女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが
155話 涙よ人生の糧となれ
15分後。
大和「くっ・・・。」
30分後。
大和「がぁ・・・っ!」
ヴィー「大和くん・・・。」
そして、1時間が経過した。
ディーテ「はい、終了。お疲れ様~。」フッ
俺は体にかかっていた負荷が一気に消え去り、思わず床に伏した。
ヴィー「大丈夫?大和くん・・・。ほら、ゆっくり立って。」スッ
大和「あ、ありが、と・・・。」グッ
俺はヴィーちゃんが伸ばした手を握り、何とか立った。
ディーテ「く、〇〇〇が立ったーっ!」
大和「そう・・・(無関心)」
 
何故この神様達は、こういうネタを知ってんだか・・・。いったい、どこが情報源なんだ?
ヴィー「まぁ、とりあえず。大和くん、よく耐えたね。えらいえらい。」ナデナデ
大和「っ・・・やめてくれ、恥ずかしい。」
ディーテ「頑張りまちたね~。」ナデナデ
大和「おまえらなぁ・・・。」
ディーテちゃんまで・・・。
大和「・・・って、そんなことより。なぁ、向こうの世界に戻るにはどうすれば?」
ヴィー「えー、もう戻っちゃうの?せっかくなんだから、楽しんでいきなよ。」
大和「や、だから、アイツらに迷惑かけちまうし・・・。早めに戻らねぇと。」
ディーテ「・・・わーったよ。戻してあげる。・・・でもその前に。」
大和「??」
ディーテ「えいっ♪」チュッ
大和「・・・!?!?」
突然キスされ、後ろに飛び退こうとしたが、なぜか動かなかった。
ディーテ「・・・へへ。」
大和「っ、おまえ・・・。」
ヴィー「ずるい!私も!!」チュッ
大和「んっ!?」
うーん・・・何故俺は今、神様とキスしてんだ?
ヴィー「えへへ・・・。」
大和「・・・満足したか?」
ディーテ「うん。・・・じゃあ、戻すね。」
大和「あぁ、頼む。」
ディーテちゃんが手をかざすと、気が遠のいていく感じがした。・・・久しぶりの感覚だ。
意識が途絶える間際、2人がこんなことを言った。
2人「待ってるからね、大和くん・・・。」
・・・あぁ、またいつか。
大和「・・・ん、ここは・・・?」
俺が再び目を覚ますと、そこはさっきの世界じゃなく、白いタイルの天上があった。ピッ、ピッ・・・という、機械的な音がする。
大和「病院、か・・・。」
俺は起き上がろうとした。・・・が、何か・・・いや、誰かが乗っていて、起き上がるのを妨げた。
その人というのは
大和「・・・愛奈。」
俺のベッドの横の椅子に座って、俺の方に身を投げ出していた。
大和「心配と迷惑、いっぱいかけちまったな・・・。」ナデナデ
俺は愛奈の頭を撫でる。すると、
愛奈「ん・・・。」
愛奈が目を覚ました。
大和「すまん、起こしちまったか?」
愛奈「・・・!?大和、先輩・・・!」
大和「ごめん、いろいろと迷惑かけちまったな。」
愛奈「大和、先輩・・・!!」ポタッ ポタッ
大和「泣くなって。」ナデナデ
愛奈「っ、だって、死んじゃうと思ったから・・・!」
大和「・・・ごめんな。」
愛奈は、フルフルと頭を横にふった。
愛奈「悪いのは私。大和先輩に生命の危機があるって分かってたのに・・・こんなことになるって、分かってたはずなのに・・・!!」
大和「あんま自分を責めるな。・・・お前は悪くないし、俺を助けてくれた。」
愛奈「・・・っ、ぁ、うわぁぁぁぁん!」
・・・今度は、泣くなとは言わなかった。泣いて、泣いて、また泣いて。
・・・そうして人は、成長してゆくのだから。
コメント来たので
☆コメント返信のコーナー☆
颯★改さん
「まぢか!
俺のネタが乗るとは!
作者マジ神!
┏○)) アザ━━━━━━━━ス!」
→神だなんて、とんでもない。せっかくのネタを、つかわないわけないじゃないですか。
これからも、ネタの提供とか、その他もろもろ、よろしくお願いします!
・アニメ好き不登校さん
「人間とは欲深い。
毎日投稿が始まるとなぜか毎秒投稿を期待してしまう。
ということで毎秒投稿してくださり」
→(でき)ないです。さすがにそれは無理です・・・。
そうだなぁ・・・あ、Twitterとかやってますか?
あとで、キャラ誕生の裏話とか、おんハレ制作秘話(という程ではないもの)を上げるので、それで許してはもらえないでしょうか・・・。
・ノベルバユーザー286350さん
「わっかりました!(*`・ω・)ゞビシッ」
→わかってくれて何よりです!
(*`・ω・)ゞビシッ
よかったら、ネタの提供とかして頂けるとありがたいです!あと、出来れば表紙用のイラストとかも・・・。
コメント
アホの子は俺だ!
絵、下手なんでw無理っすw