SCP版 エンジェル・オーバードーズ

奏せいや

作戦会議2

 守人は振り向いた。そこにいる麗華は真剣な顔で守人を見ていた。

「実戦経験は君よりも多いわ。少しでも力になりたいの」

「……分かった」

 そういうことならと守人も納得する。離れていても彼女の声が聞けるなら心強い。

「任務は以上だ。これははじめてのG4運用テストとなる。あらゆる事態に迅速に対応できるよう気を引き締めていけ」

 牧野からみなに向け活が入れられる。空気が引き締まりここにいるみなが自分の役割に集中していた。

「守人」

 そこで牧野が守人の名を呼んだ。誰よりも真剣な表情をしている彼女は鋭い目つきで彼を見つめ、初陣の守人の背を押した。

「活躍を期待している。コールサインは」

 世界でも初めてとなる第四世代兵器の実戦テスト。世界の今後を占う、極秘作戦のはじまりだ。

「ファースト(はじまり)だ」

「了解」

 これより、G4が動き出す。

「SCP版 エンジェル・オーバードーズ」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「SF」の人気作品

コメント

コメントを書く