腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが 特別編 〜美少女転校生と始める学園生活〜

けん玉マスター

58話 わがまま

※微エロ注意
それでも平気という方はどうぞ。




「別…れる…?ユウ…何言って…」
「ミーシェ…俺といても危険な目にあうだけだ…。俺は…好きなやつに傷ついて欲しくない…。」
「ユウ…」
「ごめんな…あんなことまでしておいて…身勝手だよな…。でも分かってくれ…お前には…傷ついて欲しくないんだ…。」
「…やだ…。」
「ミーシェ…。」
ミーシェの目からすっと一筋の涙が落ちる。
「私…ユウと別れたくない…。」
「…ごめんな…。」
「ユウ…は?…別れたいの?」
「っ…!」
「私の事…嫌いになっちゃった…?」
「そんな訳…ないだろ?好きで…たまらないよ…。別れたくない。でも…それよりも…お前に傷ついて欲しくないんだよ。」
「だから…私と別れるの…?」
「そっちの方が…いい。俺にとっても…お前にとっても。」
「ユ…ウ…」
「ごめんな…。明日迎えに行くから。じゃあまた明…」
「待って!」
ミーシェは優に後ろから抱きつく。
「私は…自分が危険な目に遭ってでも…ユウと一緒にいたい…!」
「でも…それじゃ…」
「それに…ユウと一緒にいれば危険じゃないもん!」
「それでも…限界がある…。」
「やだ…別れたくないぃ…」
「…分かった。…俺が…別れたいから別れるんだ…。」
「ユウ…」
「お前とじゃ…つまらないから…」
「ユウ!」
「!」
ミーシェは優の名前を叫ぶ。
「そんなこと…そんな顔で言われたくない…」
「え…あ…れ?」
優の目には確かに涙が浮かんでいた。
「…ユウ…。」
今度は優しく優を抱きしめる。
「ユウが…私のために言ってくれてるのはわかるよ?でもさ…こういうのは自分の気持ちを優先してよ…。」
「でも…そんなわがまま…」
「いいじゃん…。わがままで…。」
「俺は…恨みを買いすぎた…。お前といるとお前を傷つける…。」
「だから…一緒にいよ?」
「ミー…シェ…」
「前に言ってくれたでしょ?私のこと…守ってくれるって。だから…守ってよ…私の事…。」
「ミーシェ…。」
優は涙を拭う。
「…本当に…俺でいいのか?」
「ユウじゃなきゃ…や…。」
「俺といると…危ないぞ?」
「ううん。逆。ユウとだから安心できるの。」
「本当に…馬鹿だな…お前は…。」
「知ってる。分かってるよ?私は…馬鹿になるくらい…ユウのことが大好き…。」
「ふ…なんか悩んでたのが馬鹿らしくなってきたな…。だったら俺だってもう

…容赦しないからな?」

「え…」


優はミーシェの肩を抱きベッドの上に押し倒した。
「続き…やらせてもらうからな?」
「ちょ…それは…タンマ…」
「無理…。」
「んっ…」
優はミーシェに覆いかぶさったまま口を塞ぐ。
「ぷはぁっ!ちょ…そんな急に…!」
「うるさい…。」
「んん〜っ!」
「わがまま…言わせてもらう。俺は…お前が欲しいんだよ…。」
「ユウ…」
優はミーシェのシャツに手をかける。
「…」
そしてボタンを外していく。
すると水色の下着が見える。
「っ〜!…そ、そんな…見ないで…」
「可愛いよ…ミーシェ。」
「っ…バカ …っ…」
優はミーシェにキスをし、口を口から首へ、そして胸へと持っていく。
「っ〜……ダ…メ…」
「あ…やべぇ…」
「…ん?どうしたの?」
「避妊具…ねえ…」
「…あ…それなら…」
ミーシェは引き出しから取り出す。

「お前…」
「ち、違うよ!お姉ちゃんが持っとけって…!」
「ふ…まあそういうことにしとくよ。」
「ほ、本当だしっ!」
「まあいいや。」
「ん…」
優は再びミーシェにキスをする。
「ん…ユウのキス…なんか…変…」
「下手だったか?」
「ううん…なんか…ユウにキスされると…頭がボーってなって…何も考えれなくなるの…。」
「はは…なんだそりゃ…。俺のキスは麻薬かよ…。」
「で、でも…その…もう1回…して欲しい。」
「ふ…正直だな…。」
「ん…」
「さてと…」
「っ…ちょ…待っ…」
「待たない。」
優はミーシェの下着を外す。
「は、恥ずかしいよぉ…!」
「お前は恥ずかしがってる時が1番可愛いよ。」
「そ、そんなの…!」
「うるせ…」
「ひゃっ…ダ…ダメ…!」
優は口を胸に移す。
「んん〜っ!…っ〜…!」
「…ごめんなミーシェ…もう我慢できねえわ。」
「ユ…ウ…」
優はミーシェの下半身に視線を落とす。
「…うん。」
ミーシェは恥ずかしそうに頷いた。
「そんじゃ…遠慮なく…。」
優はミーシェのスカートに手を入れた。
「っ〜!…ん…」
ミーシェの下着はかなり湿っていた。
恥ずかしそうに顔を隠すミーシェ。
「はは…やっぱり…可愛いよ…ミーシェ…。」
「ユウ…」
そのままスカートを下ろした。
「っ…凄く…恥ずかしい…!」
「好きだよ…ミーシェ。」
「私…初めて…。」
「大丈夫。俺もだから。あれ?こうか?」
説明書を見ながら避妊具を付ける優。
「ユ、ユウ…まだ?」
「…お前…実は結構楽しみだろ?」
「そ、そんなこと…」
「終わったよ。だったらお望み通り…」
「!」
「行くぞ。多分すげえ痛いから痛かったら言えよ?」
「う…うん…。っ…い、痛…い…!」
「…やめとくか?」
「う…うん…続…けて…」
「大丈夫か?無理すんなよ?」
「うん…。ふふ…ようやく…ユウと一緒になれた…!」
「…待たせてごめんな…。優柔不断な俺で…本当にごめんな。」
「っ…うう…ん。…私…ユウのそんな所も…大好き…。…」
「好きだ…ミーシェ…。」
「ユウ…」
そのまま2人は口付けをし、深く交わった。


「はぁ…はぁ…ユウのバカ…。」
「うるせ…お前だって…最後の方…ノリノリだっただろうが…。」
一通り終えた優とミーシェはベッドで横になり息を整えていた。
「ユウ…どう…だった?」
「…何が?」
「もう…言わせないでよ。私の…体。」
「…口にするのは恥ずかしいな。」
「そ、そうだよね…。」
「…」
そんな様子を見てユウはまだ裸のミーシェに抱きついた。
「ユウ?」
「バーカ。心配しなくてもちゃんとよかったよ。ミーシェは顔も性格も体もぜーんぶ含めて最高だからな。全部含めて…大好きだよ。」
「ユウ…。」
「ミーシェ…。」
2人は再びキスをして第2ラウンドへ…
ガチャ
下から物音がする。
「あ…お姉ちゃん帰ってきた…。」
「マジで?どうしよう…。」
「あ!お姉ちゃんに話あるんだった。」
ミーシェは服を着て下階へと降りていった。
(話って…なんだ?)
そう思い下での話に耳を傾ける。


「お姉ちゃん、おかえり〜!」
「あら?もう帰ってきてたの?ユウくんとデートだったんでしょ?」
「あ、ユウなら上にいるよ。」
「あら…そうなの…。それで?どうしたの?」
「私…ユウと暮らす!」
「…は?」
(…は?)
「私ユウの家に住むから!」
(ちょ…待て待て!)
優は急いで着替えて下へと降りる。
「ちょ…ミーシェさん?」
「あら、いらっしゃい。」
「お、お邪魔してます…。」
「それで?どういうことかしら?ユウくん。」
(お、俺?!)
「いや…その…」
「だって…私達…」
「そ!その!
(どうすりゃいいの?!そうだ!こういう時は…)
…ミーシェさんを


…ください!!」

(ん?あれ?なんか言おうとした事と…)
「ユ、ユウ?!」
「ま、まさか帰って来て早々に妹をくれ宣言されるなんて…!ついていけないんだけど…。」
「その…これは…」
「…とにかくリビングにいらっしゃい。」


「つまり?ミーシェと同棲したいと…。そう言いたかった訳?」
「は、はい。」
「ぷっ…ふふふ…あははははっ!それであんな言い間違いした訳?!あははははっ!本当にユウくん面白いわね…!」
「そ、それは…どうも…。」
「まあさっきのもあながち言い間違いでは無いんでしょ?」
「っ…それは…」
「ミーシェのこと…ちゃんと守ってよね?」
「は、はい!」
「そしてその時が来たらまた私のところに来て。今度は父と母も交えて話しましょ?ユウ・・?」
「お姉ちゃん…!」
「でも…学校から許可降りるのかしら…?」
「「…あ。」」
「まあ…バレなければ…いいんじゃね?」
ミーシェがなんとも考えのないことを言う。
「バレなければってミーシェ…簡単に言うけどねぇ…」
「お前なぁ…」
「どうせあと1年だし!何とかなるなる!」
「「はぁ…」」

(本当に大丈夫か?)

そう思いながらも隣で笑う彼女と色々悩んだ末にもうワンステップ進めたことに喜びを隠せない様子の優だった。



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コメント

  • たくあん

    微エロ……ほう,微,エロねぇ…
    ただのエロでは?

    4
  • 豆腐

    微エロでしたな。
    やっと一線越えたか……長かったよなぁー短かったような?

    3
  • かつあん

    微...エロ...?めちゃエロの間違いじゃ...?

    まあいいや。もし一緒に住んだらヤリまくりか?

    3
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