魔法学園の最強最弱者

寺さん

2話~入学の条件~

「これから担任になるマリ・アントワネットです
マリ先生と呼んで下さい」パチパチ
担任の自己紹介が終わると「それでは次は出席番号
1番から自己紹介してください」とニコッと笑って、
自己紹介が始まった。「えーじゃあ最後山川守さん」
ザワザワ
グラス内にざわめきが起こる。「えー.....山川守ですよろしくお願いします。ランクはDランクです」
再びざわめきが起こる。「はーい静かにそれでは自己紹介は終わりにします皆さんこれからよろしくお願いします」ぺこりと丁寧なお辞儀をして休み時間になった。その途端、クラスのやつが全員俺に注目した。
まぁそりゃそうか.....
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数時間前
「はい、それでは隣の席の人と戦って下さい」
「え?!」みんなどよめきがおこる。
「ルールは簡単隣の人と戦い勝った人は入学決定もし負けたら即退学でーす。制限時間は5分。もし、決着がつかなかったら両方退学です」ニコッとかわいい顔で笑ったが、新入生たちには悪魔の笑顔にしか見えなかった。
すると、一人の生徒が「おい!ふざけんなよあの入学試験はなんだったんだよ?!」一人の生徒が驚きと
怒りの混ざった表情で怒鳴った。
「あれは入学式の参加切符みたいなものです。この戦いに勝てば本当の入学です。」
ルイの表情に笑顔はなく今にも泣きそうな顔だった。
「今から守君と戦うの?やだよそんなの」ルイの声は
弱々しかった。しかし、ルイは「でもそれでも戦わなくちゃいけないだから本気でいくよ!」ルイはまるで別人だった「わかった、それなら俺も本気でいく」
「行くよ!」ルイは魔法展開のルーンを開く。
「デバイス!」その途端ルイの右手に鋭い剣が現れた
大抵の魔法使いはデバイスという魔法のオーラを具現化させた武器を持っており、炎、水、草、闇、光の
デバイスの種類がある。
ルイはルーンからして多分闇だろう。その途端ルイは
すごい速さで襲いかかってきた。俺は、それをかわしながらルイの動きを観察する「どうしたの?守君。
早くデバイス出しなよ」少し強い口調で言ってきた。
「まぁ俺には秘策があるから遠慮なく来なよ」
「そう、じゃあ遠慮なく 」その瞬間俺はルイの体に
触れ、闇の魔法デバイスを読み込んだ。「な?!
どうして私のデバイスが?!」俺の右手にはルイと同じデバイスを持っている。「これが俺の秘策だ」
そして俺はすぐに攻撃に移る。ルイはかわそうとするが遅かった。俺のデバイスが先にあたった。
「う?!」ルイはその場で倒れた。デバイスは外傷は出来ない。その代わりとんでもない疲労、そして、
ダメージが体全体にくる。その瞬間
「はい、そこまでー。勝った人はその場にいて、負けた人はすぐにここから出ていって下さい」
ルイは、よろよろと起き上がり「えへへ、負けちやったかぁー。悔しいけど、守君の勝ちだね、守君ありがとう短い間だったけど楽しかったよ。」
「何か、すまない.....」
「いいんだよー負けた人が悪いんだから。じゃあそろそろ行くね。また会えるといいね!」ルイは手を大きくふって会場から出ていった。
その途端勝ち残った新入生達が「おい、嘘だろあの
東城ルイに勝ちやがった!」「いったい何者だ?!」
新入生のざわめきは止まらなかった。
「え?!俺何かすごいことでもした?!」
自分が何をやったかも分からずに波乱の入学式は終了
した。

コメント

  • 寺さん

    すみませんまさか、違う作品と設定が同じだったのは全く分かりませんでした。今後パクりがないように気を付けます。

    0
  • レイ・ブラドル・ドラニス

    誤字報告
    ルイの声は弱々しかった

    入学式→隣と戦う→勝った方が入学決定。なんか覚えがと思ったけどアブソリュート・デュオだ。(別にパクリとかそういうのは思ってないですので悪しからず。てかリスペクトって事でいいじゃん。大体完全にどの作品とも被ってないとかほぼ無理だし。あれ?なんか愚痴ってる……申し訳ない←なら消せばいいじゃんと思いました。(まる)

    1
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