ナイツオブソードオンライン
第78話空中遺跡調査IV
私は、何日も待った
けれども、帰って来ることは無かった
そんな日々を、痛感させる出来事が起きる。
ある黒い兵士姿の人物が、この地下の世界へと入ってきた。
そして、ある文章を書いた紙を開き天使種が集まる場所でその兵士は告げた
『この地も、我々が独占する。反逆するならば容赦なく殺す』っとーーー
これは、明らかな先制布告を言っているようなものだった。
生き残りの天使種は、力を合わせて兵士を追い返す乱闘が毎日のように行われた。
まだ私は、幼く...逃げ隠れが精一杯だった、生き延びることを貫いた
そんな日々が、百年続き...どちらも兵力が尽きた頃ーーー
ベルガモットが天使種に組むっと申し出があった。何故ならば、彼もジャッチマスターに敗れた一人だった。
私達からすれば非常にありがたかった
そして、敵対であった地獄の支配者の魔王サタンが加わり...戦力はジャッチマスター率いる兵力を上回る力をつけた。
そして、数十年で表世界を奪還に成功
生き残った天使種は、種族を四つの領土に分けて作り出した。
これでしばらく安泰...っと誰もが思ったーーーー
その数年後、地下の世界でジャッチマスターは帝国を築き上げてしまう。
そして、兵力も更に強さを増した
ベルガモットは、単独で乗り込み...それっきり帰って来なかった。
その数日後、魔王サタンも...巨大な剣を地に突き刺しその姿を消したのだ
天使種は身の危機を抱き始たが、時は既に遅く...半数近く殺された。
中には、堕天使に陥り...敵味方関係なく殺し始めたりっと混乱が果てしなく続き...気づけば私一人ぼっちだった。
これだけ悲しいことは無かった
それがやがて怒りに変わり...私はついに兵士を殺めてしまう。
それが日に日にエスカレートし、気づけば次世代王子っと呼ばれていた。
だが私の目に映るのは《殺す》っと言う文字ばかりだ。
結果的に、私はーー帝国を滅ぼした
そして、王子は分身として作り出して
分離し、ジャッチマスターを封印。
流れ的に、私は...魔王サタンの突き刺した巨大な剣で生活をするようになっていた。
『ーーーこれが全てよ』
レクトは、少しだけ感じた部分を口にした
『...どこら辺からジャッチマスターはお前達と同じ存在と違うと思った?』
シャルネットは、首を左右に振りこう答えた
『最初からよ、存在すらしてない種が突然現れる部分は最初から間違っている。それに、あの猛者を仕留めるのは制限がある私達よりもスペックが高すぎるわ』
意味合い的に、NPC以上っと言う事だろう。イレギュラーにしても、明らかにおかしい、それに俺達のように話せる。それを考えれば...異質か。
何のために、NPCを殺す必要があったのか...聞きたいぐらいだ。
レクトは、シャルネットの顔を眺めながら優しく言う
『一人でよく耐えたもんだよ、それはもう賞賛に値するよ』
するとシャルネットは、目を丸めた
同時にダークネスは『めずらしい...』っと口からこぼす
そんな意外性あるのかよっと内心ツッコミをする。
さておき、通路が開いたわけだ...
先に進むか、否かで悩む
そろそろアイテム補充が恋しくなるこの探索したこの時間ーーー。
だが、あの道筋を空を飛ばすとなると...嫌気が差した。てゆうか、空中遺跡は約1000メールあると言われており、そこらの山と匹敵する。
そんな高い山から、地表に向かって滑落してみてください...キル免れない。
つまりだ、レクト的に...後ろには後戻りができないっと言う事だ。
色々絶叫系マシンに乗ったが、あれはダメだ...天と地が左右に揺れるし、それこそ鳥になった気分だっと口に出来てしまうほどだ。
結論から言おう、レクト君は...『絶叫系ダメな元ヒキニート』である。
ご理解頂けただろうか?
何故、空をあまり飛ばないのか...
そうまさに『飛行物落下って言う言葉わかる?』っと空を飛ぶPTにそうゆう眼差しを送る一人である。
だが、シャルネットはレクトの思考を見抜いていた。
それは、システムデータ化した思考がシャルネットに知らせるほどに。
笑わずに、フッとしたゆるい顔を浮かべてこう言う
『アイテム補充が必要ね?...私がデータベース情報を元に転売するよ』
だが、レクトは疑いの目をシャルネットに向けて言う
『本当か?』
シャルネットは、目線を細めて話す
『疑うって言う思考はおかしいわ。第一レクト、あんたの為なんだからね』
『おれ?』
『うん、だってレクト...飛行するの苦手なんでしょ?』
『うっ...な、なんでそれを...』
『レクトのギアに私のデータが保管されてるのよ?思考が分からないって話はないわよ...』
『シャルネット...思考が筒抜けって事はさ。ある意味、お前をどう見ているのか分かるんだよな?』
すると、シャルネットは嫌な顔付きで
『......私を食べる気でいるんでしょ?』っと避け澄んだ眼差しで言った。
いや、お前を食うくらいならアリスの方がマシだ。
とゆうか、興味は...ゼロなんだが...貧相な乳に興味は沸かないと同じ
ちょっとした、誤差をするシステムに呆れつつもあるが、取り敢えずシャルネットに転売を要求した。
シャルネットは『はいよ』っと答えて
辺りをキョロキョロして、黒塗りの石が置かれた謎の場所に向い手を置く。
中層部にも、上層部にも...一箇所だけ意味不明なこの様な石が置かれた部屋が存在する。
レクトも触れて、ポップアップして、名前表示を待ったが出てこなかった。謎の石っとしか思えなかったが、シャルネットの様なNPCに近い存在しか触れない秘石の様だ。
そして、数十秒後、シャルネットは後ろを振り返りこちらに向かって歩いて『終わったよ』っと言う。
レクトは、その事には触れずに...
シャルネットに転売する品を買いこみ
そして、再び...古びた門に足を向ける
『いくぞ』っと言う声に反応するように二人は頷く。
レクトは、門に向かって、一歩踏み出した瞬間ーーー足場が消えて、急降下する自分の身体に叫ぶ声も出なかった。
ーーーー
目を開けると、真っ暗な空間と落ちたであろう僅かな光の穴が照らす。
体を起こし、周りを見渡す...が何も見えないーーー
レクトはウィンドウを開きストレージから《たいまつ》をタップし、オブジェクト化する。
周りが火の明るみで、見え始める。
何も無いただの空間、ただそれだけが無情に広がっていたーーー。
なんだこの場所...?
右手にたいまつを持ち、その広がる空間を歩き出す。
辺りは、何もなく...ただ壁だけがある
そんな道筋を歩く事、数分ーー。
行き止まりを感じさせる壁、その先に
祭壇らしき物と不気味に光を放つ玉が添えられていた。
レクトは、首をかしげて...その玉を指で叩きポップアップさせ、浮いた名を読む
『アイテム名...壊れた封印玉か。成程、ジャッチマスターはこっから蘇ったんだな』
すると、背後から足音らしき音が鳴る
レクトは、肩にある剣の柄に手を掛ける。
だんだん近づく足音に、レクトは生唾を飲むーー。
そして、たいまつに火に照らされる
人物に軽くため息をついて肩にある剣の柄から手を降ろす。
髪の毛は短髪で黄緑色、服装は銃を持つに相応しいガンナープレート&ロングコートで若干へそチラ。
両手には、光線銃のM009型の初期武器。瞳は水色で澄んでいる眼差し。
そう、ほぼ人型に近い言われている種族だ。
とゆうか、見覚えがある顔である。
AFOのガンナー《セナ》に違いない
『はぁ...あんたは何処まで忘れてるのよ?』
『な、なんの話だ...?』
『とぼけないでよ、あたしがこの世界に来たら手伝うって約束したでしょ?』
『そうだっけ?』
『忘れたなら別にいいわよ。でも、あんたも大変ね...こんな場所に落ちるなんてね』
『確かにな、抜け道が無いしな。どうするか悩んでる』
『そっか、なら付いてきて』
『あぁ...』
レクトは、セナ後を付いていく
落ちた場所に戻り、ヒモみたいな青白く光る線が落ちた穴から通じる。
『行くわよ』っとセナは言った瞬間
レクトは何故か考えながら口にする
『なぁ、セナが先に登ったら...やばくないか?』
『なんでよ?』
『いや、ほら...お前スカートだろ...下から俺が見上げれば中が...な』
『......っ!?』
セナは、レクトの顔を平手で叩いた
そして、薄く赤くなる頬と咬み殺すような眼差しでこう言う
『あんた、同じこと2度言ったら...ただで置かないからね!』
理不尽極まりないっと思うレクトであった。
けれども、帰って来ることは無かった
そんな日々を、痛感させる出来事が起きる。
ある黒い兵士姿の人物が、この地下の世界へと入ってきた。
そして、ある文章を書いた紙を開き天使種が集まる場所でその兵士は告げた
『この地も、我々が独占する。反逆するならば容赦なく殺す』っとーーー
これは、明らかな先制布告を言っているようなものだった。
生き残りの天使種は、力を合わせて兵士を追い返す乱闘が毎日のように行われた。
まだ私は、幼く...逃げ隠れが精一杯だった、生き延びることを貫いた
そんな日々が、百年続き...どちらも兵力が尽きた頃ーーー
ベルガモットが天使種に組むっと申し出があった。何故ならば、彼もジャッチマスターに敗れた一人だった。
私達からすれば非常にありがたかった
そして、敵対であった地獄の支配者の魔王サタンが加わり...戦力はジャッチマスター率いる兵力を上回る力をつけた。
そして、数十年で表世界を奪還に成功
生き残った天使種は、種族を四つの領土に分けて作り出した。
これでしばらく安泰...っと誰もが思ったーーーー
その数年後、地下の世界でジャッチマスターは帝国を築き上げてしまう。
そして、兵力も更に強さを増した
ベルガモットは、単独で乗り込み...それっきり帰って来なかった。
その数日後、魔王サタンも...巨大な剣を地に突き刺しその姿を消したのだ
天使種は身の危機を抱き始たが、時は既に遅く...半数近く殺された。
中には、堕天使に陥り...敵味方関係なく殺し始めたりっと混乱が果てしなく続き...気づけば私一人ぼっちだった。
これだけ悲しいことは無かった
それがやがて怒りに変わり...私はついに兵士を殺めてしまう。
それが日に日にエスカレートし、気づけば次世代王子っと呼ばれていた。
だが私の目に映るのは《殺す》っと言う文字ばかりだ。
結果的に、私はーー帝国を滅ぼした
そして、王子は分身として作り出して
分離し、ジャッチマスターを封印。
流れ的に、私は...魔王サタンの突き刺した巨大な剣で生活をするようになっていた。
『ーーーこれが全てよ』
レクトは、少しだけ感じた部分を口にした
『...どこら辺からジャッチマスターはお前達と同じ存在と違うと思った?』
シャルネットは、首を左右に振りこう答えた
『最初からよ、存在すらしてない種が突然現れる部分は最初から間違っている。それに、あの猛者を仕留めるのは制限がある私達よりもスペックが高すぎるわ』
意味合い的に、NPC以上っと言う事だろう。イレギュラーにしても、明らかにおかしい、それに俺達のように話せる。それを考えれば...異質か。
何のために、NPCを殺す必要があったのか...聞きたいぐらいだ。
レクトは、シャルネットの顔を眺めながら優しく言う
『一人でよく耐えたもんだよ、それはもう賞賛に値するよ』
するとシャルネットは、目を丸めた
同時にダークネスは『めずらしい...』っと口からこぼす
そんな意外性あるのかよっと内心ツッコミをする。
さておき、通路が開いたわけだ...
先に進むか、否かで悩む
そろそろアイテム補充が恋しくなるこの探索したこの時間ーーー。
だが、あの道筋を空を飛ばすとなると...嫌気が差した。てゆうか、空中遺跡は約1000メールあると言われており、そこらの山と匹敵する。
そんな高い山から、地表に向かって滑落してみてください...キル免れない。
つまりだ、レクト的に...後ろには後戻りができないっと言う事だ。
色々絶叫系マシンに乗ったが、あれはダメだ...天と地が左右に揺れるし、それこそ鳥になった気分だっと口に出来てしまうほどだ。
結論から言おう、レクト君は...『絶叫系ダメな元ヒキニート』である。
ご理解頂けただろうか?
何故、空をあまり飛ばないのか...
そうまさに『飛行物落下って言う言葉わかる?』っと空を飛ぶPTにそうゆう眼差しを送る一人である。
だが、シャルネットはレクトの思考を見抜いていた。
それは、システムデータ化した思考がシャルネットに知らせるほどに。
笑わずに、フッとしたゆるい顔を浮かべてこう言う
『アイテム補充が必要ね?...私がデータベース情報を元に転売するよ』
だが、レクトは疑いの目をシャルネットに向けて言う
『本当か?』
シャルネットは、目線を細めて話す
『疑うって言う思考はおかしいわ。第一レクト、あんたの為なんだからね』
『おれ?』
『うん、だってレクト...飛行するの苦手なんでしょ?』
『うっ...な、なんでそれを...』
『レクトのギアに私のデータが保管されてるのよ?思考が分からないって話はないわよ...』
『シャルネット...思考が筒抜けって事はさ。ある意味、お前をどう見ているのか分かるんだよな?』
すると、シャルネットは嫌な顔付きで
『......私を食べる気でいるんでしょ?』っと避け澄んだ眼差しで言った。
いや、お前を食うくらいならアリスの方がマシだ。
とゆうか、興味は...ゼロなんだが...貧相な乳に興味は沸かないと同じ
ちょっとした、誤差をするシステムに呆れつつもあるが、取り敢えずシャルネットに転売を要求した。
シャルネットは『はいよ』っと答えて
辺りをキョロキョロして、黒塗りの石が置かれた謎の場所に向い手を置く。
中層部にも、上層部にも...一箇所だけ意味不明なこの様な石が置かれた部屋が存在する。
レクトも触れて、ポップアップして、名前表示を待ったが出てこなかった。謎の石っとしか思えなかったが、シャルネットの様なNPCに近い存在しか触れない秘石の様だ。
そして、数十秒後、シャルネットは後ろを振り返りこちらに向かって歩いて『終わったよ』っと言う。
レクトは、その事には触れずに...
シャルネットに転売する品を買いこみ
そして、再び...古びた門に足を向ける
『いくぞ』っと言う声に反応するように二人は頷く。
レクトは、門に向かって、一歩踏み出した瞬間ーーー足場が消えて、急降下する自分の身体に叫ぶ声も出なかった。
ーーーー
目を開けると、真っ暗な空間と落ちたであろう僅かな光の穴が照らす。
体を起こし、周りを見渡す...が何も見えないーーー
レクトはウィンドウを開きストレージから《たいまつ》をタップし、オブジェクト化する。
周りが火の明るみで、見え始める。
何も無いただの空間、ただそれだけが無情に広がっていたーーー。
なんだこの場所...?
右手にたいまつを持ち、その広がる空間を歩き出す。
辺りは、何もなく...ただ壁だけがある
そんな道筋を歩く事、数分ーー。
行き止まりを感じさせる壁、その先に
祭壇らしき物と不気味に光を放つ玉が添えられていた。
レクトは、首をかしげて...その玉を指で叩きポップアップさせ、浮いた名を読む
『アイテム名...壊れた封印玉か。成程、ジャッチマスターはこっから蘇ったんだな』
すると、背後から足音らしき音が鳴る
レクトは、肩にある剣の柄に手を掛ける。
だんだん近づく足音に、レクトは生唾を飲むーー。
そして、たいまつに火に照らされる
人物に軽くため息をついて肩にある剣の柄から手を降ろす。
髪の毛は短髪で黄緑色、服装は銃を持つに相応しいガンナープレート&ロングコートで若干へそチラ。
両手には、光線銃のM009型の初期武器。瞳は水色で澄んでいる眼差し。
そう、ほぼ人型に近い言われている種族だ。
とゆうか、見覚えがある顔である。
AFOのガンナー《セナ》に違いない
『はぁ...あんたは何処まで忘れてるのよ?』
『な、なんの話だ...?』
『とぼけないでよ、あたしがこの世界に来たら手伝うって約束したでしょ?』
『そうだっけ?』
『忘れたなら別にいいわよ。でも、あんたも大変ね...こんな場所に落ちるなんてね』
『確かにな、抜け道が無いしな。どうするか悩んでる』
『そっか、なら付いてきて』
『あぁ...』
レクトは、セナ後を付いていく
落ちた場所に戻り、ヒモみたいな青白く光る線が落ちた穴から通じる。
『行くわよ』っとセナは言った瞬間
レクトは何故か考えながら口にする
『なぁ、セナが先に登ったら...やばくないか?』
『なんでよ?』
『いや、ほら...お前スカートだろ...下から俺が見上げれば中が...な』
『......っ!?』
セナは、レクトの顔を平手で叩いた
そして、薄く赤くなる頬と咬み殺すような眼差しでこう言う
『あんた、同じこと2度言ったら...ただで置かないからね!』
理不尽極まりないっと思うレクトであった。
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