女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが
76話 登校日は最悪なようです(ザマ
1月8日。
2週間の短い休みも終わり、3学期初の登校日。
お年玉という名の臨時収入もたんまりも貰った。やったぜ。
まぁ、既に半分も使っちまったんだけどな!(あるあるだよね!)
俺は元気に家のドアを開け、1歩踏み出したそこは
一面真っ白な世界だった。
大和「あれ・・・神様の部屋?じゃねぇよなぁ・・・。」
なんかもう、真っ白=神様の部屋みたいなところがあるけど、ここはそんなんじゃなかった。
大和「ん・・・?あそこにあるのは・・・。」
俺が見つけたのは、とある看板。それは
大和「いやあれ・・・うちの近くのコンビニじゃねぇか!てことはここうちかよ!」
家の近く+真っ白=?
もうなんとなく、分かったんじゃないだろうか。
そう、この真っ白は。
大和「雪だわ、これ。」
・・・いや、雪なのはいいんだよ?うん。
・・・でもさぁ。
大和「ゆうに1mは積もってんぞこれ!」
俺の地域は、滅多に雪など降らない。
つまり、この状況は、とんでもない異常事態。
すると
理子「大和ー!」
理子がこちらに走ってきた。
大和「おう・・・っていや、おま走るな!
こr」
転ぶぞ、と言いかけた時
理子「わっぷ!」
思いっきりすっ転び、雪に埋もれた。
なんて、タイミングの良すぎるやつなんだ、あいつは・・・。
大和「大丈夫か?」ズボッ
俺は理子を起こした。
理子「あ、ありがとう・・・死ぬかと思ったよ。」
大和「全く、走るなと言ったのに・・・。」
理子「聞こえませんでした!」
(๑>•̀๑)テヘペロ
大和「なんでもかんでも、それやっときゃいいってもんじゃねぇんだぞこら」
まぁ、可愛いし、許すけどね?そんな怒ってないし。
大和「さて、今日は休みか?」
俺は即、家に帰ろうと思いながら言った。
が、返ってきたのは、嫌な返事だった。
理子「え?今日は登校だよ?」
大和「はぁ!?この状態だぞ!?」
理子「んー、なんか校長から直々にメールがあったらしく、始業式は明日にするけど、今日は雪合戦やろうぜ!ってさ。」
大和「なに考えてんだ、あの校長は・・・。」
理子「冬休みで鈍った体を動かそう!とのことだよ。」
大和「あぁ、そう・・・(無関心)」
理子「ほら、遅れちゃうよ!早くい・・・きゃっ!?」ドスッ
理子は走ろうとし、また雪に埋もれた。学習能力皆無か、こいつは。
大和「全く・・・。」ズボッ
俺は理子を後ろから抱えるようにして、起こした。
大和「少しは学習しろ。」ムニュッ
理子「え、へへ・・・。」
大和「先が思いやられるぜ・・・。」フニッ
理子「・・・大和。」
大和「ん?」フヨッ
理子「・・・どさくさに紛れて、なに胸揉んでんの?」
大和「!?!?」バッ
なんと、俺の手には自我があるようだ。全く気が付かなかったぜ。
大和「手が勝手に動いてしまったようだな、ハッハッハ!」
理子「変態。」
大和「( ゚∀゚)・∵.グハッ!!」
大ダメージだった。
理子「・・・まぁ、少し嬉しかったけどさ・・・。」ボソッ
大和「な、何かおっしゃいました・・・?」
理子「んーん、なにも。ほら、早く行くよ!」
大和「お・・・おぅ・・・。」ズーン
俺は変態扱いされ、とてもブルーな気持ちで学校へ向かった。
自分で書いてて、大和にイラついてきたこの頃
by作者
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コメント
白狼
全員囲んでエッチしてそして責任取っとけこの下衆やろー