異世界に転生したら貴族になってたんだが.........

ぬぅ

36話 誕生日パーティー(1)

┏┠36話  誕生日パーティー(1)┨┓

「よし作戦はこうだ.........」
「いいかこいつを狙うと見せかけて本命はこっちを狙うんだ」
「ちょっとまて......こっちからこう狙ったほうか方がいいんじゃないか?」
「いやそれよりここからこうの方が確実だ.........」

そんな不気味な声がとある部屋の一角に響くのであった




僕は6歳になった
今から誕生日パーティがある

「おーいリバート準備出来たか?」

ドア越しにお父様の声が聞こえた......

「はーい今行きます!」

【ガチャ】

「お待たせしました!」

僕達は家を出て馬車に乗った
外はもう暗く夜になっていた

「着いたぞ」

お父様の低くい声が馬車の中に聞こえた

僕は馬車を降り大きい建物の前に立って両開きの扉を思いっきり開けた

ドアが閉まる音とともに視線が一気にこっちに集まった
そして3秒ほど沈黙があった後に拍手が聞こえた


 このパーティーの人数はパッと見1000人弱

予定は乾杯をした後皆とお話をするらしい.........


「じゃあリバート乾杯をするんだ」

「分かりました!」

僕は大きく胸いっぱいに息を吸って
こう言った

「皆さんこんばんはリバート・ガルンカム・ティアですついに僕も6歳になることが出来ました6歳になることか出来たのは僕自身のおかげではなくお父様お母様そして皆様のおかげです!本当に感謝しています!それでは皆さん乾杯!!」

『『『乾杯!!』』』

乾杯と同時に皆はコップを上にあげた
そしてその後にお父様が前に出てきた

「えー皆さんリバートの父バルト・ガルンカム・ティアです6歳には思えない口調でしたがこれからも何卒宜しくお願い致します」

お父様が一礼して元の位置に戻った

そして皆がステージから注目を外してしばらくたった頃

「お父様僕も皆さんの所に行ってきてもいいですか?」

「あぁいいぞ!」

お父様の許可を貰ったのでステージから颯爽と駆け降り皆が飲み食いしてる所まで言った
そこには見覚えのある人が居た

「リア?」

「あ!やっと来た!」

そこにはリアの姿があった
そうこれはいい事でもあり悪いことでもあるのだ

そうそれは
「しばらくだねリバート君?」

それはリアが入ればもう1人お父様が来るに違いない
これが何を意味しているかと言うと............
陛下がここに居るという事だ!

「そ、そうですね?」

僕はいきなり声を掛けられたことにビビってしまい何故か疑問形になってしまった

って思ったがその声は陛下じゃなかった

「ってあれ?ガッタさん?」

その人は陛下の側近騎士のガッタと言う人だった

「そうだよー!誰だと思った?」

「あ、いや別に陛下と間違えた訳じゃないですよ!!」

「ほほー陛下と間違えたんだー」

「え!何で分かったんですか!!??」

そんな馬鹿みたいな会話をしているとリアから突拍子もない質問をされた

「あのさ?リバート君ってIQ減った?」

「なっ!失礼な!」

っとその時だった......

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