チート過ぎてチート(語彙力)な異世界転移

樹(いつき)

第6話 王女様とこれから

 そこには綺麗なドレスを着た美少女がいた。

 「私はこの国の王女であるアイリス・セオドリス・ライグです。よろしくお願いします。」

 そう言って花の咲くような笑顔を向けた。

 「うぉおおお!めっちゃ美人!」

 「超可愛い!」

 周りの男子が騒ぎ出す。

「ふふっ、ありがとうございます。これからのことについて話させていただきますね。まず皆さんには明日から訓練を受けていただきます。午前に武術、午後には魔法の訓練です。皆様には我が王国の騎士団長と魔法師団長に訓練について頂きますので必ず力は身につくでしょう。そして実力がついたらダンジョンに行ってもらいレベルを上げてもらいます。そして魔王の討伐に赴いて頂きます。とりあえず今日のところはそれぞれ部屋を用意しておりますのでそちらでお休み下さい。」

 (こりゃあホントにゲームのチュートリアルだな…)
 
 「明日からの訓練頑張ろうね!大樹!」

 「おう!頑張ろうな!」

 「頑張ろ〜」

 そして勇者達がそれぞれ部屋に戻った頃。城の会議室ではある話が持ち上がっていた…

 「…1人全く役に立たない奴が居たな」

 「いかが致しましょうか…」

 「ここにいても邪魔にしかならん。ダンジョンで事故を装って消せ。」

 「承知しました…」

 「これで我が国は世界を統べるのだ…」

 「将来も安泰ですな…」

 黒い笑みを浮かべたもの達の会議はまだ続くのであった…



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コメント

  • 澤丸

    腹黒只今\( ̄^ ̄)/参上!!

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