邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜
第百四十五話 城下
7章 あゝ神よ
「はい、確認しました。通っていいですよ」
「ありがとうございます」
王城の端、外周の堀にかけられた跳ね橋を超えたところに作られた大門と関所でチェックを受けたシグレはついに城下へと踏み出した。
因みに王都は真円状なっており、王城を中心として放射状に街が作られている。
そして、王族の住む王城、貴族の住む帰属街、平民の住む城下町は壁によって隔離されている。
また、街は壁だけでなくそもそもの地面の高さも異なる。
王城に近づくほど地面が高くなっているのである。
そのため城下町以外は関所でエレベーター(の魔道具)に乗る以外方法はない。
空を行こうにも結界が張られているため不可能である。
勿論シグレはこの程度の結界なら眉ひとつ動かさずに無効化できるが、それをした場合双方にとって不利益にしかならないため自重している。
まあそんな理由で、シグレは貴族街でも特に王城に近い伯爵や侯爵の住む土地を歩いていた。
どうやら貴族街では商店と住宅街は完全に別離されているようで商店街のようなものがあるようである。
まあ今回は時間もないし目的は城下町の観光なのでそこに行くのはまた後日である。
何度か道の端を歩いているのに貴族の馬車にぶつかられそうになったり、夜の相手にしてやるとかいう意味不明な誘いがあったがそれらを全て王の強権で解決し、シグレは関所へとたどり着いた。
「そう言えばここって始まりの街からどれくらい離れてるんですかね…」
衛兵に見送られてエレベーターに乗り込んだシグレは、窓から見える山脈を眺めつつ唐突にそう呟いた。
「ためしてみますか…」
魔力感知を全力にし、感知精度を削ることで感知範囲を拡大する。
「マジか…」
判明した始まりの街からの距離は…
およそマップ10枚分、現実世界にして1000kmほどであった。
広いねー
因みに始まりの街はこの国の端っこあたりだったりします
誤字脱字や作品への意見等ございましたらコメントしていただければ幸いです
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(IDはあらすじにあります)
「はい、確認しました。通っていいですよ」
「ありがとうございます」
王城の端、外周の堀にかけられた跳ね橋を超えたところに作られた大門と関所でチェックを受けたシグレはついに城下へと踏み出した。
因みに王都は真円状なっており、王城を中心として放射状に街が作られている。
そして、王族の住む王城、貴族の住む帰属街、平民の住む城下町は壁によって隔離されている。
また、街は壁だけでなくそもそもの地面の高さも異なる。
王城に近づくほど地面が高くなっているのである。
そのため城下町以外は関所でエレベーター(の魔道具)に乗る以外方法はない。
空を行こうにも結界が張られているため不可能である。
勿論シグレはこの程度の結界なら眉ひとつ動かさずに無効化できるが、それをした場合双方にとって不利益にしかならないため自重している。
まあそんな理由で、シグレは貴族街でも特に王城に近い伯爵や侯爵の住む土地を歩いていた。
どうやら貴族街では商店と住宅街は完全に別離されているようで商店街のようなものがあるようである。
まあ今回は時間もないし目的は城下町の観光なのでそこに行くのはまた後日である。
何度か道の端を歩いているのに貴族の馬車にぶつかられそうになったり、夜の相手にしてやるとかいう意味不明な誘いがあったがそれらを全て王の強権で解決し、シグレは関所へとたどり着いた。
「そう言えばここって始まりの街からどれくらい離れてるんですかね…」
衛兵に見送られてエレベーターに乗り込んだシグレは、窓から見える山脈を眺めつつ唐突にそう呟いた。
「ためしてみますか…」
魔力感知を全力にし、感知精度を削ることで感知範囲を拡大する。
「マジか…」
判明した始まりの街からの距離は…
およそマップ10枚分、現実世界にして1000kmほどであった。
広いねー
因みに始まりの街はこの国の端っこあたりだったりします
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コメント
ドラキー
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貴族街○