邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜
第百五十五話 禁書を読みに行こう
7章 あゝ神よ
『相変わらずやらかしているな…』
『まあそれがシグレクオリティだから、なれないとダメだぜヨグ!』
『ドヤ顔で親指を立てるな、お前は何もしていないだろうが』
『しーてーまーすー!材料提供したりしましたー!』
『子供か…』
『アザトースが寝る前から生きてるのに子供って…』
『じじい呼ばわりはやめて差し上げろ。それと、中身の話だ中身の』
「よくアザトース様をジジイなんて言えますね」
『いや実際ジジイじゃん?アレだよ?盲目にして白痴だよ?体がグチャグチャのスライムみたいなだけで完全にボケたジジイの症状じゃん。
完 全 に 一 致じゃん』
『それでも言っていいことと悪いことがだな…』
なんだこの駄子供と保護者、たまげたなぁ
「あ、着きましたね」
『おお、ここが王城図書館か』
さて、いざ図書館について見ると、受付らしき場所には1人しか人がおらず、その1人でさえ頬杖を着いて船を漕いでいる状態である。
(いや、なんか嫌な予感が……)
シグレが近づいていくとその人は顔を上げ、いかにも嫌そうに話し始めた。
「ぇ。客ぅ?」
「はい」
ー偽装がレベルアップしましたー
ー鑑定耐性を取得しましたー
「チッ!(小声)」
「受付お願いします」
そう言ってシグレは王から渡された金色の許可証を受付に提示する。
「金か、じゃあ勝手にうろついててぇ…本を壊したり盗んだりしなけりゃいいからぁ…」
それだけ言うと受付は机に突っ伏し、すぅすぅと寝息をたて始めた。
『あれでいいのか?王国』
『実務が優秀なんだろう。多分…』
「セキュリティガバガバですよね。許可証のトラップを除けば」
『それひとつで足りてるからあんなだらけてるんだろうけどねぇ…』
そう、この許可証、魔道具の一種なのである。
特殊な魔力を流し込むことにより偽装を無効化し、許可証ごとの権限以上のことをすると即刻牢屋に転移するという使用である。
因みに許可証を持っていないものが入り込んだ場合には、速やかに施設の密閉及び毒ガスの噴射が行われるようになっている。
ちなみに、その場合職員及び正規の入館者は転移により避難するようになっている。
いわば図書館全体がデストラップなのである。
「さて、まずは禁書でも見に行きましょうか」
『遺言は書いたか?神様にお祈りは?禁書を読んで発狂する準備はOK?』
「いや、発狂したくないんですが」
『どっちにしろ我らの加護があれば発狂はありえんのだがな』
HELLSING面白いよね
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(IDはあらすじにあります)
『相変わらずやらかしているな…』
『まあそれがシグレクオリティだから、なれないとダメだぜヨグ!』
『ドヤ顔で親指を立てるな、お前は何もしていないだろうが』
『しーてーまーすー!材料提供したりしましたー!』
『子供か…』
『アザトースが寝る前から生きてるのに子供って…』
『じじい呼ばわりはやめて差し上げろ。それと、中身の話だ中身の』
「よくアザトース様をジジイなんて言えますね」
『いや実際ジジイじゃん?アレだよ?盲目にして白痴だよ?体がグチャグチャのスライムみたいなだけで完全にボケたジジイの症状じゃん。
完 全 に 一 致じゃん』
『それでも言っていいことと悪いことがだな…』
なんだこの駄子供と保護者、たまげたなぁ
「あ、着きましたね」
『おお、ここが王城図書館か』
さて、いざ図書館について見ると、受付らしき場所には1人しか人がおらず、その1人でさえ頬杖を着いて船を漕いでいる状態である。
(いや、なんか嫌な予感が……)
シグレが近づいていくとその人は顔を上げ、いかにも嫌そうに話し始めた。
「ぇ。客ぅ?」
「はい」
ー偽装がレベルアップしましたー
ー鑑定耐性を取得しましたー
「チッ!(小声)」
「受付お願いします」
そう言ってシグレは王から渡された金色の許可証を受付に提示する。
「金か、じゃあ勝手にうろついててぇ…本を壊したり盗んだりしなけりゃいいからぁ…」
それだけ言うと受付は机に突っ伏し、すぅすぅと寝息をたて始めた。
『あれでいいのか?王国』
『実務が優秀なんだろう。多分…』
「セキュリティガバガバですよね。許可証のトラップを除けば」
『それひとつで足りてるからあんなだらけてるんだろうけどねぇ…』
そう、この許可証、魔道具の一種なのである。
特殊な魔力を流し込むことにより偽装を無効化し、許可証ごとの権限以上のことをすると即刻牢屋に転移するという使用である。
因みに許可証を持っていないものが入り込んだ場合には、速やかに施設の密閉及び毒ガスの噴射が行われるようになっている。
ちなみに、その場合職員及び正規の入館者は転移により避難するようになっている。
いわば図書館全体がデストラップなのである。
「さて、まずは禁書でも見に行きましょうか」
『遺言は書いたか?神様にお祈りは?禁書を読んで発狂する準備はOK?』
「いや、発狂したくないんですが」
『どっちにしろ我らの加護があれば発狂はありえんのだがな』
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