 「ベクト、この素材を吸収できるか?」
 そう言って俺は究極鉱石を出した。
 「ようわからんけど…〈吸収〉!」
 ベクトがそう言うと究極鉱石はベクトに吸い込まれていった。
 「おぉぉ!なんか力湧いてきたで!」
 俺はベクトを鑑定してみた。
霊魂刀・究極
【レア度】超越級
【付与スキル】
吸収、進化、武器変形、絶斬、全属性魔法、不壊、所有者限定(大樹)
 霊魂が込められた刀。込められる魂は異質な存在とされ自我がある。
 見た目は全部真っ黒から刀身の反りは浅く、波紋の部分が赤くなり柄の部分も赤色に染まったのでめっちゃ禍々しい厨二病デザインになった。
絶斬:どんなものでも斬ることができる。
全魔法:全ての魔法を発動できる。
不壊:どんな攻撃をくらっても壊れない
所有者限定:登録した所有者以外が装備しようとするとその者は死ぬ。
 「チート過ぎるだろおい!」
 「ええ事やないか!」
 「はぁ…最初に与えた素材が間違ってたかな…」
 「そんな細かいことは気にせんとき!〈進化〉はまだできひんから…〈武器変形〉!」
 ベクトはテンション上がってんのか勝手に自分の能力を試しだした。そして、〈武器変形〉と言った後に剣、刀、槍、棒、斧、弓、杖、槌、鎌になった。さらには双剣、二刀、銃、双銃にまで変形したのでさすがに驚いた。
 「ベクトってそんなに変形できるのか!?」
 「凄いやろ!これがわいの本気や!」
 「さすがに驚いた…じゃあそろそろ《深淵の神々》を攻略するか」
 一通りの能力を確認し終えたので俺達は本格的にダンジョン攻略をし始めた。
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