妹との日常。

あいす/Aisu

101話!! 彼方の一日 (休日編)中編


はい。こちらも間が開きましたが書きます。忘れた人は前回を見てみましょう!




「いただきまーす!」

桜は丁寧に手を合わせて合掌している。
今はお昼ご飯。俺はもう食べ始めている。メニューは焼きそば。最近は料理がどんどん手抜きになっていく気がしてきた。どうしたものか…まぁ普通に作ればいいのだろうが桜がこれでもいいって言うからなぁ…

「そういえばお兄ちゃん」

「どうした?」

桜が食べながら聞いてきた。口の中にまだ入ってるのに…外ではやらないでな…

「バレンタインのチョコレート、全部食べてくれた?」

「え?ああ全部食べたぞ。美味しかったな〜」

「えへへ…来年も楽しみにしててね?」

「当たり前だろ?楽しみというレベルじゃないけどな」

いやほんとに楽しみとかいうレベルじゃない。タイムマシン的なのがあったら来年に速攻ワープしてますね絶対。
毎日作ってくれないだろうか…

「そんなに気に入ってもらった?」

「めちゃくちゃ気に入った。毎日作って?」

「流石にそれは大変だなぁ…」

「じゃあ3日に1回でいいから!」

「それも大変…」

「隔週で…」

「いきなり広がったね…でもまぁそのぐらいだったら…いいかな」

「マジ!?」

隔週であのチョコレート…その日を楽しみにして2週間やって行けるわ…

「じゃあとりあえず明日作ってあげるね♪」

「いよっしゃ!」

しかも明日…やばい俺嬉死ぬ…隔週の楽しみが増えた…
そんなこんな雑談をしているとご飯はいつの間にか無くなっている。

「ごちそうさま」

「はやい〜」

「まぁ先に食べ始めたしな」

俺は食器を流しに置いて、リビングのソファーに腰掛けた。
そして暇となったので直ぐにソファーから立ち、すぐそこにある本棚からラノベを取り出した。

「あ〜!またアニメ系だ〜!」

「いやだってさぁ…面白いし」

ラノベ面白いじゃん?アニメ系って言ってもアニメになっているものって極小数なんだけど…
多分2次元だからか?って言っても児童文庫とかも2次元多いよね…アニメ系だの定義はよくわからんなぁ…

「あ、ご馳走様でした〜!」

「あ、おう〜」

そう言って桜も流しに食器を置いて、こっちに来た。

「それで?私よりそっちの方が好きなの?」

「んなわけないだろ?」

2次元は2次元だからな。実際にはいないしね。
でもまぁ…もし3次元こんな感じのアニメ系な美少女とかいたらモッテモテだろうなそりゃあ…美少年とかもそうだろうな…

「えへへ…そうだ!なんかしよ〜!」

「なんかってなんだよ…」

「ん〜…外に遊びに行く?」

「え…疲れるから却下」

「……引きこもりニート」

「酷くね!?」

合ってるけどね!?引きこもってて働かずにソシャゲに勤しんでる人ですよ!えぇ!悪いですか!

「え〜いいじゃん!!デート!デート!」

「えぇ…」

デートかぁ…最近は買い物デートとかしかしてないからまぁいいっちゃいいけども…

「ね?いいよね?ねぇ!」

「あああ!わかったからくっつくな!?」

「なんで?」

「いや…その…暑いだろ?」

「今真冬だよ?」

「ったあ!恥ずかしいんだよ!頼むからくっつくな…」

「ええ〜?いつもは嬉しがるくせに」

「うるさい!」

今日は何故か恥ずかしくなった。何故か?桜の体の一部がかなり押し付けられていたからだ。多分狙ってやってる…
はぁ…デートかぁ。どこ行くのかな…




あいすです!
短いけど気にしないでね!(圧力)
け○のフレンズ見てたらいつの間にか時間が経っておりました。はい。
途中の2次元は実際にはいないという所で自分で書いているくせに絶望しました。
今更なんですけど恋人のいる生活ってどんなもんなのかなぁ…この小説みたいに付き合っている時に同居って実際にあるのかな?
結構条件揃ってないと無理じゃん?
まぁ…好きな人どころかむしろネットに依存している私からしたらネットアイドルだとかアニメのキャラクターだとかの方が好きになってしまうやつです。周りから可哀想と言われますが気にしないで生きています。恋は自由です。
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