クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!
133話 他の二人のイカ狩り
僕の方はこれで良いか。
他の二人はどうだろう?
リリアの方を見るともう戦闘は終わっているようだ。
リリアのステータスを見るがHPは一つたりとも削れていない。
海上には剣で斬られた触手と真っ二つになったクラーケンの胴体が浮かんでいる。
「ふう。海の中から攻撃してくるので厄介でしたが、強さ事態はそうでもなかったですね。ですが、捕まっていた男はもう間に合わなかったです。すいません。」
「そ、そうですか………仕方ありませんよ。……リリアさんはクラーケンをどうやって海から引きずり出したんですか?」
「風魔法の[ウィンドカッター]を[武器魔法付与]して海面ごと斬りました。」
お、お、おう……。
僕がやろうとして止めた海面割りを本当に実行してしまうとは……師匠はやっぱり凄すぎるわ。
ヒスイはどうだろう。
「ヒスイどうだ?」
「はぁ、はぁ。輝夜……?こっちはもう終わるよ。」
!!ヒスイが戦っていたクラーケンはマングローブの様な植物に寄生されている。
クラーケンはまだ生きているようだが、寄生している植物を退かす有効手段がなく徐々に本体が干からびていっている。
「ふぅ。凄いでしょ。[ドレインプラント]って言って、植物の種に魔法を掛けて使う魔法で相手の持つMPやHPを吸い取るのよ。」
クラーケンはもうまともに泳ぐことは出来ず、寄生していた植物と共に海中に沈んでいった。
凄い魔法だな。僕は絶対食らいたくない。
しかし、さっきからやけにヒスイが疲れているように見える。
!………ステータスを、覗いて見るとHPが今も継続的に減っている
「ヒスイ!どうしたんだやけにきつそうだけど?」
「だぶん、世界樹の影響の範囲外に出すぎた性かも、まさかHPが減り出すほどとは……でも大丈夫。このペースなら別に死ぬほどじゃないわ。」
そうか!ヒスイは妖精。
妖精は信仰や思いを与える存在がいる領域から出過ぎると存在を維持できなくなるってヒスイ自身が言ってたじゃないか!
「すまないヒスイ気付かなかった。急いで戻ろう。」
「大丈夫よ。別に死ぬわけじゃないわ。だから、急ぐ必要は無いわ。」
「死なないからと言って、辛くて良い理由にはならないだろ。」
「そ、そうだけど………。」
そうと決まれば急がないと。
周囲にクラーケンはもう居ない。
取り敢えず、船は捨ててこいつを担いでいくか。
「船は捨てることにしたから、担ぐからこっちにきてくれ。」
「ええぇ!な、なんでですか!!私は皆さんみたいに空を歩けないですよ!!」
「いいから。」
あんまり時間を掛けて、ヒスイに辛い思いをさせるわけにはいかない。
強引に担ぎ上げる。
「ちょっと待ってください!幾らなんでもこの持ち方は酷くないですか!?お姫様抱っこ、せめておんぶで連れていってくださいよ。こっちは乙女ですよ!」
うーん。
わざわざ持ち替えるのめんどくさいなぁ。
2,3分くらいで陸地に付くしこのまま行こうか。
「すいません。もうすぐ付きますから、ちょっと我慢して下さい。さぁ、二人と急いで陸地に戻ろう。ヒスイ大丈夫か?」
「う、うん。大丈夫。」
僕らは、今さっき来た道を急いで戻った。
他の二人はどうだろう?
リリアの方を見るともう戦闘は終わっているようだ。
リリアのステータスを見るがHPは一つたりとも削れていない。
海上には剣で斬られた触手と真っ二つになったクラーケンの胴体が浮かんでいる。
「ふう。海の中から攻撃してくるので厄介でしたが、強さ事態はそうでもなかったですね。ですが、捕まっていた男はもう間に合わなかったです。すいません。」
「そ、そうですか………仕方ありませんよ。……リリアさんはクラーケンをどうやって海から引きずり出したんですか?」
「風魔法の[ウィンドカッター]を[武器魔法付与]して海面ごと斬りました。」
お、お、おう……。
僕がやろうとして止めた海面割りを本当に実行してしまうとは……師匠はやっぱり凄すぎるわ。
ヒスイはどうだろう。
「ヒスイどうだ?」
「はぁ、はぁ。輝夜……?こっちはもう終わるよ。」
!!ヒスイが戦っていたクラーケンはマングローブの様な植物に寄生されている。
クラーケンはまだ生きているようだが、寄生している植物を退かす有効手段がなく徐々に本体が干からびていっている。
「ふぅ。凄いでしょ。[ドレインプラント]って言って、植物の種に魔法を掛けて使う魔法で相手の持つMPやHPを吸い取るのよ。」
クラーケンはもうまともに泳ぐことは出来ず、寄生していた植物と共に海中に沈んでいった。
凄い魔法だな。僕は絶対食らいたくない。
しかし、さっきからやけにヒスイが疲れているように見える。
!………ステータスを、覗いて見るとHPが今も継続的に減っている
「ヒスイ!どうしたんだやけにきつそうだけど?」
「だぶん、世界樹の影響の範囲外に出すぎた性かも、まさかHPが減り出すほどとは……でも大丈夫。このペースなら別に死ぬほどじゃないわ。」
そうか!ヒスイは妖精。
妖精は信仰や思いを与える存在がいる領域から出過ぎると存在を維持できなくなるってヒスイ自身が言ってたじゃないか!
「すまないヒスイ気付かなかった。急いで戻ろう。」
「大丈夫よ。別に死ぬわけじゃないわ。だから、急ぐ必要は無いわ。」
「死なないからと言って、辛くて良い理由にはならないだろ。」
「そ、そうだけど………。」
そうと決まれば急がないと。
周囲にクラーケンはもう居ない。
取り敢えず、船は捨ててこいつを担いでいくか。
「船は捨てることにしたから、担ぐからこっちにきてくれ。」
「ええぇ!な、なんでですか!!私は皆さんみたいに空を歩けないですよ!!」
「いいから。」
あんまり時間を掛けて、ヒスイに辛い思いをさせるわけにはいかない。
強引に担ぎ上げる。
「ちょっと待ってください!幾らなんでもこの持ち方は酷くないですか!?お姫様抱っこ、せめておんぶで連れていってくださいよ。こっちは乙女ですよ!」
うーん。
わざわざ持ち替えるのめんどくさいなぁ。
2,3分くらいで陸地に付くしこのまま行こうか。
「すいません。もうすぐ付きますから、ちょっと我慢して下さい。さぁ、二人と急いで陸地に戻ろう。ヒスイ大丈夫か?」
「う、うん。大丈夫。」
僕らは、今さっき来た道を急いで戻った。
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コメント
TNKt_k
日間ランキング3位、週間ランキング7位になれました。
皆さんのお陰です。
これからもよろしくお願いします。
TNKt_k
ノベルバユーザー189620さん。
コメントありがとうございます。
更新………私はあまり一定間隔で更新するのが得意ではなく、時々遅れることがあります。
どうか広い心で受け止めてもらえると嬉しいです。
更新頑張ります
TNKt_k
ノベルバユーザー117035さん。
コメントありがとうございます。
この作品は私にとっても思い入れのある作品です。今考えている段階でもあと2,3年は続きます。
出来れば、そこまで見ていただけれど嬉しいです(((o(*゚∀゚*)o)))
TNKt_k
ファリドさん。
コメントありがとうございます。
グッジョブの件訂正させてもらいました。
交わす→身乃木のやつに変更したいんですけど私のケータイは変換でも出てこないんですよね。
躱をネットからコピーしてきました!!
そしてキャラクターの名前がごっちゃごちゃ件は時間をかけて読み直していきます。
誤字脱字の連絡ありがとうございます。
誤字脱字は多いですが、内容には一定レベルの面白さがあると思います。
これからもこの作品をよろしくお願いいたします
TNKt_k
ノベルバユーザー220907さん。
コメントありがとうございます。
めちゃくちゃ好き!っっっ!!ありがとうございます!!!
私もこの作品は大好きです。
この作品を書き始めてからは暇さえあればこの作品の妄想をしてます。
私の好きなものを好きになってもらえて嬉しいです!!( ≧∀≦)ノ
これからもよろしくお願いします!