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VSジャイアントモンキー

「キキーーー!!」「キキーーー!!」「キキーーー!!」「キキーーー!!」「キキーーー!!」

 扉をくぐった次の瞬間には、取り巻きであろうサル達が襲いかかってきているところだった。

「あまいっ!!」

 俺たちは全員素早く散開し、それぞれが一体ずつサルを相手取った。

「踏み込みスラッシュ! クロススラッシュ! スラッシュ!」

 俺は突っ込んでくるサルに対して踏み込みスラッシュで突っ込み、斬りかかる。
 そしてそのままクロススラッシュからスラッシュをつなげる。

「ハッ! ハッ! スラッシュ! クロススラッシュ!」

 反撃させないようにそのまま連撃をつなげ、一気に畳み掛ける。

「ハッ! ハッ! ハッ! ハッ! クロススラッシュ!!」

「キキィ……」

 俺の連撃により一度も反撃できないまま、サルは光となって消えた。

「よしっ! 次だっ!」

 俺は周りを見渡す。
 しかし、そこにはすでにサルは存在しなかった。
 俺以外の四人ともサルを倒し終わっていた。

「ウキャーーー!!」

 サルが全員倒されたことにより、残りは広場の中央あたりに陣取るジャイアントモンキーが雄叫びをあげた。

「クーとキッカは魔法で援護を。俺とヒカリで牽制。ハクはサポートを頼む!」

 俺は全員に指示を出し、ジャイアントモンキーに突っ込んでいく。

「わかりました」

「「かしこまり~」」

「わかったのじゃ」

 全員が頷いて行動を開始する。

「行くぞ! 踏み込みクロススラッシュ!!」

 俺は攻撃が届くギリギリのところで踏み込みクロススラッシュを使い、攻撃を仕掛ける。

「キシャーーー!!」

 攻撃はジャイアントモンキーの脇腹を捉え、切り裂いた。

「さぁ行くぜ? パーティーの始まりだっ!!」

 俺たちとジャイアントモンキーの戦いが始まった。

・・・
・・


「結構楽勝だったな? まぁ、このメンバーで負けることなんて想像できないがな……」

 あれから5分ほどで戦闘は終了した。
 一対多であるし、こっちの火力が高いこともあって危なくなく攻略できた。

「そんじゃ、ここを出て飯にしようか!」

 俺は四人に声をかけると、扉をくぐって外に出た。

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