クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!
128話 名付け
僕達の拠点としている海岸線付近に向かう中リリアさんが話し掛けてくる。
「美月様、妖精や精霊はかなりの気分屋と聞きます。警戒は怠らないようにした方がよいのでは?まあ、私も話で聞いただけで妖精とかに有ったのは初めてなので何とも言えませんが…………。」
「分かってるさ。だからこそ近くに置いておいて相手の情報を知れるようにしてるってことだよ。」
「!?なるほど!そこまでの考慮した上での発言だったのですね!すいません、私程度の考えることは美月様は既に考えてますよね。」
…………。
最近のリリアさんは何かと付けて僕を褒め称えてくる。
そりゃぁ褒めてもらえるのは、嬉しいけど………こんなことまで誉められるとなんか疲れちゃうよ。
それなのに戦闘訓練の時は、やたらめったらしごいて来るのに…………。
「あははは………ってな訳でちょっと情報収集してきますよ。」
妖精の方を見るとラズリとニキスと交流を深めているようだ。
ラズリは妖精に対して殆ど警戒をせずに接しているように見えるが、ニキスは直立に尻尾が立っており、妖精を警戒しているように見える。
「さーて、僕も話に混ぜてくれよ。」
「マスタぁ~。」
ニキスは僕が来たことに安心したのか尻尾をヘタらせながらくっついてくる。
ニキスは普段大人ぶってるけど、自分の想定の限界を越える事態に遭遇してしまうと子供っぽくなってしまうみたいだ。
「で、君ってどんな存在なの?」
「ちょっと待ってよ!なんなの君って呼び方!!もうちょっと可愛い呼び方してよ!」
うーん。出会ってからまだ一時間も経ってないけど、この子の性格が分かってきたかも…………。
いわゆるバカ系ツンデレっ娘かな?だけどツン成分が多すぎる気もするけど……………。
でも直ぐにこんな風に分類分けしちゃうところに、僕の陰キャ度の高さを感じちゃうな。
ってか、
「いや、なんて呼べば良いだよ!妖精さんって呼べば良いのか?流石に16才にもなって妖精さんなんて言いたくないな。恥ずかしいよ。」
高校生になって妖精さんなんて呼び方をするなんて流石に恥ずかし過ぎる。
「うーん。確かに妖精なんて私以外にもいくらでもいるしねぇ~………。」 
「ムギュギュ。ギュギュギギ?」
「おお!それは良い提案じゃん!じゃあ、そゆことでよろしく!!」
何かラズリが鳴き声を上げるとそれに答えるように妖精がそう告げると妖精はこっちに振り向いた。。
妖精は期待の籠った目で僕は見つめ続けてくる。
「ごめん。期待してくれてるところ悪いんだけど、僕はラズリの言葉は分からないんだ。何て言ってたのか教えてくれないか?」
「ええー!わかんないの?言葉も分からないのに、よく二人はそんなに仲良くなれたね!私は………………。」
うーん?
僕が来る前に三人で話してたときに色々聞いたのかな?
「ラズリちゃんは、マスターに名前を決めてもらったら?って言ってのよ!だから私の名前を決めよ!」
「え!?いや、僕なんかが名前なんか決めちゃって良いの?」
「うん。だってないと困るじゃん。」
ええ~。499年も名前無しで生きてきたのに、16才の言っちゃえば若造に名前を決められて良いのか?
妖精の方を見てみると「?どうしたの?」と言わんばかりの顔をしている。
499年も生きてるとやっぱり普通の人間とは感覚が違うのかな?そもそも種族が妖精だしな。
「うーん、そうだね………。」
「ワクワク」
ワクワクって言ってる人初めて見たわ。
それにしても名前かぁ~。ラズリ・ニキスに続き、鉱石・宝石系に関連する感じでいきたいなぁ。
改めて妖精を見直してみる。
やはり見た目は高校生程度に成熟した体つきだがサイズが小さいな。
髪の毛は薄目の緑色だなぁ。所謂エメラルドグリーンってやるかな?
性格はちょっと前に考察した通りか………………。
………胸は人間サイズに換算するとCカップ程度はあるのかな?
………………ゴクリ。
はぁっ!まさか妖精の胸に対して興奮してたのか!?
幾らなんでも妖精に欲情はまずい。
冷静になれ僕!!
ふう。
それはさておき、名前かぁ~。
「その髪の色はエメラルドってよりは翡翠って感じかな?」
「??良く分かんないけど、何で石から名前つけるの?まあ、良いんだけどさ。」
うっ!確かに他人から見たらどうでも良いような拘りかもしれないけど、だけどこうゆう所で一定の法則で名前つけるのカッコいいじゃん!
「妖精!マスターは考え有ってそうゆう名前の付け方してる。意見しちゃダメ。」
「そっかぁ、ニキスちゃんが言うならそうなのかなぁ。」
ごめんニキス。それは流石に過剰評価だよ。
言いづらい流れになったけど仕方ない。
「君の名前は今日からヒスイだ。よろしく。」
「そうだね。じゃ、よろしくね輝夜!」
う~ん。いっつも美月って呼ばれてるから輝夜って呼ばれてるとむず痒いな。
「美月様、妖精や精霊はかなりの気分屋と聞きます。警戒は怠らないようにした方がよいのでは?まあ、私も話で聞いただけで妖精とかに有ったのは初めてなので何とも言えませんが…………。」
「分かってるさ。だからこそ近くに置いておいて相手の情報を知れるようにしてるってことだよ。」
「!?なるほど!そこまでの考慮した上での発言だったのですね!すいません、私程度の考えることは美月様は既に考えてますよね。」
…………。
最近のリリアさんは何かと付けて僕を褒め称えてくる。
そりゃぁ褒めてもらえるのは、嬉しいけど………こんなことまで誉められるとなんか疲れちゃうよ。
それなのに戦闘訓練の時は、やたらめったらしごいて来るのに…………。
「あははは………ってな訳でちょっと情報収集してきますよ。」
妖精の方を見るとラズリとニキスと交流を深めているようだ。
ラズリは妖精に対して殆ど警戒をせずに接しているように見えるが、ニキスは直立に尻尾が立っており、妖精を警戒しているように見える。
「さーて、僕も話に混ぜてくれよ。」
「マスタぁ~。」
ニキスは僕が来たことに安心したのか尻尾をヘタらせながらくっついてくる。
ニキスは普段大人ぶってるけど、自分の想定の限界を越える事態に遭遇してしまうと子供っぽくなってしまうみたいだ。
「で、君ってどんな存在なの?」
「ちょっと待ってよ!なんなの君って呼び方!!もうちょっと可愛い呼び方してよ!」
うーん。出会ってからまだ一時間も経ってないけど、この子の性格が分かってきたかも…………。
いわゆるバカ系ツンデレっ娘かな?だけどツン成分が多すぎる気もするけど……………。
でも直ぐにこんな風に分類分けしちゃうところに、僕の陰キャ度の高さを感じちゃうな。
ってか、
「いや、なんて呼べば良いだよ!妖精さんって呼べば良いのか?流石に16才にもなって妖精さんなんて言いたくないな。恥ずかしいよ。」
高校生になって妖精さんなんて呼び方をするなんて流石に恥ずかし過ぎる。
「うーん。確かに妖精なんて私以外にもいくらでもいるしねぇ~………。」 
「ムギュギュ。ギュギュギギ?」
「おお!それは良い提案じゃん!じゃあ、そゆことでよろしく!!」
何かラズリが鳴き声を上げるとそれに答えるように妖精がそう告げると妖精はこっちに振り向いた。。
妖精は期待の籠った目で僕は見つめ続けてくる。
「ごめん。期待してくれてるところ悪いんだけど、僕はラズリの言葉は分からないんだ。何て言ってたのか教えてくれないか?」
「ええー!わかんないの?言葉も分からないのに、よく二人はそんなに仲良くなれたね!私は………………。」
うーん?
僕が来る前に三人で話してたときに色々聞いたのかな?
「ラズリちゃんは、マスターに名前を決めてもらったら?って言ってのよ!だから私の名前を決めよ!」
「え!?いや、僕なんかが名前なんか決めちゃって良いの?」
「うん。だってないと困るじゃん。」
ええ~。499年も名前無しで生きてきたのに、16才の言っちゃえば若造に名前を決められて良いのか?
妖精の方を見てみると「?どうしたの?」と言わんばかりの顔をしている。
499年も生きてるとやっぱり普通の人間とは感覚が違うのかな?そもそも種族が妖精だしな。
「うーん、そうだね………。」
「ワクワク」
ワクワクって言ってる人初めて見たわ。
それにしても名前かぁ~。ラズリ・ニキスに続き、鉱石・宝石系に関連する感じでいきたいなぁ。
改めて妖精を見直してみる。
やはり見た目は高校生程度に成熟した体つきだがサイズが小さいな。
髪の毛は薄目の緑色だなぁ。所謂エメラルドグリーンってやるかな?
性格はちょっと前に考察した通りか………………。
………胸は人間サイズに換算するとCカップ程度はあるのかな?
………………ゴクリ。
はぁっ!まさか妖精の胸に対して興奮してたのか!?
幾らなんでも妖精に欲情はまずい。
冷静になれ僕!!
ふう。
それはさておき、名前かぁ~。
「その髪の色はエメラルドってよりは翡翠って感じかな?」
「??良く分かんないけど、何で石から名前つけるの?まあ、良いんだけどさ。」
うっ!確かに他人から見たらどうでも良いような拘りかもしれないけど、だけどこうゆう所で一定の法則で名前つけるのカッコいいじゃん!
「妖精!マスターは考え有ってそうゆう名前の付け方してる。意見しちゃダメ。」
「そっかぁ、ニキスちゃんが言うならそうなのかなぁ。」
ごめんニキス。それは流石に過剰評価だよ。
言いづらい流れになったけど仕方ない。
「君の名前は今日からヒスイだ。よろしく。」
「そうだね。じゃ、よろしくね輝夜!」
う~ん。いっつも美月って呼ばれてるから輝夜って呼ばれてるとむず痒いな。
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