女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが

ko-suke

4話 あぁ、無情かな、苦笑かな

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平和だった日々は、ある日、あっという間に崩れ落ちた。風上聖菜という、1人の転校生によって。
ああ、無情かな。なんだってこうなるかなー・・・。
なんて、頭を抱えながら起きたものだから、部屋のドアに頭を思いっきりぶつけてしまった。鈍く、重い痛みに、さっきよりさらに頭を抱える。こんなんで俺、やっていけるのだろうか・・・。
なんて思っていたが、現実は余りにも非情だった。

家のドアを開け、理子を起こし、学校にむかう。ここまではいつも通りなのだが、ここからは、いつもとは大違い。昨日の十字路のところに、居た。アホの子代表 風上聖菜が。
「おはよう!大和くん!」
「あぁ、おはよ」
「オハヨウゴザイマス、セイナサン。」
「オハヨウゴザイマス、リコサン。」
2人はまだ、いがみ合っている様子だった。なんなんだろうか、本当に。仲良くして欲しいところである。

あと5分もすれば学校、というところで、俺は一人の少女に出会った。黒髪ロングで、巨乳の子だ。男3人に囲まれている。どうやら、ナンパされているようだった。
ここでまたも俺は、助けてやろうと思ってしまったのである。理子と聖菜に「すまんが、先行っててくれ。」とだけ伝え、少女の元に向かった。
「あぁ、こんなところにいたのか。探したぞ。」
「え?」
「あ?誰だお前。俺らの邪魔すんじゃねぇよ。」
長引かせたら、めんどくさそうな奴らだったため、ここは先手必勝。
「ほら、行くぞ。」と少女の手をとり、走った。幸い、運動神経はいいほうなため、2分と経たずにまくことが出来た。やったぜ。(迫真)
「あの・・・」
「あ、すみません。大丈夫でしたか?ああいう人は、この世に沢山いるから、気をつけた方がいいですよ。」
「あ・・・ありがとうございます。」
そのまま、少女とは別れた。ふぅ、やっぱり人助けはいいな!なんて思っていた。少なくとも、今のところは。

学校に入り、理子と聖菜に、なにかあったのかと聞かれたが、上手く受け流しといた。わざわざ言う必要もないしな。
そして、昼休み。また、昨日のような「スーパー地獄タイム」が始まるのだろうとばかり思っていた。
だが、聖菜から出た言葉は、俺をとても驚かせた。


「ねぇ!この3人でさ、同好会作らない!?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?

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今回は、少し短いです。すみません。

コメント

  • ヴェールヌイ

    オォー、片言来たー、鈍感来たー、面白いです

    1
  • ロート

    更新した方がいいとこ見つけたんで、教えときます!
    運動神経が1話では普通って書いてあったんでちょっと修正した方がいいと思います。若干、んっ?てなっちゃったんで......
    すみません!神経質なんで、こういう所が気になっちゃって
    めちゃくちゃ面白いんで、頑張ってください!

    1
  • ノベルバユーザー44996

    これが毎日の、楽しみなので頑張ってください!

    4
  • ko-suke

    @k
    僕の作品を読んで下さり、ありがとうございます!しかも、コメントまでしてもらえるなんて・・・!嬉しい限りです!(*^^*)
    これからも、もっと面白い作品を作れるよう、努力しますので、これからも応援&読んで頂けると嬉しいです!

    6
  • k

    面白い特に主人公が

    8
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