転生先は異世界学園

猫宮&宮藤みほ

警報(凪咲視点前編)

大浴場での騒動はナビが
弓さんとミーシャさんに
手刀を食らわせて
気絶させてくれたから
助かったけどあのままだったら本当に
色々と危なかったわねなどを
考えながら私とナビはお風呂にしばらく
浸かった。
(弓さんとミーシャさんは気絶中)
そして夕方頃私たちはお風呂から
上がった。
「ごめんなさい凪咲さん」
「ごめんなさいニャン」
と弓さんとミーシャさんがナビに
ホールでこちらに謝ってきた
「あー大丈夫だよー」
と私が言うが
「まったく2人とも馬鹿なんですか?
あのお風呂は耐性がないとダメなんですよ?」
とナビが言うと2人はしゅんとしてしまった
それを見て御影君はやれやれと言った表情を
作っていた。
「さて、帰ってご飯食べたい!」
と私が言うと
「そうだね!」
「食べるニャン」
「そうだな」
と3人が言いそれを見てナビは
「なら急いでかえ」
と言いかけたナビの言葉が途切れた。
突然街灯が赤く光り出し
そして該当に付いているスピーカーから
「緊急警報緊急警報学園に侵入されました
学園生は学園まで戻り非戦闘員は避難を
繰り返します」
その言葉に私は呆然とするしかなかった
「うーん侵入者かーまずいね」
「急いで学園に戻るニャン」
と弓さん達が言い走り出す
私とナビ、御影君も学園の方向に走り出す。
街はいきなりの警報に驚く様子もなく
学園生と思わしき少年たちが学園へと
向かっている中
非戦闘員の店員などは店の中に入り
シャッターを閉めるなどしていた。
「なんで店の中に・・・」
と私が呟くと「その方が安全なんだよー
この学園の建物はみんな特殊なもので
出来ているからね」
と弓さんが説明する。
「なるほどだから皆店の中に避難しているんだね」
と私達は話しながら学園へと
もう少しというところでいきなり地面が爆ぜた。
しかし瞬間弓さんが魔法のシールドを貼ったため
何とか防げた。
そしてそんな私たちの前に立ちはだかる1つの
影があった。




 襲撃と暴走   (凪作視点前編)終

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