VRMMOをガチャで生き抜くために

りっきー

78話──お寿司

「何とか終わったね。」

「そうだね!」

「おつかれー!」

「お疲れ様です。」

(お疲れ様です。)

「流石に今日は疲れたし、ログアウトする? 結構いい時間だし。」
俺達は魔物の殲滅に4時間もかかっていたのだ。

「そうだね。流石に私も疲れたわ。」
ゲームであんまり疲れることの無いはる姉が疲れただと......

「私も疲れたー!」
詩織は結構疲れるから仕方ないだろう。

「よし! じゃあログアウトしよう。グレイスとリルもありがとね! 助かったよ。」

「お安い御用です。」
リルが微笑みながら言ってきた。

(いつでもお助けしますよ。)
グレイスがどやりながら言ってくる。

「お、おう。じゃあ2人も休んでくれ。」

リュウ、はる姉、詩織がログアウトしました。



「今日は疲れちゃって夜ご飯作る気にならないから、何か注文しようか。」

「さんせーい!」

「いんじゃない?」

「何がいい?」

「私はお寿司かなー!」

「詩織ったらー、まあいいわ。私もお寿司。」

「じゃあお寿司で決定。注文してくる。」

〜〜注文後〜〜
「いやーまさか、あそこでスタンピードが起こるとわねー。」

「そうだね。びっくりしたよ。」
はる姉と詩織が話している。

「あのまま気づかなかったらどうなってたんだろうね。」

「そうね。あんなに音してるのに気づかないことはないと思うけど。」

「そうだね。」
そのまま2人は反省会を2人で繰り広げたので、俺は蚊帳の外でテレビを見ていた。正直悲しかった。

『ピンポーンピンポーン』

「お! 来たみたいだな。行ってくる。」

「はーい。」
俺はお金を払い、お寿司を受け取った。

「おー!!!!」

「凄いねー!!」

「そうだな。こんなお寿司は久しぶりだね。」

「そうだね! 早く食べよう!」

「詩織そんなに急かさないで。先に醤油の準備しといて。」

「はーい。」
少し不機嫌になったが、すぐ治るからいいだろう。




「では、いただきます。」

「「いただきます!」」
また、2人は戦いの話をしているので、俺はそれを聞きながらお寿司を食べていた。そろそろ俺も会話に入れてくれないと耐えられない。



結構何も話すことは無く、食べ終えた。まあ、そういう時もあるだろうと割り切ることにして、仕方なく、俺は部屋に戻り、すぐに寝た。

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