異世界に転生したら貴族になってたんだが.........

ぬぅ

74話 魔法授業

┏┠74話 魔法授業┨┓

「みなさーんこっち見てー!!」

先生が合図する

「今回から魔法の授業をします!!」

「「「「いぇーい!!!」」」」

「じゃあ皆さん!魔法が使える人は手を挙げてください!」

だが皆は手を挙げない
手を挙げた人物は、僕、ナギラ、リアの3人だけだ

「リートさんは黒服ですよ!」

「黒服でも魔法は使えます」

「使えません!」

「使えます!」

その間にナギラが割り込む

「リート君は多分僕より強いよ」

ニッコリした笑顔でナギラが言う

「ナギラさんも、冗談はやめてください」

「先生?リート君は、ほんとに使えますよ」

口を開いたのはリアだ

「リアさんまで.........灰服には使えないのに黒服に使える訳ありません!!」

「でもリート君は使えます」

ナギラが粘り強く答える

「そこまで言うのであれば見せてください!」

「先生!この学校が壊れてもいいのであれば.........リートくんにそう言ってください」

ナギラが殺気を込めてそう言った

先生はその殺気に耐えきれず膝をつく

それどころかこのクラス全体がダウンする
唯一耐えた人物は僕だけだ
リアは少し反応しただけだった

「黒服に学校が壊せる訳ありません!!」

先生が重い殺気を破り立ち上がる

「先生.........」

僕は席を立ち上がる

「強い魔力を持っている人は制御をして、かなり小さい魔力で魔法を放ってもその小さい魔力だけで学校が壊れてしまいます、それでも良いんですか?」

僕は神気と殺気を混ぜて放出する

先生は勿論耐えれなくてダウンする
僕は神気と殺気を消した

「そろそろ授業を始めてください」

ナギラがそう言った

「............そうですね.........では魔法が使えるというリアさんとナギラさ.........「ナギラにもやらせない方がいい!」」

僕は断言する

「大丈夫だよリート、攻撃魔法以外にも魔法はいっぱいあるよ」

「そうだったね」

僕とリアとナギラは前に行く

リアは結界に向かって火球ファイヤーボールを放つ

次はナギラの番だ

悪夢ナイトメア

ナギラが使った魔法は帝級魔法
闇の光が学校を飲み込み、たちまち世界をモノクロにする

「次リートだよ」

龍の吐息ドラゴンブレス

悪夢が発動したまま僕は魔法を使う
龍の吐息を使ったことにより、悪夢の魔力が乱れ闇の光に使われていた魔力が一気に外に放出される、それと同時に世界は色を取り戻していった

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