邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜

クロシヲ

第二百十三話 やってみましょうか

7章 あゝ神よ


「実際にやってみましょうか。ちょっと手を出してください」

「へ?何をやるんだい?ちょっと!?」

「はい、いきますよー」

シグレは差し出された手をとると、そこに自身の魔力MPを流し込む。

「うわ、なんかじわじわと暖かいのが来た。何これ?」

「それが魔力です。自分の体内にそれが巡っていることが分かるでしょう?」

「ああ……ってうわ!マジで魔力感知取得した!?」

「そのまま今度は体内の魔力を外に放出するイメージをしてください。ちなみに一番やりやすいのは手のひらから放出するイメージらしいですよ」

「わかった……」

シグレからヒントを聞いたクマリが早速魔力を出そうとするが上手くいかない。
まぁ大賢者セフィロも才能が必要だと言っていた作業なので無理はないのだが。

「ちょっと手伝いましょうか?」
「どうやるんだい?」
「体内魔力に干渉して無理矢理押し出します」
「え……?それ大丈夫?体破裂したりしない?」
「悪意をもってやれば出来ますがやりませんよ。そもそもここ街中ですし」

そう、ここは街の中、ダメージなど与えられるはずがないのである。

シグレが手を貸すとこれまでの苦戦が嘘のように簡単にクマリの手のひらから魔力が放出された。

「お、できた!うっわ本当に魔力操作と魔力感知取得出来ちゃったよ……SPスキルポイントドブに捨てるようなもんじゃないか」

「注意点としては、魔力操作の上位スキルである精密魔力操作以上のスキルを持っていないと今の方法は出来ないのでお気をつけて。
また、魔力をイメージで変質できれば変質先に対応した魔法系スキルを取得出来ますよ。まあ時空魔法や木魔法なんかは無理ですが」

「もうひとつ追加いい?」
「なんです」
「魔法系スキル全部教えて」

土下座でそう請われたシグレは、こちらの情報もひとつ増やしていただければ、と言ってそれを受託した。

「私の要求は……後でまとめてにしましょうか」

「助かるよ」


クマリの心臓が持たないぞぅ!

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