最弱になりすました最強
落ち着き・・・?
決闘から2ヶ月が過ぎた。さすがの生徒たちもこれだけ時間が経つと神扇に興味を失った。神扇に興味を失ったのはもう1つ理由がある。それは神扇が強すぎたためだ。決闘から勝ってからというものの神扇は連日決闘を申し込まれるようになったのだ。その全部を受けた神扇は全て無傷で返り討ちにし、やがて挑む者はいなくなった。
これで注目されなくなると思っていた神扇にはまだ視線がついていた。それも目立つことなく見るような形で。それも複数。
(なんだろこの視線は?)
(人気者だな)
(変なこと言うなよ)
(だってなぁ)
アマノトはその後の言葉を言わないことにした。アマノトは気づいているが神扇は気づいていないからだ。これは好奇の視線。多分女子達が神扇を見に来たんだろう。
(この朴念仁が……)
(な、なんだよ急に)
アマノトがあからさまに残念がった。
(まあ、まだまだ楽しめそうだからいいか)
(僕は全然楽しくないけどね……)
「はぁ……」
僕はため息をつきながらその場から立ち去った。ある視線には気が付かずに。
神扇が立ち去ったあとそこには1人の男がいた。
「チッ、あの野郎」
その男は神扇に最初に負けた男だった。名前はマギク。
その男ーマギクは神扇に負けるまでは学園では10位という高い位置にいたのだが今は圏外まで落ちてしまった。さらに仲間たちも離れていき、マギクは1人だった。
「くそっ、あいつのせいで……っ!」
マギクは負けて以来ずっと神扇に恨みを持っていた。そしてずっとどうやったら負かせるのか考えていた。
「あいつは絶対卑怯な手を使っている。でなければ無傷で全勝とか有り得ない。あのとき俺が負けたのもなにか卑怯な手を使ったんだ」
自分も卑怯な手を使ったはずだがそんなことはお構い無しに思案を巡らせていた。そしてあることを、
思いついた。
「そうだ、あいつならもしかしたら……」
マギクはくるりと反対側を向いてとある所に向かった。
「『囚われの最強者』にあいつを殺してもらおう」
 
作者からのあとがき
いやー、最近いそがしいっす。しかも全然筆が進まない!一大事ですよ←他人事
最近はあんまり執筆できないし短くなるかもしれないのでいままでより遅くなるかもしれない………。まあ、でも待っててくれたらうれしいなー。
ではまた次回!
『雨と一緒に女の子が降ってきた!?』と『色々な物語』も呼んでください!!
これで注目されなくなると思っていた神扇にはまだ視線がついていた。それも目立つことなく見るような形で。それも複数。
(なんだろこの視線は?)
(人気者だな)
(変なこと言うなよ)
(だってなぁ)
アマノトはその後の言葉を言わないことにした。アマノトは気づいているが神扇は気づいていないからだ。これは好奇の視線。多分女子達が神扇を見に来たんだろう。
(この朴念仁が……)
(な、なんだよ急に)
アマノトがあからさまに残念がった。
(まあ、まだまだ楽しめそうだからいいか)
(僕は全然楽しくないけどね……)
「はぁ……」
僕はため息をつきながらその場から立ち去った。ある視線には気が付かずに。
神扇が立ち去ったあとそこには1人の男がいた。
「チッ、あの野郎」
その男は神扇に最初に負けた男だった。名前はマギク。
その男ーマギクは神扇に負けるまでは学園では10位という高い位置にいたのだが今は圏外まで落ちてしまった。さらに仲間たちも離れていき、マギクは1人だった。
「くそっ、あいつのせいで……っ!」
マギクは負けて以来ずっと神扇に恨みを持っていた。そしてずっとどうやったら負かせるのか考えていた。
「あいつは絶対卑怯な手を使っている。でなければ無傷で全勝とか有り得ない。あのとき俺が負けたのもなにか卑怯な手を使ったんだ」
自分も卑怯な手を使ったはずだがそんなことはお構い無しに思案を巡らせていた。そしてあることを、
思いついた。
「そうだ、あいつならもしかしたら……」
マギクはくるりと反対側を向いてとある所に向かった。
「『囚われの最強者』にあいつを殺してもらおう」
 
作者からのあとがき
いやー、最近いそがしいっす。しかも全然筆が進まない!一大事ですよ←他人事
最近はあんまり執筆できないし短くなるかもしれないのでいままでより遅くなるかもしれない………。まあ、でも待っててくれたらうれしいなー。
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