妹との日常。
110話 桜と大喧嘩!? 後編
〜彼方視点〜
「うーん…どうしたものか」
俺はリビングで寝っ転がりながら考える。
何をだって?決まってる。桜にどうやって謝るかだ。変に謝っても桜は許してくれるとは思わないし焼き土下座でもしなければ行けないのか…?
ゴロゴロしながら考える。はたから見たら考えてないと思われるだろうが、真面目に考えている。
「そうか…」
キノコの里買ってこれば解決…
「…それは違うなぁ」
それは根本的な解決にはなっていないと考えた俺は、やはり謝りに行くことにした。
だが焼き土下座は無理だ。人間なら無理なはずだ…死ぬもん。
まぁそうなると普通に謝るしか方法はないわけで…
「しょうがないかぁ…」
俺は覚悟を決めて桜の部屋へと向かうことにした。
〜桜視点〜
「あぁ〜…」
お兄ちゃん…あああ!もう!
謝ろう!うん!謝ろう!
私はそう決めたがなかなか謝りにはいけない。お兄ちゃんにあんな理不尽な理由で怒っちゃって、しかも簡単に許してもらおうなんて流石に酷いし最低だし…
お兄ちゃんがそんなことで怒んないってことはわかっている。優しいもん。
でも、もしももしもで考えてしまって1歩を踏み出せない。
そんなことを考えていると…
「その…桜〜…」
え?お兄ちゃん?
なんで?
「その…入っていい…か?」
「え?あ、うん…」
「じゃ、じゃあ…」
そう言っておどおどと部屋に入ってくるお兄ちゃん。
謝るならこの時しかないね…頑張ろう。
「その…桜?」
「ごめんなさいっ!!」
「……ふぇ?」
「その…理不尽なことで怒っちゃって…本当にごめんなさい…」
「え?あ…俺もごめん…」
勢いで謝ったけど…逆にお兄ちゃんを困らせちゃったらしい…
「ま、まぁ…その…今回は終わりにしようか?」
「そうだね!お兄ちゃん!」
私はそう言ってお兄ちゃんに抱きついた。
「うわっ!?…はいはい」
そう言って頭を撫でてくれるお兄ちゃん。
嬉しいなぁ…
あいすです!
最近江青愛梨出てなくないですか?なんでですか?
まぁふぉうぇいとでゅえーには出てくるので。
どうですか?皆さんは返す相手、もしくは貰う人はいるのでしょうかね。
一部の人からは煽り行為に見られると思いますが、作者は返す相手も貰う人なんていません。安心してください仲間です。
スマメイト!怖くてできない!
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