閃光のクローバー

ちのp

仲間達4

「じゃあ改めて自己紹介だね。睦月。莉里。」

俺は興味津々で菅原を見る。隣で莉里が、あたしの時もそれくらい興味持ちなさいよね!とか言ってくる。だが、今はそんな事どうでもいい。

「僕の名前は菅原優也。知ってると思うけどねNo.13だ。能力は「指揮官」具体的な能力はまだ分からないけどね。」

「成る程、指揮官か。お前向きの能力だな。」

 と、俺は菅原に言った。

「そうかな?僕はもう少し強そうな能力が良かったんだけどね。」

「そうなの?」

「もちろんだよ。誰だって能力は強くてかっこ良くて派手な方がいいだろ?」

「お前もそんなこと思うんだな....。」

「そりゃそうだよ。僕だってまだ高校3年だしね。」

なんと。てっきり大学生かと。と俺は心の中で思うと、

「他の人はどうしたんだ?」

と聞く。

「みんながいるのは奥の部屋だよ。」

「そうなのか?」

じゃあ、奥の部屋行こうぜ!と言う俺の提案に

「ちょっと待ちなさいよ!アンタの能力まだ聞いてないわよ!」

「ああ。すまんすまん。俺は神明睦月。No.1だ。能力はよく分からない。」

というと、莉里が

「能力が分からないって....難しい漢字でもあったの?」と莉里がニヤニヤしながら俺に聞いてくる。

「ちげーよ!能力がかいてないだけなんだってば!」

と、俺と莉里で言い争っていると、奥の部屋から、「菅原くん、莉里さん、いるの....?」と声が聞こえてきた。



「閃光のクローバー」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「現代アクション」の人気作品

コメント

コメントを書く