転生貴族のハーレムチート生活【120万pv突破】

ゼクト

任務完了

そこからは、一方的な虐殺だった。

なぞの兵が高速で動き、一般兵たちは、動きを見ることも出来ずに、首を飛ばされて、死んでいったのだった。

「さて、これで、半分か…」

そして、あの宣言をしてから、3分で兵の半分をしに追いやることが出来た。

「最初から、こうしていたほうが早かったな。
アイン様のところで訓練していると、少しだけ自信が無くなっていくからな。」

彼は、最初、この任務がちゃんとできるのかが、少しだけ不安だった。

なぜなら、アインから、弱いということは教えてもらっていたが、それでも、どれくらい弱いのかがわかっていなかったので、少しだけ不安だったのだ。

しかし、今回、実際に兵たちに会って、最初のカマイタチの時点で、本当に彼らが弱いことが分かった。

少なくとも、最初のカマイタチは、本国の兵では、一番下っ端でも、対策が出来るレベルだったのだ。

「はぁ~。弱くて楽なのはいいが、それでも、ここまで弱いと詰まんないな…」

そんな事を言いながらも、手を動かすことはやめないで、淡々と殺していった。

「さて、これで後4分の1」

その後、もっと勢いが出てきて、とうとう飛び道具を使い始め、どんどんと、倒して行き、さっきよりも、どんどん、人が死んでいくようになった。

「もういいだろう。」

そして、彼は、自身の苦手とするものを使い始めた。

「あまり魔法は得意じゃないんだが…まぁ、楽だし使うか。」

今、彼の周りには誰も近づいていなかった。

それもそのはず、彼に近づくのは、死にに行くのと同じだったのだった。

自分から死にたいなんて思う人なんかいるわけが無く、彼が何をしても、全然近づく気配すら起きなかった。

「はぁ~。ここで誰か近づいてくるようなことがあったら、まだ、ちゃんと戦ってやろうと思っていたんだが…」

彼は、そういった後、アイテムボックスの中から、装備を取り出した。

この装備は、魔法に対する防御力が高い代わりに、動きにくくなってしまうので、今回のような仕事の時には着ないようにしていたのだった。

それでも、彼がこの装備を切る理由は…

「『爆発魔法』てい。」

そんな軽い感じに、爆発魔法を使った。

現在、ここらいったいは、隊長の発動した魔法具の効果によって、完全に魔力の行き来を封じる魔法壁によって覆われている。

つまり、魔力を含んだ爆発が魔法壁の外に出ることは無く、魔法壁の中で、大きな爆発が起きた。

もちろん、この爆発には誰も絶えられる訳が無く、彼自身も、アインからあらかじめ補給されてた、装備が無かったら、防ぐことが出来なかった。

「アイン様って、何でこういう才能もあるんだろう…」

そんな事を、今回の作戦で思い知ったが、それでも、装備のおかげで生きていたので、余計な詮索をすることは無く、ミッションは達成できたので、魔法壁が消えるまで中で待って、彼は本国に戻ることにした。

あの後、彼は死体の山の上に座って、解除までを待った。

また、このようなことは、他のところでも起きていて、同盟国と本格的に戦う前から教会の戦力はほとんどなくなっていったのだった。

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