天下界の無信仰者(イレギュラー)
天界紛争
そうして、この日から運命の聖戦は始まった。
天界紛争。天羽長ルシフェルによって引き裂かれた天羽同士の争い。それは長く激しい戦いだった。大勢の天羽がこの争いで命を落とすことになる。天界における、最大の悲劇だった。
神への反逆を掲げた堕天羽軍は最終的に天羽全体の三分の一にまで拡大した。それほどの天羽が天羽長ルシフェルに賛同を示し付き従った。
それにより天界での指揮系統、ならびに各施設の運営は混乱。その隙に堕天羽軍は戦況を進めていった。
天羽軍はミカエルを新たな天羽長とし天羽軍を再編。またルシフェルの人気を考慮し彼の名前からLを取りルシファーと改名させた。
最初期による奇襲によって重要拠点である天界の門を制圧した堕天羽軍が地上戦を有利に進めていく。補給を絶たれた地上天羽軍は苦戦を強いられることとなる。
そんな絶望の地上にあって唯一戦勝を上げ続ける天羽がいた。それがウリエルだった。その戦意と圧倒的な戦果は地上に残された天羽の憧れと尊敬を集め伝説と語られるまでとなる。
天界紛争から五年後。天羽軍は天界の門(ヘブンズ・ゲート)奪還のための大規模作戦を決行する。
地上部隊による一斉攻撃によりルシファーを地上へと向かわせたのと同時、天界側からガブリエルを筆頭に四大天羽が強襲。対して堕天羽軍もアモン、アザゼルなどの実力者で対抗した。
激しい攻防の末、天羽軍は堕天羽軍を撤退させることに成功する。これにより主な戦場が地上戦へと移行する。
天羽軍は天主イヤスへ後続の天羽増員を要請。これが通り事実上無限の戦力を手に入れる。これにより天羽軍が戦況を支配していく。
堕天羽軍を着実に追い込んでいく天羽軍だったが、しかし堕天羽軍の砦、万魔殿パンデモニウムを崩すことが出来ず膠着状態となっていた。
この状況を打開するために天羽軍が動く。物量によってパンデモニウムを攻撃する制圧作戦が立案された。
決戦の地、パンデモニウム。堕天羽の本拠地を直接叩く総力戦が始まった。
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