女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが
106話 カカオ豆の加工品争奪戦?
理子「おはよう、ヘタレチキンの申し子。」
大和「おぅ、おはよう。天然鬼畜野郎。」
理子&大和「・・・イラッ☆」
次の日から二つ名で呼び合うことにしたのだが、お互いイラついててしまい、即廃止となった。
一日を無駄にしただけだった。くわばらくわばら。
その後は特筆するようなことも無かったため、1ヵ月近く飛ばしてしまおうそうしよう。
まぁ、そんなこんなで今日の日付は〝2月14日〟。
チョコ(というか恋)に飢えた男どもの大戦争の日だ。
どこぞのアニメだの小説だのにあるような、下駄箱開けたらチョコドサドサーッと言うようなシチュもなく、普通に教室に着いた。
教室に入ると、みんなソワソワとしている人が多かった。
それもそうか。俺みたいなのには縁もないが、今日はバレンタインデー。ソワソワもするだろう。
俺は呼び出されてチョコをもらう人や、そのままラブ充と化す奴らを横目に、同好会へ向かった。
ドアを開けようとドアノブに手を伸ばした時だった。
グッと誰かに後ろから引かれ、口を抑えられた。
大和「~~!?」ジタバタ
呼吸もろくに出来ず、俺はそのまま意識を失った。
大和「・・・・・・ん。」
俺が目を覚ましたら、見慣れた遊戯室だった。
が
大和「・・・!?」ガタガタ
椅子に縛り付けられていた。亀甲縛りで。・・・いやなんで?
すると、ガチャッという音を立てながら、いつものメンバー(+α)が入ってきた。
理子「あ、起きたんだね、大和。」
大和「理子。これはなんだ?」
理子「逃げないように縛りやした!」(`・ω・´)ゞビシッ
大和「嫌な敬礼だ!」Σ(゚д゚lll)ガーン
てか、なんで縛ったし。
聖菜「それはね、大和くん。」
おい、さらっと心の中を読むな。
聖菜「その・・・チョコを渡そうと思って・・・。」
ハイハイチョコね・・・。
大和「・・・ってチョコォォォォァォォォォ!?」
なんと・・・。そんなイベントが俺にもあったのか・・・。
奈緒「はい、チョコなのです。が、頑張って作ったのですよ。」
手作りktkr!!
雫「でも、大和くん。そう言ったら逃げそうだから。」
加奈「あたいが気絶させて、理子ちゃんが縛ったってわけ。」
大和「犯人はお前かこんちくしょう!」
どおりで逃げられなかったわけだ・・・。
中守「理子ちゃん、凄かったよ?亀甲縛りをものの3分程でやってのけたもの。」
大和「先生も止めてくださいよ!なーに傍観しちゃってんですか!」
中守「私もこっち側だからねぇ。」
大和「どちくしょおぉぉぉ!!」
理子「ほらほら暴れないの、大和。女の子からチョコ貰えるんだよ?しかも、6人。幸せでしょ?」
大和「あぁそうだな。だが、状況で幸せ感0だ!」
聖菜「誰からチョコあげる?」
雫「どうしましょうか。」
こいつら聞いてねぇ。
全く、どうしてこうなっちまうんだかなぁ・・・。
コメントついたので
☆コメント返信のコーナー☆
・ミラル ムカデさん
「逃げるな~
毎分投稿の刑だぞー」
→やめてください死んでしまいます。
あとで毎日投稿やる気がするんで、それで許してぇ。
さすがに毎分は厳しスギィ!
コメント
ミラル ムカデ
分かった止めます
てかコメントボクだけ……
作者さんいじり独占イエーイ