妹との日常。
63話 沙久羅乃無根和砂胃湖雨舵堕太
「ふにゃあ…」
「寝れねぇ…」
今は桜と一緒に、しかも一緒のベッドで寝ている。前にも一回か二回あったが、今回は桜がベッタベタにくっついてくる。
俺の理性が危うい!
ふにふにと桜の柔らかい体が俺の腕や腹にあたる。
「どうするか…」
もう自分の部屋に戻ろうかな…
と思いもするが、桜は両手でがっちりと俺の体を抱きしめている。もやしの俺は逃げられもしない。
「はぁ…これは徹夜コースだな…」
俺は半ば諦めている…が、急激な睡魔によって寝てしまうのだった…
俺は彼方。恋人の桜とお部屋デート(笑)をしていて、いっしょに寝ることになったが桜がくっついていて寝られなかった…だが俺はお色気の桜の胸を目撃してしまった…!その胸に夢中になっていた俺は、背後から迫り来る睡魔に気づかなかった!……
目が覚めた俺は、いつの間にか…桜の胸に手をやっていた!その後、俺の独断と偏見により桜のまぁまぁ大きい胸から手を離すことにした!このことがバレてしまったら桜に何されるかわからない!その後俺の妄想に名前を聞かれ、とっさに沙久羅乃無根和砂胃湖雨舵堕太と名乗った…!
おふざけはさておき…初夢、無し!は?一月一日に夢見ないとかマ?
はぁ…1 ゆめ 2 さき 3 さくら だぞ!(一富士二鷹三茄子的なやつ)
「ふにゃぁ…?おはよ〜…」
「おはよ」
「お兄ちゃん〜寝れなかったの〜?」
「なぜ分かった!」
もしやこいつ…エスパーか!?
「なんか眠そうだもん〜!」
勘だったようだ…エスパーとは一体…
「じゃあキスお願い!」
「なぜそうなる!?」
「してほしいから〜♪」
「却下」
「酷い!」
桜のさっきまでの眠そうな雰囲気はどこへ行ったんだ!?
さっきはノリで却下したが、実際はしたかった…!と、後悔する俺…
「はい!ちゅー…」
いきなり顔をグイッと近づけられ、ドキドキするが、俺もしたかったので抵抗はせずに目だけ瞑る…
顔が近い…桜の鼻息が当たって興奮する…!
はやくしてほしい…
「あ!そうだった〜!お兄ちゃん嫌がったてね〜!あはは!」
「……」
「してほしいなら素直に行ってくれればよかったのに!ほらほら!言ってみて〜?」
「……」
「恥ずかしいの?ほら頑張ってにゃ〜?」
人生最大級にムカついた。少しお仕置きだ。
「…桜、1週間甘いもの禁止」
「やめて〜!!」
サクラチャンカワイイヤッター!!!
こんにちは!こんばんは!おはよーございまーす!
本編でひっさびさの明るい雰囲気。
暗い雰囲気ばっかだったし、いいよね?
あと、明日は出せないかもです…!お正月なので色々予定があって…!(親戚にお年玉をかっさらいに行く)
なので出せない…!
まぁ…今日2話出したからいいよね?
誤字脱字の報告お願いします!
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コメント
あいす/Aisu
直しました…毎度ありがとうございます!
アキ
行ってくれれば→言ってくれれば
では?