妹はヤンデレで小学3年生、姉はツンデレで大学2年生
4.
意識がもうろうとする中右手の人差し指に違和感があった。ヌルッといていて暖かく指が引っ張られる感覚がある。そして、ちゅぱちゅぱと聞こえる。腕を寝起きの脳が覚醒していくにつれまさかと思いながら右手を見ると俺と寝ている方向が逆になり、腕を全身でガッチリとホールドし人差し指をくわえている雫がいた。
「おい!起きろ!」
「ん、ん〜。あ、おふぁよお、おふぃいひゃん」
「うん、おはよう。その前にどうして俺の指をくわえているんだ?それと早く腕を離してくれ。起きれないだろ。」
そう言うと雫は名残惜しそうに指をもう一舐めし腕を離した。
「(なぜまた舐める!)そ、それでどうして舐めてたんだ?」
「そこにお兄ちゃんの指があるからだよ!!」
えへん!と胸を大きく張った。
「いやいやいやいやいやいやいやいや、その理屈はおかしいだろ!」
「いや...だった?」
その上目遣いは卑怯だ。おかしいのは雫だがそれを全て正当化する上目遣いは卑怯だ。
「い、いやって訳でもないけど…。」
「じゃあなんで?」
(泣きそうな顔になるなよ…。)
「もう雫も3年生だからそろそろなそういうのも卒業しないと。」
そんなことを言った途端に雫が俯いてしまった。どうしたのだろうと思った瞬間に顔を上げ涙目で、
「そんなことを言うお兄ちゃんにはもう甘えてあげない!」
と宣言した。
甘えて貰ってる覚えはないんだが...。
(しかし、これはいい機会なんしゃないか。これをきっかけに兄離れ出来るかもしれない。)
「そうか、なら着替えるから部屋を出てくれ。」
「え、あ、うん。      え!? ほ、本当にいいの?もう甘えないんだよ?」
「いいけど」
「もういい!!!」
と叫びながら部屋を出ていった。
______________________________________________________
今回短くてすいません。宿題に追われてました。あとタイトルを少し変更します。
「おい!起きろ!」
「ん、ん〜。あ、おふぁよお、おふぃいひゃん」
「うん、おはよう。その前にどうして俺の指をくわえているんだ?それと早く腕を離してくれ。起きれないだろ。」
そう言うと雫は名残惜しそうに指をもう一舐めし腕を離した。
「(なぜまた舐める!)そ、それでどうして舐めてたんだ?」
「そこにお兄ちゃんの指があるからだよ!!」
えへん!と胸を大きく張った。
「いやいやいやいやいやいやいやいや、その理屈はおかしいだろ!」
「いや...だった?」
その上目遣いは卑怯だ。おかしいのは雫だがそれを全て正当化する上目遣いは卑怯だ。
「い、いやって訳でもないけど…。」
「じゃあなんで?」
(泣きそうな顔になるなよ…。)
「もう雫も3年生だからそろそろなそういうのも卒業しないと。」
そんなことを言った途端に雫が俯いてしまった。どうしたのだろうと思った瞬間に顔を上げ涙目で、
「そんなことを言うお兄ちゃんにはもう甘えてあげない!」
と宣言した。
甘えて貰ってる覚えはないんだが...。
(しかし、これはいい機会なんしゃないか。これをきっかけに兄離れ出来るかもしれない。)
「そうか、なら着替えるから部屋を出てくれ。」
「え、あ、うん。      え!? ほ、本当にいいの?もう甘えないんだよ?」
「いいけど」
「もういい!!!」
と叫びながら部屋を出ていった。
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今回短くてすいません。宿題に追われてました。あとタイトルを少し変更します。
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コメント
西東 北南(さいとう ぼくなん)
ありがとうございます
Asloqe
更新頑張ってください!
楽しみにしてます!
ずっと一緒だよ
本当が本屋になってます