邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜
第百二話 狂人は語る
6章 玩具は盤上で踊る
次の日、シグレたちは木々が鬱蒼と茂り、陰鬱な雰囲気を醸し出す森の奥地に来ていた。
理由としては森奥地の探索と、レベリングである。
ここに出るモンスターは森の鬱蒼とした雰囲気に違わず巨大化した食虫植物、いや食人植物である。
今回もやはり従魔にレベリングさせ、シグレ自身は薬草やキノコなどを採取していた。
途中で攻略組と思われる損耗したPTに遭遇し、ポーションを譲ったりもしたがそれ以外はほとんど問題なく時は流れて言った。
数時間後
(……おかしいですね)
荒野のときから感じていた試すかのような、獲物を見る狩人のような目、それがなりを潜めている。
もちろん昨日も今日も今も万能感知で隠密対策はしているので誰かが近くにいる可能性はない。
(……釣りますか)
「突き上げる旋風」
解放された小型の旋風により地面から木やモンスターは根ごと上空へ吹き飛ばされ、爆砕した。
「整地」
木や植物がえぐれ、穴ぼこになっていた土地を土魔法により整地する。
すると、直径20mほどの空き地ができる。
それを幸いとみたのか、獲物を見るような視線が復活し、高速でシグレの元へやって来ていた。
やがていかにも冒険者。と言った感じの服を着た15歳程度の少年がやってきた。
そしてその少年は、満面の笑みでシグレに語りかける。
「シグレさんからデートに誘ってくれるなんて、ぼくは嬉しいよ!」
「いや、デートではないんですが…」
「じゃあ何?結婚式?逢瀬?まあ何にせよ2人の愛の結晶ってことに間違いはないよね!それじゃあ、愛しあおうか!」
そういうと少年は急加速し、赤い短剣がその心臓に吸い込まれるように突き立てられる。
一瞬悲しむような顔をした少年は、砂のように崩れて消えたシグレに対し感謝を告げる。
「ああ、ありがとう。やっぱりあなたとのデートは最高だ!」
「だから、デートではないんですがね…」
隠れ潜むシグレがつぶやいたその言葉は虚空へと溶けて消えた。
はい、キチガイ登場です
短くなってすいません。
体育祭の準備がありまして…
突き上げる旋風
上方向に向けて強力な風を放つ
シグレが一瞬で作ったためゴリ押しに近い
整地
土の盛り上がってる部分で土の穴が空いてる部分を埋める魔法。
余ったり足りなかったりしたら周囲に廃棄したり周囲から補填したりする
誤字脱字や作品への意見等ございましたらコメントしていただければ幸いです
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朝起きて確認したらいいねが100近く増えてました
ヤタ───ヽ(〃∀〃)ノ───♪
というわけでいいね700!皆さんありがとうございます!
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理由としては森奥地の探索と、レベリングである。
ここに出るモンスターは森の鬱蒼とした雰囲気に違わず巨大化した食虫植物、いや食人植物である。
今回もやはり従魔にレベリングさせ、シグレ自身は薬草やキノコなどを採取していた。
途中で攻略組と思われる損耗したPTに遭遇し、ポーションを譲ったりもしたがそれ以外はほとんど問題なく時は流れて言った。
数時間後
(……おかしいですね)
荒野のときから感じていた試すかのような、獲物を見る狩人のような目、それがなりを潜めている。
もちろん昨日も今日も今も万能感知で隠密対策はしているので誰かが近くにいる可能性はない。
(……釣りますか)
「突き上げる旋風」
解放された小型の旋風により地面から木やモンスターは根ごと上空へ吹き飛ばされ、爆砕した。
「整地」
木や植物がえぐれ、穴ぼこになっていた土地を土魔法により整地する。
すると、直径20mほどの空き地ができる。
それを幸いとみたのか、獲物を見るような視線が復活し、高速でシグレの元へやって来ていた。
やがていかにも冒険者。と言った感じの服を着た15歳程度の少年がやってきた。
そしてその少年は、満面の笑みでシグレに語りかける。
「シグレさんからデートに誘ってくれるなんて、ぼくは嬉しいよ!」
「いや、デートではないんですが…」
「じゃあ何?結婚式?逢瀬?まあ何にせよ2人の愛の結晶ってことに間違いはないよね!それじゃあ、愛しあおうか!」
そういうと少年は急加速し、赤い短剣がその心臓に吸い込まれるように突き立てられる。
一瞬悲しむような顔をした少年は、砂のように崩れて消えたシグレに対し感謝を告げる。
「ああ、ありがとう。やっぱりあなたとのデートは最高だ!」
「だから、デートではないんですがね…」
隠れ潜むシグレがつぶやいたその言葉は虚空へと溶けて消えた。
はい、キチガイ登場です
短くなってすいません。
体育祭の準備がありまして…
突き上げる旋風
上方向に向けて強力な風を放つ
シグレが一瞬で作ったためゴリ押しに近い
整地
土の盛り上がってる部分で土の穴が空いてる部分を埋める魔法。
余ったり足りなかったりしたら周囲に廃棄したり周囲から補填したりする
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