腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが

けん玉マスター

クリスマス特別編 Merry Christmas!

「ユウ、準備はいい?」
「あ、ああ。」
「いくよ?せーの…」


「「メリークリスマス!!」」


「皆さん、クリスマスはいかがお過ごしですか?主人公やらせてもらってます、藤山優ですよ〜。」
「ミーシェでーす!」
「今回はね、クリスマス特別編ということでね、楽しんでいってもらおうと思います。」
「お菓子?ケーキ?それともチキンかなぁ?!」
「お前は食うことばっかだな!コホン…話がそれましたね。今年のクリスマス、皆さんはどうですか?楽しんでますか?今回はいつも読んでくださっている読者の皆様のために2人でクリスマスを盛り上げちゃいますよ〜!というスローガンのもと色々考えました。主に作者が!」
「何やるの?!楽しみ〜!」
「ですがLIVEとかじゃないんでね、ビンゴとかは出来ません。プレゼント企画とかも考えたんですけど…Twitterのフォロワー少ないですからね…。それに学生の作者が書いている訳ですから、そんなお金もありません!」
「…じゃあ何するの?」
「やっぱり小説書くしかないじゃん?だから色々特別編出そうかと思って…。本当はクリスマス限定のキャラのイラストとか描きたかったんですけど…作者の画力じゃ炎上してしまいます。ていうか誰か描いてくんないかな…。」
「特別編?今やってる学園の方じゃなくて?」
「あ、別作品とか書く訳じゃなくて、その辺は誤解しないで欲しいです!あくまでこの作品の設定の中で特別編をいくつか出したいと思います。」
「へぇ〜!楽しみ〜!」
「なんか特別サプライズとか出来るわけじゃないですが…よければ楽しんでいって欲しいです!それでは特別編…」


「「どうぞ!」」



特別編1
〇それぞれのクリスマス

ユウ&ミーシェの場合
魔神領
「ミーシェ、クリスマスって知ってるか?」
「クリスマス?何それ?もしかして…食べ物?!」
「違います。」
「なんだ。じゃあいいや。」
「おい。…食べ物じゃないけど…ご馳走は食えるぞ?」
「ほんと?!」
「あ、ああ。今日は12月25日だろ?その日はキリスト…まあ神様の誕生を祝う日でな…まあなんだその…ケーキとかご馳走食べてわいわいやる日なんだ。」
「ケーキ?!食べよ食べよ!」
「ああ、作ってくれ。」
「え?作るの?」
「うん、よろしく。」
「…」

「そういうことなら私が作ろうじゃないの!」
「よっ!サラ姉さん!」

「「…」」
サラとベルフェゴールの登場である。
「よっ!じゃねえよ!サラに作らせたら終わりだろうが!」
「じゃあ私が作る?」
「変わんねえよ!」


「たく…ようやく2人になれたな。」
「あの二人のケーキ食べたら死んじゃうもんね。」
「よーし!一緒にご馳走作るか!」
「うん!一緒に頑張ろ!」


「ふぅ…だいたい出来たね!」
「ああ。」
テーブルにはチキンやケーキなどのご馳走がずらりと並ぶ。
「美味しそうにできたな。」
「うん!お姉ちゃん達呼んでくるね!」
「ああ。」


「じゃあ行くぞ?メリークリスマス!」
「「「メリークリスマス?」」」
「メリークリスマスってのはな、クリスマスを祝う時に言うんだ。」
「へぇ〜。」
「じゃ、改めて行くぞ?」
「「「うん!」」」
「「「「メリークリスマス!!」」」」
「うーん!お肉美味しい〜!さすがミーシェね!」
「ああ、お前の料理だったらブラッティークリスマスになってたからな。」
「ど、どういう意味よ!」
「さあな〜。」


「いや〜、クリスマスってこんなに楽しいんだね!」
「そうだな…。」
優とミーシェは魔神領の城のテラスから皆がどんちゃん騒ぎしている中庭を見る。
「…実は俺、クリスマスでこんなに楽しかったの初めてなんだ。」
「え?そうなの?」
「ああ、あっちでは一緒に騒ぐ友達も家族もいなかったからな。」
「ユウ…。」
「でも!こっちに来てからは違う。お前や、サラ、ベルフェゴールにバトラー。」
「ふふ…カナちゃんにスコットさんもいるもんね!」
パーティー会場で楽しそうにお肉を頬張るカナとスコットさんを見つける。
「ああ…。本当に楽しいよ。」
「私も、ユウがクリスマスについて教えてくれなかったらこんなに楽しめなかったし。何より…ユウが居なきゃ今は無いわけだしね。」
「そ、それを言ったら俺だって。」
「んふ…お互いありがとうだね。」
「ああ…ありがとな…ミーシェ。」
「ユウこそ…ありがとう。」
クリスマス仕様に彩られた城。
綺麗なイルミネーションが照らす中2人の唇が重なる。
「ふふ…今夜は…寒いね…。」
「冬…だからな…。」
優は寒そうに手をさするミーシェの手を自分の手で包み込む。
「でも…寒いのも悪くないな〜。」
「そうか?」
「うん、ユウに貰ったマフラー付けれるし。それに…」
「それに?」
「ユウと…くっつけるじゃん?」
そう言ってミーシェは優に抱きつく。
「!、ミーシェ…。」
「ふふ…そのまま押し倒すのかな?」
「がっついてくる男は嫌いか?」
「ううん、ユウになら…大歓迎だよ?」
「第一お前が悪いんだぞ?お前が俺を誘うから…。」
「…私別に誘ってないもん。」
「お前がそう思ってなくてもこっちはそう聞こえんの。さっきだって。」
「ふふ…誘ってくる女は嫌い?」
「まさか…ミーシェに誘われるなら喜んで誘われてやるよ。」
「ユウ…。」
「ミーシェ…。」
「…雪…。」
「!」
「おぉ…ホワイトクリスマスだな…。」
「ホワイトクリスマスって?」
「クリスマスに雪が降ることだよ。明日雪だるまでも作るか?」
「雪だるま?」
「積もったらだけどな。」
「楽しそう…。」
「だろ?じゃ…早めに寝るか…。」
「寒いしね。今夜はユウに温めて貰わなきゃ。」
「おま…そういうこと言うから俺の理性が持たないんだぞ?」
「何が〜?」
「っ…どうなっても知らねえぞ?」
「わっ…ちょ…ユウ〜!」





次回の特別編はみんな大好きあの人のクリスマス事情です!
※この話はあくまで特別編ですので本編に関わりはほとんどありません。

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コメント

  • にせまんじゅう

    クリスマス前日に彼女に振られた?
    じゃあ荒野◯動やろうぜ

    1
  • 熊猫

    マシュマロ〜

    0
  • らう

    グッド押し忘れていたことにきずいてしまった(>_<)ヽ

    1
  • ノベルバユーザー282310

    べっ、べつにクリスマスに風邪引いてボッチになったからって悔しくなんてないんだからね(´;ω;`)

    2
  • かつあん

    いろいろ言いたいことはあるけど、とりあえず......リア充爆発しろっ!w

    2
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