異世界に転生したら貴族になってたんだが.........

ぬぅ

63話 黒服

┏┠63話 黒服┨┓

僕は制服に着替えた

「魔法学院の制服って黒色なんだな」

(黒服かぁー.........まぁカッコイイけど何かなぁー......)

【コンコンコン】

扉がノックされた

「リート!行くよー!!」

ナギラの声が扉越しに聞こえた

「はーい、今行く!!」

【ガチャ】

「おはよう!ナギラ!っと.........ノアとキリとリア.........」

「おはよう!」

「おはようございます.........」

「おっはよォー!!リバート君!!」

「3人も来てたのか.........あれ?」

何故かわからないが、3人の制服は僕とは違う色だった

ナギラが白
リアも白
ノアとキリは赤だった

「皆と制服の色が違う.........」

「ほんとだー!!」

「行ってみれば分かるんじゃない?」

「そうだねぇー!!」

僕は登校中にもう1つ、みんなと違うところを見つけた

「あれ?なんか皆肩に紋が付いてない?」

「あぁーなんだろうね?これ皆紋が違うのよねー......」


教室に着いた
僕達は皆同じクラスだった

どうやら席は自由らしい
僕達は固まって座った

目の前にナギラ
右隣にノア
左隣にリア
後ろにキリ

っだ

僕は何故かみんなの視線を集めていた
と言うより自分がみんなと違うところを、何となく気づいていた

それは僕に紋が付いてないこと
そしてもう1つ、黒服が僕しかいないこと

他の人は赤、灰色、青、などだ

このクラスの大半は青色か赤色だ

【ガラガラガラ】

クラスのドアが開いた

「静かに!」

目の前に1人の先生が来た

その先生は教卓の前まで来てクラス中を見回した
そして僕の方を向いて残念そうにした

「黒服の紋無しが居ますね.........」

(それって俺の事だよね......)

「これからクラスの担任を務めることになりましたランヌと言います、1人ずつ自己紹介をしてください、まずは首席のリアさんから」

「えっーと、首席のリアです、皆さんと友達になれるよう頑張ります」

「次」

「次席のナギラっていいます、僕の事は好きに呼んでください」

そうして僕の番になった

「リバー.........リート・ガルムですよろしくお願いします!」

「全員終わりましたね.........この学校は服の色によって強さが決められていまず、上から白、灰色、赤、青、黒になっています、このクラスのリート君はこの学院初の黒服です、そして一人を除く皆さんの肩に紋がついていると思います、これは自分の適性魔法を表しています、そして同じくリート君はこの学院初の紋無しです............恥じてください、ですがそれと反対にこの学院初の白服もいます、この学院は実力が全てです、黒服も白服も頑張ってください.........」


コメント

  • ヒカッチ

    バカヤロー強すぎるだけじゃないかー

    1
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