神王のスローライフまで
第3章第7話 王都に向け
何とか気分が回復しました。
それでは、どうぞ!
「さて、昨日考えてもらったが他の人達は参加するのだろうか?」
と、昨日話した人物が出てきた。
その威圧感やめてあげろよ。
「昨日話した結果、私達学代の二人と他数名です。」
「おおっ!そうか。ちなみに人数は?」
「5人です。男子が3人、女子が2人です。」
ふーん、以外にも少ないな。
俺は、もうちょっといると思ったんだけどな。
クラスでは、もう勇敢な奴がいないということか。まあ、無理もないか。いきなり魔王討伐とか、どんな急展開なんだよって話だな。
ちなみに、オタクっぽい奴は参加してなった。
「その5人の協力に感謝する。」
ほっ。
えっ?クラスメイトそんな簡単にほっ懲りした顔見せたらダメだろ。
「それでは、立候補した者達は私についてきてほしい。」
うわー、何処につれてかれるんだろう?
「ここに入ってください。」
と、言われ。入った場所には、今回出陣する兵士達がズラリと並んでいた。
しかも、列は俺達人数ぶんに並んでいる。
「これは?」
「1人の勇者様に付く護衛です。」
マジか!
よく、俺達人数ぶん×何人かの兵士が集めれたな。
「勇者様には1人800人の護衛がつきます。総勢、10613人となります。」
ん?13人って、リルとラルも入ってるのかな。
というか200人余るのはリルの護衛だろうな。
「この総勢で今日の夜には出発してもらいます。なるべく早く付くように全員が、騎馬に乗って行きます。勇者様方は場所に乗っていただきます。」
ほへー。
もう準備が終わってそうだな。
これは、伝令からも酷い状況だと伝えられているからか、いつまでも魔王に王都を占領されるのは各国にたいしてのプライドの原因なのかはわからないが。
「今日の夜に出発ということは日が沈んでからすぐにですか?」
「そうなります。それまでに準備を終わられておいてください。それでは、私はこれで失礼します。」
「ああー、今日出発か。早いな。まあ、王都が酷いかもしれないからな。」
「そうだね。もう王都には人がいないかな。それと、...... 向こうに行っても大丈夫かなぁ?」
華楓がとても心配そうだ。
俺は、そっと華楓の手をつかんだ。
「大丈夫。」
それ以外に話す必要はない。
華楓なら、自分が何を言いたいのかがわかるから。
「そうですよ。華楓ちゃんなら、大丈夫ですよ。」
そういって、リルは華楓に優しく微笑む
明日には、ここを出発する。そして、王都に近づいたらずくに戦闘が始まる。
俺達のはじめての魔王討伐。
絶対に成功させるぞ!
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