妹との日常。
56話「…もう言っちゃお?」
やっと本編です。前を忘れた方は55話に戻って読み返してください。
◆彼方視点◆
さて…どう誤解を解くか…だな。
見られたのは確定していて、あの顔は関係に気づいた感じの顔だ…
俺は考えに考えた結果、正直に言った方が楽かもしれないという考えとなった…
そして桜はというと、顔を真っ青にして、体は震えている。
「………」
「………」
お互い無言で見つめ合う。
こういう時に考えることでも無いが、かわいい…
「ね、ねぇ…」
「どうした…?」
重い空気が続く。
「…もう言っちゃお?そうした方がいい気がしてきた…」
「……俺もそうは思ってた」
「うん…取りあえず…寝たいな…」
現在時刻10時半。寝るには少し早い気もするしご飯も食べてない。もちろんお風呂にだって入ってない。
「いいけど…ご飯とかはどうするの?」
「…今日はそんな気分じゃ無い…」
「まあ…俺もだな」
「一緒に…」
「わかったわかった」
「ありがと…」
ここは桜の部屋である。なんか色々まずい気がするのだが…この際なんでもいいや…
そんなことを考えながら桜と一緒にベッドに入る。別にいかがわしい意味では無いぞ!?
配置的には俺が扉側、桜が壁側だ。ちなみに桜のベッドは部屋の角にある。
俺は桜を見るのがなんだか変な気がして、扉の方を向く…だが、後ろから桜が抱きついてきて、足を絡ませる。
「…恥ずい」
「…ごめん」
そう言いながらも離さない桜がかわいく思えてきた。
はぁ…楽しかった水族館デートが天国だったら、今は地獄だな…この世に旨味だけの話はないってことか…
そう考え終わったら、意識が途絶えた。
重い話だけどハイテンションだぜベイベー!あいすでーす!
本編が暗いからこっちは明るくいくYO!
今更だがデートは男女が時間を決めて出会うことなのでこの小説内での使い方は間違ってるんだYO!
WATS!?
あとがきのネタがないぜチェケラ!
新しい物語描き始めたので読んでくれYO!
〜作者の心の俳句〜
いつもいう
いいから彼方
そこ代われ
今日も自分で確認なう
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