異世界に転生したら貴族になってたんだが.........

ぬぅ

1話 異世界転生 修正済み

《プップー       ピーポーピーポー  ウゥーウゥー   ツー  ドンドンドンドンドン
カンカンカンカン    ウゥウゥー 》

俺は東京の世田谷区に住んでいる『紳崎 カヲルしんざき かをる』(18)はとても今不機嫌だ、だって...
死んだんだからな

┏┣1話  異世界転生┫┓

今日も警察は大変そうだな...
警察のサイレン音がこちらへ近づいてくる

【ウゥーウゥーウゥーウゥー】

「そこの黒い車止まりなさい!」

警察の勇ましい声が街中に響く
もう時間は午後の9時を過ぎていた

「早く帰らないとな」

学生である俺はバイトをしていたため家に着くのが普通の人より少し遅かった

そんな時俺はありえない光景を目にした
警察のサイレンがこちらへ猛スピードで近づいてくる

暴走車を捕まえようとしているのだろう

だがそんな暴走車が僕の目の前の信号に突っ込もうとしている

歩行者信号はもう青だ
暴走車は信号無視をするつもりだろう
そんな時高校生くらいの人が信号を渡ろうとしていた
僕はそれを止めようとした

だって今渡ったら車がここを走るタイミングとぴったり重なるからだ

ということは車に轢かれるということになる
 「ちょっとまっ」

言い切る前に行ってしまった
 
(こうなったら...)

僕はその高校生達を突き飛ばしたその瞬間

僕は
車に轢かれた
「!?」

突き飛ばされた高校生たちは驚いている
その高校生達の顔にはすこし見覚えがあった

「美香……と......花蓮か...」

その子達は僕の同級生で僕の唯一の女友達だ

「カヲルくん!?」

僕の脇腹と頭から生暖かいものが出てきていた

少し目を細めながら花蓮は言った

「死なないで!!」
美香は目に涙を浮かべていた

周りには救急車を呼ぶ人

さっきの警察などがいた

だんだん意識がとうのいていく

「ダメだ...俺......多分…………死ぬわ」

僕は目を閉じた今までの思い出が一気に頭の中で回っている
多分走馬灯と言うやつだろう

その時あやふやだったことが確信に変わった
僕は死ぬ


「ダメ!!死なないで生きてて!!...ほんとに」
完全に泣いていた花蓮何かを言ったが最後の方はほぼ聞こえなかった






























(ここは...?)
僕は目を開けると全く見覚えのない場所にいた
そこには9つの椅子があった

【コツコツコツ...】

足音が聞こえてきた
そして9つの椅子の真ん中の椅子に座った

「お主が英雄 紳崎カヲルか?」

その男は老人で見た目的には85くらいだろう
僕はゆっくり答えた

「英雄かどうかは知りませんが、紳崎カヲルはあってます」

「まぁ立ち話もなんじゃ、椅子に座れ」

僕はそう言われたのでその謎の人の向かいの席に座った

「あなたは誰ですか?」

「わしか......わしはな創造神ゼノンと言うんじゃ」

「創造神って神様!?」

僕はとても驚いた
言われて見たら確かに神様のような見た目をしていた
普通じゃ信じられないが、神様と言われてもおかしくないような威厳があった

「あの...僕は死んでしまったのですか?」

思わず聞いてしまった

「そうじゃ...お主が助けた高校生達は生きとるがな」

「良かった...」

「僕はこれからどうなるんですか?」

「そうじゃな...普通の場合は天国か地獄に行くんじゃが」

「転生させようと思っておる」

「転生...?」

転生それは多分ラノベやゲーム、アニメなどのあの転生だ



「転生だから赤ちゃんからじゃが、まぁ、お礼としてな、ワシら全神々の力をさずけようと思う」

頭が追いつかない。

「そしてお主は全神々の使徒にもなる予定じゃ」

「まぁそういう事なんでな...頑張るんじゃぞ」

そう言われた瞬間目の前は真っ白の光に包まれていた

なぜ転生させられるかも聞かされず一方的に話を勧められた。
不安と少しのワクワクを胸に光に身を預けた。
















「ここは?」
どうやら本当に異世界に来てしまったらしい
見慣れない天井を見ていた

「産まれましたよ!!」

どうやらお腹の中からの記憶じゃなくて産まれてきた時からの記憶らしい

それから数ヶ月がたった

僕はその家の子供となっていた



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コメント

  • ノベルバユーザー602604

    面白そうです。

    0
  • ノベルバユーザー602508

    ランキングから読ませてもらいました。

    0
  • toyratTH↑↑

    何か見たことあるような…

    0
  • にせまんじゅう

    ドンドンドンドンってなんの音?

    0
  • RoHS

    車に惹かれるそれもありだね

    0
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