VRMMOをガチャで生き抜くために

りっきー

66話──コロシアム

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そういえば、このゲームの終わりをまだ話していなかったな。このゲームは本エピソードは魔王を倒すことである。オンラインなので、他の人に倒される可能性はあるが、倒された後でも復活するので誰でも倒すことが出来る。魔王を倒した後でもエピソードは続く、【全ての街を踏破することや裏ボスを倒すこと】、【ダンジョンを全てクリアすることなど】、上げていくとキリがないが基本的には、魔王を倒すためにプレイヤーはレベル上げなどをしている。小さな達成項目で、【全ての武器を1度使用する】、【ゴブリン等の魔物を〇〇体倒す】などもある。これらを達成する事がこのゲームの終わりだ。しかし、それをしないでただ、本当の自分では出来ないことをやる人もいる。だから、人それぞれでやるのもありなのだろう。とまあ説明はここまでにして、本編に入ろうかと思う。





「よぉし!きたきたきたきたー!」
今日はアップデートがあり、待ちに待ったコロシアム(ランク戦)が追加されたのだ。俺はPvPをした事がなく、とても楽しみにしていた。

「じゃあ1戦してみるか。」
ルールは簡単で自分が所有する物ならなんでも使って良くて、レベルは皆50に設定され、防具やアクセサリーによるステータスの増加は有りと無しで分かれている。無しの場合は、己の技術で戦うことになる。当然俺はアクセサリーのステータス増加ありだけどな!

「よし!1戦目から本気出してくか。」
俺はぶっ壊れ武器を使い、エントリーした。すると、直ぐに相手が決まり、準備時間が始まった。

「よし!あと、5秒だ!」
4、3、2、1、スタート!!
俺は始まってすぐは、相手の様子を伺った。相手も動かないので、俺は素早く懐に入り、上半身と下半身を切断した。

WINNER     リュウ

「よしよし!案外簡単だな!まあ、チート装備があったら必然的にそうなるか!」
俺は、早くランキングトップに行きたいと思ったが、今日はお金を貯めようと思っていたので、1戦だけで辞めた。

「さあ!今日は久しぶりにギルドに言って、クエスト受けてくるか!」
本当に久々で、ギルドまでの道を忘れたので、マップを見てしっかりと進んだ。

「ふぅ。やっと着いた。」
実を言うと、マップ見たのにも関わらず迷った。多分このマップが壊れているのだろう...
そう思いながら俺はギルドへ入った。

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