ナイツオブソードオンライン
第19話 許された力
『貴様...なぜ立ち上がれた...?』
『......』
『問に答える気がないか...よかろう。ならもう一度、僕の手で破壊するまでだぁぁぁぁぁぁぁ!!』
国枝茂は、レクトに向かって剣を振り落としたーー
レクトの頭上に刃が落ちかけた時だった
ブロックノズルが握る剣からぶれる様に、横に線が一本...
これは...?バグ...なのか...?っと思っていた瞬間...
数え切れない位のブロックノズルが現れたそれを見て驚き、国枝茂は慌ててレクトの頭上から剣を離した
『貴様...今のは一体...何だ?』って話してるうちにレクトは腕を何も無い空間に伸ばした
するとその場所に集まる光のつぶが現れて一本の黒い剣を作り上げて手に取り握る
この時、それを見て国枝茂は不審に思う
特殊なアカウント以外はそんな権限はこのゲームには存在しない
ましてや武器を作り動作自体をずらす...チートに近いがそれとも又違うーー
この一瞬で何をしたんだ...?
レクトは、黒い剣を頭上から斜めしたに向けて振り抜いた
風圧だけが通り抜けた...
『たいしたもんだ...僕のデータを上回る。やはり君を見込んだだけはあるが...頭が高いな』
国枝茂はウィンドウを開きコマンドを入力して確定ボタンを押した
するとレクトの周りに薄い円盤のような物が現れれた
『君のデータはまた無効にさせてもらう。神以上の存在なんて僕が認める理由が無い!』
するとレクトに巻きついていた黒い帯がそれに反応して打ち壊した
ガラスが砕け散る効果音が鳴り響くなか...彼はまた一本国枝茂へと歩き始めた
『ば、馬鹿なぁぁぁぁぁぁぁ!?破壊するだと!?普通のアカウントには有りもしないデータ除去モーションを破壊だと!?ふ、ふざけるなこれだと...GMクラスの権限だぞ...?神に向かってGMが刃向かうってのか?ふ、ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁーー!!』
GM...ゲームマスターの略
MMORPG等のジャルでよく目にするゲーム用語。主にトラブルやハラメントなどを解決するための運営が使うアカウントの事
つまりこの地点でレクトはーー
対等の力を持つ事になる
故に、国枝茂が使う非規律なシステムコマンドは全て彼には効かない
国枝茂は、レクトの体を貫き勝ち誇った眼差しでレクトを見下して叫んでいた
『ギャハハハハーー!!所詮GMは、神の僕になんて勝てないんだよ!アッハハハハーー!!』
そしてレクトは、強く念じていた思いが更に加速するーー
勝って終わらせるんだーー!!
『ん?まだ動けーー!?』
レクトは、国枝茂の腕をつかみ口をやや上に上げた
それと同時に、国枝茂自体の体から光の粒が現れて握る剣から消え始めていく
『き、消える...?まさか...僕のアカウントを削除してるのか...?!』
国枝茂は、レクトの握る手を離そうともがき始める
『くそっ!離せ貴様ぁぁぁぁぁぁぁ!僕は、僕はこんな場所でくたばる訳には...行かないんだぁぁぁぁぁぁぁーー!!』
レクトは、無譲渡した顔で虚ろ目いた眼差しで右手にある黒い剣を国枝茂に真っ二つに振り落とした
『ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁーー!?し、視界が半分にぃぃぃぃぃーーー』
そして更に垂直に分かれた半身を切り裂いた
四つに分かれた体が地面に転がり落ちる
『この...無常野郎どうやって権限を手に入れたチート野郎...』
そのまま、無残に切り裂いたレクト...最後の言葉なんて耳に入る余地すらなかった
そのままレクト先に進み出した
『......』
気が付くと、俺は第五十層の宿屋の入口に立っていた
なんでか分からないが、ふと思うとすれば...
何で生きていた...?
あの時、データを消されて全て半減にされた後...刺されて減っていくゲージを見てそれから...俺は必死に何かを叫んだ...気がする
レクトは、記憶が曖昧だった
何にが起きたのかさえ知らない
ただ、国枝茂は...撃破されたがまだゲームは終わってない...
詰まり、本体じゃないって事か?
ログアウトボタンすら...まだない
すると通知が届きウィンドウを開き書かれていた文を見て驚く
『  攻略組の情報集めアギト
夜分に済まない、さっき第十層エリアが突然転移が出来なくなるバグが起きた...それとレクト今お前どこにいるんだ?
メールが送れるって所だと...生きてるに違いないんだな?
knockoutって書かれていたからビビった。
あ、それより大変だ...15階層より下に行けなくなるし、15階層から上に行けないしユーザーが何人か消えたしさいったどうしたんだよ...NPCが居るなら頼りたいくらいだ。それは置いとき、居たか?探し人      アギトより                  』
っとかなりの長文で書かれてきた
とりあえず今知ってる情報を教えて共有してもらうか...
それよりだ探し人...?
あれ...?誰だっけ...?
何か大事な気がするんだけど...何で思い出せないんだ?
ウィンドウを開き思い当たらないがフレンド一覧を見てみた
そこに書かれていた三名の内の二名のフレンド名と...ログアウトっと記載されていた字を見てーー
思わず指で触れてみたが...該当するユーザが存在しませんと表示された
レクトは、歯を食いしばり手を握りしめた
そして、胸が何故か締め付けられた感じがした...いや、何で涙が溢れているのかすら分からないが...悲しい
何かをえぐり取られたようなそんな...痛い感じだ
どうしてかすら分からない...ただ泣く以外何も出来なかった
          
『......』
『問に答える気がないか...よかろう。ならもう一度、僕の手で破壊するまでだぁぁぁぁぁぁぁ!!』
国枝茂は、レクトに向かって剣を振り落としたーー
レクトの頭上に刃が落ちかけた時だった
ブロックノズルが握る剣からぶれる様に、横に線が一本...
これは...?バグ...なのか...?っと思っていた瞬間...
数え切れない位のブロックノズルが現れたそれを見て驚き、国枝茂は慌ててレクトの頭上から剣を離した
『貴様...今のは一体...何だ?』って話してるうちにレクトは腕を何も無い空間に伸ばした
するとその場所に集まる光のつぶが現れて一本の黒い剣を作り上げて手に取り握る
この時、それを見て国枝茂は不審に思う
特殊なアカウント以外はそんな権限はこのゲームには存在しない
ましてや武器を作り動作自体をずらす...チートに近いがそれとも又違うーー
この一瞬で何をしたんだ...?
レクトは、黒い剣を頭上から斜めしたに向けて振り抜いた
風圧だけが通り抜けた...
『たいしたもんだ...僕のデータを上回る。やはり君を見込んだだけはあるが...頭が高いな』
国枝茂はウィンドウを開きコマンドを入力して確定ボタンを押した
するとレクトの周りに薄い円盤のような物が現れれた
『君のデータはまた無効にさせてもらう。神以上の存在なんて僕が認める理由が無い!』
するとレクトに巻きついていた黒い帯がそれに反応して打ち壊した
ガラスが砕け散る効果音が鳴り響くなか...彼はまた一本国枝茂へと歩き始めた
『ば、馬鹿なぁぁぁぁぁぁぁ!?破壊するだと!?普通のアカウントには有りもしないデータ除去モーションを破壊だと!?ふ、ふざけるなこれだと...GMクラスの権限だぞ...?神に向かってGMが刃向かうってのか?ふ、ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁーー!!』
GM...ゲームマスターの略
MMORPG等のジャルでよく目にするゲーム用語。主にトラブルやハラメントなどを解決するための運営が使うアカウントの事
つまりこの地点でレクトはーー
対等の力を持つ事になる
故に、国枝茂が使う非規律なシステムコマンドは全て彼には効かない
国枝茂は、レクトの体を貫き勝ち誇った眼差しでレクトを見下して叫んでいた
『ギャハハハハーー!!所詮GMは、神の僕になんて勝てないんだよ!アッハハハハーー!!』
そしてレクトは、強く念じていた思いが更に加速するーー
勝って終わらせるんだーー!!
『ん?まだ動けーー!?』
レクトは、国枝茂の腕をつかみ口をやや上に上げた
それと同時に、国枝茂自体の体から光の粒が現れて握る剣から消え始めていく
『き、消える...?まさか...僕のアカウントを削除してるのか...?!』
国枝茂は、レクトの握る手を離そうともがき始める
『くそっ!離せ貴様ぁぁぁぁぁぁぁ!僕は、僕はこんな場所でくたばる訳には...行かないんだぁぁぁぁぁぁぁーー!!』
レクトは、無譲渡した顔で虚ろ目いた眼差しで右手にある黒い剣を国枝茂に真っ二つに振り落とした
『ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁーー!?し、視界が半分にぃぃぃぃぃーーー』
そして更に垂直に分かれた半身を切り裂いた
四つに分かれた体が地面に転がり落ちる
『この...無常野郎どうやって権限を手に入れたチート野郎...』
そのまま、無残に切り裂いたレクト...最後の言葉なんて耳に入る余地すらなかった
そのままレクト先に進み出した
『......』
気が付くと、俺は第五十層の宿屋の入口に立っていた
なんでか分からないが、ふと思うとすれば...
何で生きていた...?
あの時、データを消されて全て半減にされた後...刺されて減っていくゲージを見てそれから...俺は必死に何かを叫んだ...気がする
レクトは、記憶が曖昧だった
何にが起きたのかさえ知らない
ただ、国枝茂は...撃破されたがまだゲームは終わってない...
詰まり、本体じゃないって事か?
ログアウトボタンすら...まだない
すると通知が届きウィンドウを開き書かれていた文を見て驚く
『  攻略組の情報集めアギト
夜分に済まない、さっき第十層エリアが突然転移が出来なくなるバグが起きた...それとレクト今お前どこにいるんだ?
メールが送れるって所だと...生きてるに違いないんだな?
knockoutって書かれていたからビビった。
あ、それより大変だ...15階層より下に行けなくなるし、15階層から上に行けないしユーザーが何人か消えたしさいったどうしたんだよ...NPCが居るなら頼りたいくらいだ。それは置いとき、居たか?探し人      アギトより                  』
っとかなりの長文で書かれてきた
とりあえず今知ってる情報を教えて共有してもらうか...
それよりだ探し人...?
あれ...?誰だっけ...?
何か大事な気がするんだけど...何で思い出せないんだ?
ウィンドウを開き思い当たらないがフレンド一覧を見てみた
そこに書かれていた三名の内の二名のフレンド名と...ログアウトっと記載されていた字を見てーー
思わず指で触れてみたが...該当するユーザが存在しませんと表示された
レクトは、歯を食いしばり手を握りしめた
そして、胸が何故か締め付けられた感じがした...いや、何で涙が溢れているのかすら分からないが...悲しい
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