女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが
92話 ジェリーと学校とポカーンと
それからは、こんな風にことが進んだ。
鈴は(゜д゜)ポカーン、ジェリーは?を頭に浮かべたような顔になり、俺を見た。
俺はジェリーに「ちょっと待ってろ!」とだけ言い、下に降りた。
俺は親に「おはよう!」と軽くいい、素早く受話器を取った。
相手はもちろん、学校。
大和「あっ、もしもし!花咲高校2年、稲木大和ですけども!」
教頭「えっと、大和くんだね?どうしたんだい?」
俺は教頭先生に「ホームステイが突然うちに来たんで、花咲高校に入らせたいのですが!」と説明した。
教頭「・・・はい?」
まぁ、そう返すよな。
それからはとてもややこしい話になり、そうこうしているうちに、話し相手が校長に変わっていた。
校長も「うーん」だの「そう言われても・・・」だの、曖昧な返事だったが、俺が一言、「可愛い女の子です。」と言った瞬間、声のトーンが変わり、即OKが出た。
ものすごい変わりように、若干・・・いや、結構引いたが、とりあえず入れることになった。
俺は受話器を置き、上に向かった。
大和「喜べ諸君!OKが出た!」
小鈴「はぁ!?」
ジェリー「ほんと、ですか!」
大和「あぁ!やってやったぜ!」
小鈴「信じられない・・・。」
大和「まぁいいじゃねぇか。さて、制服だが・・・。」
そう、それが1番の難点だった。
ジェリーの制服。女の子の制服を俺が持っているわけもなく、どうしようか迷っていた。
・・・いや、あるにはある。でも、使っていいものなのか・・・?
すると、鈴がこう言った。
小鈴「もう、お姉ちゃんの使うしかないんじゃない?予備がクローゼットの中にあったよね?」
大和「・・・そう、なんだが・・・。」
姉の物を、そう簡単に使っていいものなのか、俺は悩んでいた・・・が
大和「まいっか。」
うちの家系の特性、〝まぁいいかの精神〟で、使うことが決定した。
俺は姉の部屋に入り、クローゼットの前までくる。
大和「・・・姉ちゃん、ごめん。借りるね。」
そういい、クローゼットを開けた。
ドサドサドサッ
鈍い音を立てて、クローゼットから本がたくさん転げ落ちる。
大和「な、なんだ?」
俺はそのうちの一つをとり、表紙を見た。
大和「(゜д゜)」
・・・まぁ、なんだ。あれだ。〝高校生や大学生がよくベッドの下に隠すやつ〟だった。
しかも、全部〝姉弟〟物。
俺はしばらく動けず、動けるようになった時には、本の一つを自分の服の中に入れたあとだった。
大和「・・・。」
俺は姉ちゃんの予備の制服と、本1冊をもち、それ以外はきちんと閉まってから、部屋をあとにした。
本を持ち去った理由?・・・ね、姉ちゃんの形見かな。(すっとぼけ)
☆コメント返信のコーナー☆
・くとぅるふさん
「姉ちゃん怖えぇぇぇ、、、」
→大和の姉ちゃんは大和LOVEだからね仕方ないね
・モミジさん
「頑張って」
→はい!これからも頑張ります!
・秋薙さん
「応援しています!
頑張って下さい。これからの投稿も楽しみにしてます!」
→応援ありがとうございます!これからもこのペースで頑張りますので、よろしくお願いします!
皆様、コメントありがとうございます!
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コメント
夜桜 真
お願いだからお姉ちゃん帰ってきて
ぷそライク零
持ち去るなんて・・・不謹慎DA!!(イイゾ!!モットヤレ!!