クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!
139話 食糧調達グループ
よし、1日休んだし今日から島を出る準備するか。
「今日からどうしましょうか?」
「そうですね…………。船を作るグループと食料調達班に別れましょうか?」
「美月様はどちらのグループに行きますか?」
うーん。
僕はあんまり物作りは得意じゃないんだよなぁ。
嫌いじゃないけど………戦ってる方が気楽かな?
「僕は………食料調達班でもいいかな?」
「分かりました。それなら私が船作りグループに行きましょう。美月様とご一緒したいですが、流石ニキスとラズリ二人に任せるのは不安ですしね。」
まあ、そうだなぁ。
ラズリは食糧にしか興味ないし、ニキスは見た目こそ小学校高学年位に見えるが、実際は0歳だし物作りの経験なんてないだろうしな。
「うーん。それならスキル構成的に戦闘系の多いニキスにはこっちに来てもらおう。ラズリの事をよろしくお願いしますよ。」
「はい。」
あとはヒスイとエミリアさんか…………。
エミリアさんはついでにレベル上げもかねてこっちに来てもらおう。
[状態異常妄想]を使えない以上、僕らよりはレベルも上がりにくくて、強くなり辛いけど
ヒスイは…バランス的に船作りグループかな?
「じゃ、エミリアさんはレベル上げがてら、食料調達に一緒に行きましょう。」
「レベル上げですか…………あまり養殖はしたくないのですが…………。」
養殖?なんだ?
隠語の類いか? 
「養殖とは?」
「あぁ。美月さんは異世界の方はですもんね。養殖とは一般的に高レベルの冒険者に魔物を倒してもらい、戦闘経験の無いまま強くなった者の事を揶揄して言っている言葉です。」
「別にエミリアさんは、今のレベルまでは自分の力で強くなったんですよね。ならいんじゃないですか?」
「うーん。そうですが………、本来戦闘で得るはずの実戦経験を失うのは………。」
「実戦経験は後でも得られますけど、経験値はこの島で戦った方が効率が良いですよ。それに少しでも戦闘に混じれば、格上との実戦経験に繋がると思いますよ。」
「それもそうですね。それではよろしくお願いいたします。」
≪エミリア視点≫
それから一時間後
あんなことを言ったさっきの私を殴り飛ばしたいです!
何が「格上との実戦経験に繋がると思いますよ。」ですか!
「ニキス!あのデカ物は頼んだ。」
「了解ですマスター。」
 目の前に広がる光景………。
あり得ない程にデカイイノシシであるギガントボアとそれに絡まる黒い影。
ゴガァァ!
「[波擊]。」
樹木の体をもったフォレストゴーレムに突き刺さる鉄の拳。
そして、今までの一時間の戦いで倒した魔物が積み重なった山、途切れることなくやってくる魔物たち。
どうやら戦闘したあとその場に留まって居ると戦闘音を聞いた魔物が山ほどやってくるらしいのです。
その魔物の中から食糧になる魔物を探しているようです。
私も一度は戦闘に混じろうとはしましたが、役に立たないどころが足手まといにしかならなかった。
こんなことなら船を作るグループに入っていれば良かった。
明日は、なにがなんでも船作りの方に加わろう。
なにもしないままに上がっていく私のステータスを見ながら、私はそう思いました。。
「今日からどうしましょうか?」
「そうですね…………。船を作るグループと食料調達班に別れましょうか?」
「美月様はどちらのグループに行きますか?」
うーん。
僕はあんまり物作りは得意じゃないんだよなぁ。
嫌いじゃないけど………戦ってる方が気楽かな?
「僕は………食料調達班でもいいかな?」
「分かりました。それなら私が船作りグループに行きましょう。美月様とご一緒したいですが、流石ニキスとラズリ二人に任せるのは不安ですしね。」
まあ、そうだなぁ。
ラズリは食糧にしか興味ないし、ニキスは見た目こそ小学校高学年位に見えるが、実際は0歳だし物作りの経験なんてないだろうしな。
「うーん。それならスキル構成的に戦闘系の多いニキスにはこっちに来てもらおう。ラズリの事をよろしくお願いしますよ。」
「はい。」
あとはヒスイとエミリアさんか…………。
エミリアさんはついでにレベル上げもかねてこっちに来てもらおう。
[状態異常妄想]を使えない以上、僕らよりはレベルも上がりにくくて、強くなり辛いけど
ヒスイは…バランス的に船作りグループかな?
「じゃ、エミリアさんはレベル上げがてら、食料調達に一緒に行きましょう。」
「レベル上げですか…………あまり養殖はしたくないのですが…………。」
養殖?なんだ?
隠語の類いか? 
「養殖とは?」
「あぁ。美月さんは異世界の方はですもんね。養殖とは一般的に高レベルの冒険者に魔物を倒してもらい、戦闘経験の無いまま強くなった者の事を揶揄して言っている言葉です。」
「別にエミリアさんは、今のレベルまでは自分の力で強くなったんですよね。ならいんじゃないですか?」
「うーん。そうですが………、本来戦闘で得るはずの実戦経験を失うのは………。」
「実戦経験は後でも得られますけど、経験値はこの島で戦った方が効率が良いですよ。それに少しでも戦闘に混じれば、格上との実戦経験に繋がると思いますよ。」
「それもそうですね。それではよろしくお願いいたします。」
≪エミリア視点≫
それから一時間後
あんなことを言ったさっきの私を殴り飛ばしたいです!
何が「格上との実戦経験に繋がると思いますよ。」ですか!
「ニキス!あのデカ物は頼んだ。」
「了解ですマスター。」
 目の前に広がる光景………。
あり得ない程にデカイイノシシであるギガントボアとそれに絡まる黒い影。
ゴガァァ!
「[波擊]。」
樹木の体をもったフォレストゴーレムに突き刺さる鉄の拳。
そして、今までの一時間の戦いで倒した魔物が積み重なった山、途切れることなくやってくる魔物たち。
どうやら戦闘したあとその場に留まって居ると戦闘音を聞いた魔物が山ほどやってくるらしいのです。
その魔物の中から食糧になる魔物を探しているようです。
私も一度は戦闘に混じろうとはしましたが、役に立たないどころが足手まといにしかならなかった。
こんなことなら船を作るグループに入っていれば良かった。
明日は、なにがなんでも船作りの方に加わろう。
なにもしないままに上がっていく私のステータスを見ながら、私はそう思いました。。
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コメント
自称脳筋wwww
頑張って✊
TNKt_k
暴食⇔節制………………さん。
長いのでサンドラさんで良いですか?
そうですね。
確かにレベル上がりにくくなりますね。
修正いたします。
ありがとうございます!!
TNKt_k
ノベルバユーザー232154さん
コメントありがとうございます。
誤字を直すために何回か読み直してるんですが、読み直す度に間違えが出てきてしまって………………。
誤字直し頑張ります。