異世界を楽しみたい転生者
第14話少年期[4]失敗ってレベルじゃないだろ
「よ~し、いくぜ~!」
あ~嫌な予感しかしない俺はおかしいのだろうか。
急に爆発でもされたらシャレにならなさそうだから俺は自分とリルとマーレンとスレンに魔力の結界で覆っておいた。
まぁ、かっこつけようとして失敗するのがおちだろう。
どのように失敗するとまではわからないけどな。
「我が手に集いし火球よ、敵を撃て。ファイヤーボール!」
無駄にかっこつけてポーズをとりながらファイヤーボールを撃ったがあまりにも魔力が集まっていないこれじゃぁファイヤーボールを撃つ魔力が足りないんじゃないかと思っていたら・・・
ぷ~~~
なんとオナラがでた。
「ぷ、あは、あはは、あははははははははは! ゴーラン、あなた火球が出るんじゃなくてオナラがでるなんて、ぷ、ふふふふ。魔法の才能はなさそうだけど笑いの才能ならあるんじゃないかしら」
「ぶっ、な、あははは!」
マーレンの的確なツッコミについ俺も笑ってしまった。
いや、あれは誰でも笑ってしまうだろ。
ファイヤーボールを撃とうとしたら屁が出るなんて。
よく見るとリルとスレンもゴーランにばれないように顔を隠しながら笑っている。
「な、たまたまだ! たまたま! 偶然失敗しただけだ!」
まぁ、やっぱり怒ってしまうだろうな。
「たまたまでオナラが出たりなんてしないわよゴーラン。素直に自分には魔法の才能がないって認めなさい」
「なんだと! お、俺は魔力量は40に魔力はは30あるんだぞ!」
・・・・・・うん。普通の子ならそこそこかもしれないけど俺からすればそんな自慢することかって感じだな。
というか、それだけ魔力量と魔力があればあんな失敗の仕方なんてしないと思うんだけどな。
あれは魔法を使うのが苦手とか魔力操作が下手とかそういうレベルじゃないはずだ。
てことは・・・
「ゴーラン、本当は魔力量と魔力どっちも十以下なんじゃないのか」
そう言った瞬間俺はちょっとやってしまったなと思った。
外見が子供に戻ったついでに心も子供に戻ってしまったのかもしれない。
今完全に言った後どうなるかだいたい予想はできていたはずなのにな。
ほら・・・・・・
ゴーランは自分の嘘がばれたことと多分先程あんなにかっこつけてたのに失敗してしまったことで、顔がそんなに赤くなって大丈夫かと心配してしまうほど赤くなっていた。
「だ、大丈夫だよゴーラン君。これから練習すればきっと上手くなれるよ」
そう言ってリルが慰めていた。
それくらいしか言えることないよな。
「そうか、・・・そうだよな! 練習すれば上手くなれるよな!」
「う、うん。きっとそうだよ」
「やっぱリルは優しいな~。それに比べてマーレンは・・・」
「なによ! 本当のことを言ったまでじゃない!」
「だからそこらへんが人の気持ち考えられてないところだろ!」
「なんですって!」
あ~~あ。また喧嘩が始まっちゃったよ。
ゴーラン。言ってることは悪くないとは思うけど。今この状況でそんなセリフを言ってもダサいだけだぞ。てかかっこ悪すぎるぞ。
「よし、次はあたしの番ね!」
マーレンは・・・とくに問題はないと思うけど。
「我が手に集いし火球よ、敵を撃て。ファイヤーボール!」
マーレンの手にはそこそこ大きな火球が出来た。バレーボールより少し小さいくらいかな。
火球をそこらへんにあった岩にめがけて放った。
火球は一直線に飛んでいくかと思ったが。途中でそれてしまい地面にぶつかってしまった。
「む、失敗してしまったわね」
「へ、なんだ。マーレンも俺と一緒で失敗したじゃないか!」
「あなたオナラと一緒にしないでちょうだい! といかあなたのは失敗とも呼べないレベルの悪さじゃない」
「ぐはっ!」
マーレンの辛辣な言葉がゴーランに大ダメージを与えた!
そんな言葉が頭のなかに浮かんだ。
「よし、次は僕の番だね」
スレンか・・・なにか見してくれそうだな。
あ~嫌な予感しかしない俺はおかしいのだろうか。
急に爆発でもされたらシャレにならなさそうだから俺は自分とリルとマーレンとスレンに魔力の結界で覆っておいた。
まぁ、かっこつけようとして失敗するのがおちだろう。
どのように失敗するとまではわからないけどな。
「我が手に集いし火球よ、敵を撃て。ファイヤーボール!」
無駄にかっこつけてポーズをとりながらファイヤーボールを撃ったがあまりにも魔力が集まっていないこれじゃぁファイヤーボールを撃つ魔力が足りないんじゃないかと思っていたら・・・
ぷ~~~
なんとオナラがでた。
「ぷ、あは、あはは、あははははははははは! ゴーラン、あなた火球が出るんじゃなくてオナラがでるなんて、ぷ、ふふふふ。魔法の才能はなさそうだけど笑いの才能ならあるんじゃないかしら」
「ぶっ、な、あははは!」
マーレンの的確なツッコミについ俺も笑ってしまった。
いや、あれは誰でも笑ってしまうだろ。
ファイヤーボールを撃とうとしたら屁が出るなんて。
よく見るとリルとスレンもゴーランにばれないように顔を隠しながら笑っている。
「な、たまたまだ! たまたま! 偶然失敗しただけだ!」
まぁ、やっぱり怒ってしまうだろうな。
「たまたまでオナラが出たりなんてしないわよゴーラン。素直に自分には魔法の才能がないって認めなさい」
「なんだと! お、俺は魔力量は40に魔力はは30あるんだぞ!」
・・・・・・うん。普通の子ならそこそこかもしれないけど俺からすればそんな自慢することかって感じだな。
というか、それだけ魔力量と魔力があればあんな失敗の仕方なんてしないと思うんだけどな。
あれは魔法を使うのが苦手とか魔力操作が下手とかそういうレベルじゃないはずだ。
てことは・・・
「ゴーラン、本当は魔力量と魔力どっちも十以下なんじゃないのか」
そう言った瞬間俺はちょっとやってしまったなと思った。
外見が子供に戻ったついでに心も子供に戻ってしまったのかもしれない。
今完全に言った後どうなるかだいたい予想はできていたはずなのにな。
ほら・・・・・・
ゴーランは自分の嘘がばれたことと多分先程あんなにかっこつけてたのに失敗してしまったことで、顔がそんなに赤くなって大丈夫かと心配してしまうほど赤くなっていた。
「だ、大丈夫だよゴーラン君。これから練習すればきっと上手くなれるよ」
そう言ってリルが慰めていた。
それくらいしか言えることないよな。
「そうか、・・・そうだよな! 練習すれば上手くなれるよな!」
「う、うん。きっとそうだよ」
「やっぱリルは優しいな~。それに比べてマーレンは・・・」
「なによ! 本当のことを言ったまでじゃない!」
「だからそこらへんが人の気持ち考えられてないところだろ!」
「なんですって!」
あ~~あ。また喧嘩が始まっちゃったよ。
ゴーラン。言ってることは悪くないとは思うけど。今この状況でそんなセリフを言ってもダサいだけだぞ。てかかっこ悪すぎるぞ。
「よし、次はあたしの番ね!」
マーレンは・・・とくに問題はないと思うけど。
「我が手に集いし火球よ、敵を撃て。ファイヤーボール!」
マーレンの手にはそこそこ大きな火球が出来た。バレーボールより少し小さいくらいかな。
火球をそこらへんにあった岩にめがけて放った。
火球は一直線に飛んでいくかと思ったが。途中でそれてしまい地面にぶつかってしまった。
「む、失敗してしまったわね」
「へ、なんだ。マーレンも俺と一緒で失敗したじゃないか!」
「あなたオナラと一緒にしないでちょうだい! といかあなたのは失敗とも呼べないレベルの悪さじゃない」
「ぐはっ!」
マーレンの辛辣な言葉がゴーランに大ダメージを与えた!
そんな言葉が頭のなかに浮かんだ。
「よし、次は僕の番だね」
スレンか・・・なにか見してくれそうだな。
「ファンタジー」の人気作品
書籍化作品
-
-
4
-
-
55
-
-
29
-
-
310
-
-
37
-
-
3
-
-
141
-
-
157
-
-
75
コメント