邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜

クロシヲ

第七十四話 闘技大会本選 6

5章 蹂躙


 「さぁて二回戦を始めるぞォ!?オマエら準備はいいなァ ︎二回戦1試合目の対戦カードはこれだ!
ミーティアVSファラデル!ともに攻略組の2人がどのような試合をするのか、目が離せないゼェ!それでは開始だ
ッ!」

さて、ファラデルさんのようなVIT極振りプレイヤーに対してミーティアさんのような魔法型のプレイヤーはまさに天敵といってもいいでしょう。

なにせ自慢のVITが魔法攻撃相手には意味をなさないんですから。

AMOでの魔法防御力はPOWの値に比例するためVIT極振りのファラデルさんは素の状態だと私より魔法防御力は低いでしょう。どう戦うか見ものですね。

「ウォーターランス!」

「『対魔の守護者アンチマジックガーディアン』!」

ミーティアが放った水の槍はファラデルに命中しそのまま大きくHPを減らすはずだった。
なにせ水の槍は魔法攻撃扱いである上に貫通属性も持っているのである。
鍛え上げたVITはまるで役に立たず、仮にVITでダメージ判定が行われたとしても貫通属性によるVIT無視攻撃によってHPは0になる。

会場の誰もがクリーンヒットした水の槍を見てファラデルのHPが全損し、ミーティアが勝利するのを幻視した。それはある意味当然の帰結であった。実際にファラデル以外の盾職なら腹に大きな風穴が空いていただろう。

ただ、ファラデルは違った。

「なんで効いていないの ︎」

「なに、簡単なことさ、心器だよ」

そう、天敵とも言えるミーティアの致死の攻撃を防いだのはファラデルの心器『原点守護者オリジンガーディアン』の固有スキルである『対魔の守護者アンチマジックガーディアン』の効果である。
対魔の守護者の効果は、発動後三分間自身のPOWの値をVITの2倍にし、魔法を自身に誘導するというもの。
つまり、効果時間中ならファラデルは盾職の弱点である魔法防御力の低さを克服できるのである。

当然それをファラデルがミーティアに語るはずもなく着々とミーティアは追い詰められていく。

「『シールドバッシュ』」

「ウォーターボール」

「ウォーターランス!」

「『シールドブロー』」

ミーティアさんは紙一重でファラデルさんの攻撃を避けれています。相手が自分と同じくVITに振っていないからこそできる避け方ですね。

「これはどうだっ!アシッドレイン!」

ミーティアさんの詠唱が終わると同時にリングの上空にの紫色の毒々しい雲が発生しリングに雨が降り始めました。

「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

「ふん、どうやら溶解毒による継続ダメージは有効なようね」

「終了ッ!相性はやはり覆せなかった!勝者はぁ〜〜〜〜〜、ミーーティアだッ!!」

2試合目フィーVSHANZO


前話もそうですが所々にナレーション的なの混じってます。

ミーティアが毒魔法持ってる理由は水魔法に毒混ぜれないかなーって感じで試したらなんか取得できるようになったからです。

シグレの容姿を少しいじりました
白髪赤目→黒髪黒目

身長は高校生くらいです。

多分直せてないとこあるので見つけたら報告お願いします

誤字脱字等ございましたらコメントしていただければ幸いです

いいね、フォローもお願いします

「邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「SF」の人気作品

コメント

コメントを書く