クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!
177話 新米冒険者
まさか他の人達と合同でクエストをすることになるとはな。
昨日ビルさんとヘンリーさんに聞いた限りだと若手の冒険者は気の荒い連中が多いから気を付けろって言われたし仲良く出来ると良いんだがな。
今日はリリアが倒れてたから遅めに冒険者ギルドに来たおかげで他の冒険者は少ないけど………。
異世界物のテンプレをなぞることになるんだろうか?
「あっ、お待たせしました美月さん。此方の方々がGランク依頼を受注された方々です。」
紹介されたのは男女二人組。
年は大体僕らと変わらない位だろうか?
「どうもはじめまして!私はヘテラと言います。私達の初クエストで不安なのでご一緒させてください。」
女の子の方は礼儀正しく挨拶をしてくれる。
茶髪で優しそうな女の子だ。
反対に男はなにか不満があるのか顔を合わせてくれない。
「こらレン挨拶しないと!」
「ふん!こっちは二人で大丈夫なのに無理矢理同行させられたの間違いだろ?報酬も分割だし…。おまけにどう見てもコイツら足手まといじゃんか。そんなの認めてないからな。」
「レン!なんて失礼なことを!………すいません。レンは初の冒険だったのに水を指されたように感じているようで…………私は人数が多い方が安全だと伝えているんですが…………。」
まあ、急な話だからな反発されても当然か。
僕らのパーティーの女性陣の格好はどう見ても戦い慣れている人のそれではないしね。
「いや、突然の話だったし嫌がるのも当然だと思うよ。どうしても嫌なら僕らは諦めるけど………?」
「ギルドの方にも勧めていただきましたし、レンも不満はあるようですがオッケーを出したので………。」
「新米冒険者がギルドのお願いを断るわけにはいかないからな。精々足を引っ張らないようにしろよ。」
「あんた生意気!私の方があんたより遥かに強いに決まってるじゃない!」
「なんだと!」
ヤバイ。
ヒスイがイライラし過ぎて文句を言てしまったようだ。
「ヒスイ落ち着きましょう?私達の見た目では弱く思われても仕方ありません。実戦で格の違いというやつを見せてやりましょう?」
リリアフォローしてるようにも聞こえたけど、中々怒ってるなこれ。
最後の方の言葉に怒りが出ていた。
「すいません此方の方がお願いをしているのに………。」
僕が頭を下げると、リリアは自分のせいで僕に頭を下げさせたと思ったのか直ぐにレンと呼ばれていた少年に頭を下げる。
「私とした事が失礼な態度をとっていました。すいません。」
「ふん!………ごめんなさぁ~い。」
ヒスイも不満ながら謝罪の言葉を口にする。
その後、 全員の自己紹介と簡単な戦闘スタイルを話し合い、パーティーの構成を話し合う。
ヘテラさんは魔法職の後衛、レン君は両手剣をメインとする前衛のようだ。 
「あっ、そう言えば使役獣ようのアクセサリーが冒険者ギルドで貰えるって聞いたんだけど………。」
ヤバイヤバイ、忘れてた。
ご飯を目の前にしてラズリがいきなり飛び出してきたりしても良いようにしておかないとな。
「美月さんって[ティム]スキルを持ってたんですか。」
「えぇ。この子達ようのアクセサリーを用意してもらいたいんですが。」
ラズリとニキスを出す。
「「可愛い~!」」
ヘテラさんもアリスさんも可愛いといい二人を撫で回す。
「ムニムニしてます!ひんやりしてて気持ちいいです。」
「この子も毛並みがよくて撫で心地最高です♪あっ!………すいません直ぐにアクセサリー用意しますね。」
二人とも撫で撫でされて気持ち良さそうしていた。
うーん。二人とも女性人気が凄いな。
「ふん。スライムに猫か。そんな弱い魔物を使ってるなんて信じられないね!」
「むきゅ!?ムキュキュ!」
ラズリが抗議の声を挙げている。
僕もその発言には流石にイラッっとしたな。
何処までもケンカを売らないと気がすまないのか?
リリアさんも同じことを思ったらしくレン君に声を掛ける。
僕も今回は謝る気はない。
「私達が弱く見られるのは百歩譲って仕方ないです。こんな見た目ですしね。………ですが、ニキスとラズリの二人をバカにするのは許しませんよ?この娘達は私達の大切な仲間です。先程の言葉撤回してもらいましょうか。」
先程とは違い迫力のあるリリアの言葉にレン君はたじろぐ。
「ちっ………バカにして悪かったよ。」
「……むぎ。」
「許してくれるそうですよ。」
はぁ。それにしても初の冒険が人間関係ギスギスだなぁ。
上手くいけば良いけど………。
「アクセサリーお持ちしましたぁ!…………ってあれ?この空気……なにかあったんですか………。」
昨日ビルさんとヘンリーさんに聞いた限りだと若手の冒険者は気の荒い連中が多いから気を付けろって言われたし仲良く出来ると良いんだがな。
今日はリリアが倒れてたから遅めに冒険者ギルドに来たおかげで他の冒険者は少ないけど………。
異世界物のテンプレをなぞることになるんだろうか?
「あっ、お待たせしました美月さん。此方の方々がGランク依頼を受注された方々です。」
紹介されたのは男女二人組。
年は大体僕らと変わらない位だろうか?
「どうもはじめまして!私はヘテラと言います。私達の初クエストで不安なのでご一緒させてください。」
女の子の方は礼儀正しく挨拶をしてくれる。
茶髪で優しそうな女の子だ。
反対に男はなにか不満があるのか顔を合わせてくれない。
「こらレン挨拶しないと!」
「ふん!こっちは二人で大丈夫なのに無理矢理同行させられたの間違いだろ?報酬も分割だし…。おまけにどう見てもコイツら足手まといじゃんか。そんなの認めてないからな。」
「レン!なんて失礼なことを!………すいません。レンは初の冒険だったのに水を指されたように感じているようで…………私は人数が多い方が安全だと伝えているんですが…………。」
まあ、急な話だからな反発されても当然か。
僕らのパーティーの女性陣の格好はどう見ても戦い慣れている人のそれではないしね。
「いや、突然の話だったし嫌がるのも当然だと思うよ。どうしても嫌なら僕らは諦めるけど………?」
「ギルドの方にも勧めていただきましたし、レンも不満はあるようですがオッケーを出したので………。」
「新米冒険者がギルドのお願いを断るわけにはいかないからな。精々足を引っ張らないようにしろよ。」
「あんた生意気!私の方があんたより遥かに強いに決まってるじゃない!」
「なんだと!」
ヤバイ。
ヒスイがイライラし過ぎて文句を言てしまったようだ。
「ヒスイ落ち着きましょう?私達の見た目では弱く思われても仕方ありません。実戦で格の違いというやつを見せてやりましょう?」
リリアフォローしてるようにも聞こえたけど、中々怒ってるなこれ。
最後の方の言葉に怒りが出ていた。
「すいません此方の方がお願いをしているのに………。」
僕が頭を下げると、リリアは自分のせいで僕に頭を下げさせたと思ったのか直ぐにレンと呼ばれていた少年に頭を下げる。
「私とした事が失礼な態度をとっていました。すいません。」
「ふん!………ごめんなさぁ~い。」
ヒスイも不満ながら謝罪の言葉を口にする。
その後、 全員の自己紹介と簡単な戦闘スタイルを話し合い、パーティーの構成を話し合う。
ヘテラさんは魔法職の後衛、レン君は両手剣をメインとする前衛のようだ。 
「あっ、そう言えば使役獣ようのアクセサリーが冒険者ギルドで貰えるって聞いたんだけど………。」
ヤバイヤバイ、忘れてた。
ご飯を目の前にしてラズリがいきなり飛び出してきたりしても良いようにしておかないとな。
「美月さんって[ティム]スキルを持ってたんですか。」
「えぇ。この子達ようのアクセサリーを用意してもらいたいんですが。」
ラズリとニキスを出す。
「「可愛い~!」」
ヘテラさんもアリスさんも可愛いといい二人を撫で回す。
「ムニムニしてます!ひんやりしてて気持ちいいです。」
「この子も毛並みがよくて撫で心地最高です♪あっ!………すいません直ぐにアクセサリー用意しますね。」
二人とも撫で撫でされて気持ち良さそうしていた。
うーん。二人とも女性人気が凄いな。
「ふん。スライムに猫か。そんな弱い魔物を使ってるなんて信じられないね!」
「むきゅ!?ムキュキュ!」
ラズリが抗議の声を挙げている。
僕もその発言には流石にイラッっとしたな。
何処までもケンカを売らないと気がすまないのか?
リリアさんも同じことを思ったらしくレン君に声を掛ける。
僕も今回は謝る気はない。
「私達が弱く見られるのは百歩譲って仕方ないです。こんな見た目ですしね。………ですが、ニキスとラズリの二人をバカにするのは許しませんよ?この娘達は私達の大切な仲間です。先程の言葉撤回してもらいましょうか。」
先程とは違い迫力のあるリリアの言葉にレン君はたじろぐ。
「ちっ………バカにして悪かったよ。」
「……むぎ。」
「許してくれるそうですよ。」
はぁ。それにしても初の冒険が人間関係ギスギスだなぁ。
上手くいけば良いけど………。
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コメント
ペンギン
お疲れ様です!これからも頑張ってください!
白髪
お疲れさまです (*´∀`)♪
TNKt_k
すいません。
忙しくて投稿ボタン押すの忘れてました。
今日、もう一話投稿します。
明日も投稿する予定です。
orz