異世界に転生したら貴族になってたんだが.........

ぬぅ

7話 あいさつ

┏┣7話  あいさつ┫┓

皇居の中はかなり綺麗で日当たりがとても良い
僕は今応接間で待たされている
しばらくすると執事のような人が入って来た

「リバート様陛下がお呼びでございます」

「分かりました今行きます」

執事の後ろを付いていった

「ここでございます」

僕が扉を開けるとそこには陛下とその側近のような人と騎士のような人が近くにいた

「お主がリバートか?」

「そうでございます陛下」

少し緊張気味で答えた

「マグ、ブリ1度出ていけ」
「「はい、分かりました」」

騎士と側近のようなが立ち去ると数秒間の沈黙が続いた
先に喋ったのは陛下だった

「まぁ座れリバート」

「あ、すいません」

僕は急いで座った

【コンコン】
扉を叩くノック音が聞こえてきた

「失礼します」

「紅茶を持ってきました」

メイドが入って来た

「うむ感謝する」

一言陛下が言った

「もう一度聞くがお主がリバートだよな......」

「はい」

「わたしの名前はロンル・シャア・ギリスと言うんじゃ」

「ここギリス国の国王だ」

「存じております」

「それでご要件はなんでしょう」

「まぁ挨拶でもと思うてな」

「本当ですか?」

すぐになにか裏があることを察した
引きつった笑みを陛下がうかべる


「バレておったか」

「それでもう一度聞きます」

「ご要件は?」

僕は紅茶を一口飲もうとした

「私の娘とあいさつお見合いしてくれないか?」

「(´^ω^`)ブフォッスwww」

口にしていた紅茶を思わず吹き出してしまった

「いやーいきなりの事なんだが......」

「最近どうやら森の中の魔物が減ってきているらしくてな」

「!?」

陛下が少し笑った

「それがお主の仕業なんじゃないかと噂になっておるのだ」

「それだけの理由でお見合いしろと...............?」

「いや本当は...お主かなり人が出来ていると聞いてな......」

正直お見合いなんて一生無縁だと思っていた
前世では高校生で彼女いない歴=年齢だったんだからもう半分諦めていたし

「一応聞いておきますが」

「それは戦略的結婚ということですか?」

「いや違う.........」

「分かりました考えておきます.........」

あいさつお見合いは来月の13日にやる予定だ」

「という事で返事待っとるぞー」

「あ、あと」

「お前の母と父にはもう伝えておいたからな!」

「はぁ分かりました」

「失礼しました」

【バタン】

「お見合いか.........」

僕はお父様のところへむかった

「おお!リバート戻って来たか」

「お父様......」

「お母様......」

「夕食の時にお話があります..............................」

少し殺気を出しながら言った

「お、おう............分かった」

「アハハ」
 
お父様は動揺しながら答えた
お母様は苦笑いしている

それで夕食の時に僕が本気で質問攻めにして3時間のお説教を親にしたことは言うまでもないだろう......

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コメント

  • ユーノ

    戦略的結婚・・・
    誰と戦うための結婚なのでしょうか・・・

    この際は政略結婚が正しいかなと思います

    3
  • ノアール

    政略結婚では?
    間違ってたらすいません

    4
  • コーブ

    3時間説教って、暇なのか?粘着体質なのか?どっちも嫌な奴だよね~夜もしつこい性癖の大人になりそう…ウヘッ

    9
  • パンプキンドーナツ

    (´^ω^`)ブフォwww

    7
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