SCP版 エンジェル・オーバードーズ

奏せいや

はじめに

 このたびは『SCP版エンジェル・オーバードーズ』を読んでいただきありがとうございます。

 本作は独自の世界観とSCPの設定を用いた二次創作となっております。

 まずはじめにSCPとはそもそもなんだ? と思われる方もいるかもしれませんのでご説明します。

 SCPとは『SCP  Foundation』という共同創作サイトに出てくる超常的な現象を引き起こす人物や物、生物や場所のことを指します。

 これらを確保、収容、保護を行っているのがSCP財団という秘密組織なわけです。

 この『SCP  Foundation』は誰でも参加ができ、みなで都市伝説や怖い話、中には面白い話などを創作して楽しむサイトです。

 もともとは海外が発祥でしたが人気が強く、日本だけでなく数々の国で行われるようになりました。

 そのため数多くのSCPが誕生し、人気SCP、有名SCPなんかもいたりします。
 
(個人的に)世界的に人気のある創作物であり、自分も気に入っています。そのため今回設定を使わせていただきました。

 しかし、本作であるエンジェル・オーバードーズ(以下エンドと省略)はもともとSCPの設定を使うことが前提で作られた作品ではありませんでした。

 SCPの設定を知ったのは実は最近で、使える作品がないか振り返った結果、このエンドがちょうどよかったので使うことを決めました。

 反面、SCP創作を期待された方々にはその期待を裏切ってしまう結果になってしまったかもしれません。

 私個人が思うところ、SCP創作とは単純な力を競うものではなく、都市伝説や恐怖体験のような、暗澹たる不気味さを味わうことこそが醍醐味のような気がします。

 それは広大な自然と対面し、人一人では到底敵わない力強さに圧倒されるような。

 SCPという理解不能かつ未知の脅威が存在することを知り、己の無力さにざわりと怯える、そんな感覚が大勢の心を掴んだように思います。

 そうした観点から見ると、エンドはSCP創作の趣とは異なります。これは特殊能力を用いた戦いが見所となっており、前述の力の競い合いの要素が強いです。

 SCPにもそうした存在がいないわけではないですが、少数にとどまっています。

 ですので本作にSCP創作のようなぞわりとした恐怖を期待された方には、期待を裏切ってしまうことだと思います。本作は特殊な能力を持った者たちが戦う作品なのです。

 それでもよろしければ、ぜひこの作品を読んでみてください。エンドが紡ぐ世界観とキャラクターは私自身好きですし自信があります。

『アーマード・コア』や『新世紀エヴァンゲリオン』が好きな方も気に入るかもしれません。

 前置きが長くなりましたが、『SCP版エンジェル・オーバードーズ』をよろしくお願いします。

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