妹との日常。

あいす/Aisu

彼方と桜のメリークリスマス!『番外編』







俺は現在走っている。まあまあ速く。
家まではあと200mぐらい。そして4時まで2分ぐらい。
いけるいける!俺はそう自分に言い聞かせ走る。

「君〜!走ると危ないよ!」

「急いでるので!」

「それでも!……」

おまわりさんに見つかっちまっただ!やべえのだ!
あ、家が見えた!あ…なんか家の前にトラック的なの止まってる…
それを見た瞬間全速力でダッシュした。
あと50m...30m...10m...着いた!

ピーンポーン

家の呼び鈴の音。今ついた瞬間なのか!間に合った!

「すいません!今帰って来ました!」

「あ!夢咲さんですか?」

「はい!」

「こちらケーキです」

そう行って可愛らしいクリスマスの柄包装をした大きな箱を差し出す。ついでに印鑑押すやつも。

「少し待っててください。ハンコ持って来ます」

「はい〜」

そう行って鍵を開けて家の中に入る。確か玄関のどっかにあった気がする。

「お、あった」

玄関にある横に長いスペースにハンコがあった。
それを持ってドアを開ける。

「お待たせしました」

「大丈夫ですよ〜」

ケーキを届けてくれた人は結構な美人だった。桜には敵わないが…
そんなことを考えながら印鑑を押す。

「はい!ありがとうございます。ケーキです!大変大きいので気をつけてくださいね〜!」

「はい〜」

そしてケーキを受け取り、ドアを閉める。
そのケーキをリビングに運んで行く。
…ところでケーキいつ食べるのだろうか。パーティーするのなら食べるタイミングがない気がするのだが…
その時携帯が鳴った。また江青からのようだ。

『彼方ん家でパーティーすることになったけど大丈夫か?』

桜次第だな…まぁ多分大丈夫だろうということで『分かった』と返信する。そうするとまたすぐに返事が来た。

『サンキュ!ケーキとチキンよろ!』

まさかの展開。めっちゃ都合いいやん…

ガチャガチャガチャ!

家のドアノブが捻られる音…あ、鍵閉めてた…

「あ〜まってまって!」

桜はずっとガチャガチャしている。壊れちゃうから!

「はいはい!今開けるからガチャガチャしない!」

結構な大声で言う。そうするとすぐに鳴り止む。
鍵を開けるとすぐさまドアが開き桜が飛びついてくる。
一瞬のことすぎて反応できなかった俺はそのまま抱きしめられる形となった。




まっちゃあいす。
さっき投稿してからノンストップで書いてます。偉いでしょ!今日中に終わるだろうか…
あとはパーティして色々しなきゃいけないので終わらないかもです!
期待しないでください…w


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コメント

  • あいす/Aisu

    頑張ってます…!
    GCコンは正義なのです!w

    0
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