終末デイズ〜終末まで残り24時間〜
後藤 慎二の章:3
都内の一角にある歓楽街。
いつもは酒臭い息を吐きながらイキリ散らした若者の喧騒が耳に響いて無駄に光るネオンが目を刺激していたここも、今日に限っては伽藍としている。
流石に世界終末最期の日だ。
そんな日でもこんなところに来るような物好き、もとい変人童貞なんて俺ぐらいしかいないだろう。
・・・いや、待てよ。
それだったらここで営業している店だってもしかしたら人がおらず、閉めちまってるのか?
やっちまった。
完全にこれは計算外だ。
自分の浅はかさに苛立ちを覚えながらも歓楽街を進んでいく。周囲はより一層ピンク色が多くなった。
すると大きな看板に挟まれた子店に目が行った。その店の看板には「Open」と書かれていた。
どうやら神様は俺に味方をするらしい。
いつもは酒臭い息を吐きながらイキリ散らした若者の喧騒が耳に響いて無駄に光るネオンが目を刺激していたここも、今日に限っては伽藍としている。
流石に世界終末最期の日だ。
そんな日でもこんなところに来るような物好き、もとい変人童貞なんて俺ぐらいしかいないだろう。
・・・いや、待てよ。
それだったらここで営業している店だってもしかしたら人がおらず、閉めちまってるのか?
やっちまった。
完全にこれは計算外だ。
自分の浅はかさに苛立ちを覚えながらも歓楽街を進んでいく。周囲はより一層ピンク色が多くなった。
すると大きな看板に挟まれた子店に目が行った。その店の看板には「Open」と書かれていた。
どうやら神様は俺に味方をするらしい。
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