異世界に転生したら貴族になってたんだが.........

ぬぅ

22話 記憶

┏┠22話  記憶┨┓

「ではリバートステータスを見せてくれ」

「分かりました」

「ステータス!!」

僕はそう言ってステータス画面をみんなに見せた

「ッ!?!?!?!」

何となく予想できていた反応だ

「リ、リバートこ、こ、こ、こ、これは?」

「リ、リ、リバートくん!?」

「はぁ」

お父様やお姉様は驚いていたけど中には気絶している人もいた
僕は深くため息をつき魔法を発動した

「記憶魔法発動!!」

「!?」

そしたらこの部屋は光に包まれた
そして光が無くなるとそこには頭を抑えているお父様達がいた

「大丈夫ですか!?」

「あ、あぁ」

「それにしてもリバートのステータス凄かったな......」

「ファ!?」

僕は記憶魔法が効かなかったのかと思い変な声が出てしまった
でもそんな思いも一瞬にして消しさられた

「どうしたんだ?リバート」

この言葉を聞いて僕は安堵した
だって普通あんなステータスを見たらさっきの変な声を無視してもっと驚いているところだろう............

「いえなんでもないです」

「そうだ前冒険者の教師を雇うって前言っただろ......」

「はい」

「明後日から来るそうだ」

「明後日ですか?」

「あぁ急ですまないな」

「大丈夫です!」 

「期間は1年だ」

「分かりました、先に自室に戻ってますね」

「あぁ分かった」

僕は自室に戻りいつもの様に素振りと瞑想そして体術の練習をしていた

【コンコン】

「どうぞー」

「失礼しますリバート様」
 
リンが入ってきた

「あの、お父様から伝言を預かっています.........」

「何だって?」

「『来月にラピス園の受験があるんだが受ける気は無いか?』だそうです」

ラピス園というのは簡単に言えば国立の幼稚園で主に冒険の授業~知的な勉強まで数多くやっている

「うーんじゃあ受けるだけ受けてみようかな?」

「分かりました...失礼しました」

─────そして翌々日─────

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