邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜

クロシヲ

第九十話 傲慢

5章 蹂躙


目の前に舞い降り自分の首を切り落とした死神シグレに、悪魔は何十発という火球を放ち続け、その間も自身の拳や角で突進を仕掛ける。
その全てを紙一重でかわし、死神は反撃とばかりに魔法を放つ。

聖神の裁きジャッジメント・レイ

悪魔やアンデット特攻を持つ聖なる裁きの光が柱となり悪魔の体を焼き焦がす。

「軍勢召喚」

追い討ちとばかりに天使が悪魔に襲いかかる。

「テメェ許さねぇからな!」

自らを害する天使を撲殺し、焼殺させた悪魔は吠える。
吠えている悪魔の体のそこかしこから白煙が立ち上っている。
そしてその数秒後には、悪魔の体に焼け焦げた跡すらなく完全に再生した。
死神は目を見開く。

「驚いたか?驚いたよなぁ!?俺様の能力は傲慢!全てのモノの掌握だ!まあ神の力や俺様以外の生物なんかは無理みたいだがな。今のは俺様の体を数秒前に戻したんだ。まあ、消耗が激しすぎてもう使えねーけどHPの自動回復を加速すればいいだけだから関係ない。つ・ま・り。お前は俺に勝てねぇんだよバーカ!ヒャハハハハハハ!」

 死神は嗤う。

「なんだ。その程度か」と。

「なめんじゃねェ!」

悪魔が突進する。

「裁きの剣」

「グッ!」

突進した悪魔の腕を切り落とす。

「こんなのすぐに…治んねぇ!?なんでだ!答えろ!」

「嫌です。強いて言うならレベルの差ですかね?まあなんにせよ、あなたはこの程度です。」

実際は死神の称号効果だったりするのだがそれを正直に教えるかどうかは本人シグレ次第である。

「俺様をナメンナヨクソガァぁぁぁぁぁぁ!!!」

激昂した悪魔は死神へ突進していく。

まるで、火に引き寄せられて燃え尽きる虫のように

悪魔が動きはじめ、同時に死神を囲うように火球と瓦礫が球状の疑似結界を作る。

「コレで逃げランねェぞ!」

至近距離まで近づいた悪魔はその手に掌握で作ったと思しき戦斧オノを死神に振り下ろす。

勝った。そんな感情が悪魔に芽生えた時、死神の口が弧を描く。

自らの感情と激怒と傲慢スキルによって毒された悪魔は気づけなかった。あるいは気がつけないよう誘導されていた。

そこに、罠があることに・・・・・・・・・・・

次の瞬間それは起こった。

一瞬にして消え去る死神てき

空を切る戦斧オノ

展開される極小の魔法陣

自身を拘束する光の鎖

魔法陣から生み出された小さな十字架が彼の胸に吸い込まれ、裁きの光が彼を呑み込む

清浄なる十字架ホーリー・クロス
十字架の周囲にある不浄を浄化する神聖な守りが、裁きの光とともに彼の体を焼き尽くす。

高温によりガラス質となった地面がその威力の高さを物語っていた。


はい、相変わらずの戦闘描写下手である

裁きの剣はアンデットと悪魔特攻の剣を創る魔法です。

ちなみに大罪スキルは負けると消滅します。
(それ司る悪魔の機嫌で消えるとも言える)

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