第五十三話撮影会

4章つかの間の平穏

「きたぞーーーー！」

「よっしゃぁ！また料理食える！」

「や　っ　た　ぜ」

「ちょっと黙ってください」

「…」

これまた一斉に黙りましたね。
狼が料理を求めて狂喜乱舞しているのを見るとうれしくもありかなしくもあるんですよね。
喜んでくれたのはわかるのでいいんですが中毒になってしまうと怖いですからね。私の料理以外食べないとかそんな状態にはなってほしくないです。遊理ちゃんの二の舞にはさせません。

ー万能言語がレベルアップしましたー

とりあえず料理をして行きましょう。何食べたいか聞いたら満場一致でぼたん鍋でした。他の味は食べなくていいんですかね狼さん達

「あ〜これまじでうまいわ〜」

「これ本当に病みつきになるな」

「今までの食事がゴミに思えて来たぜ」

どうやら前回狩りに行ってた狼もいたようで見ない顔が何頭か居ますね

ー《狼の料理番》を取得しましたー

食後はみんな食べ過ぎて広場にほとんどの狼達が腹を上に向けて寝転がっていました。
SSスクリーンショットを取っておきましょう
そんなことをしていたら狼さん達が自分もカッコよく取ってくれと言ってこちらにやって来ました。
よし、全力で撮影させていただきます。

一番手はギガントウルフ、巨体故に威圧感がありますね。堂々と挑戦者を待ってる風のポーズで撮影完了。

お次は獄炎魔狼インフェルノウルフ、地獄の炎を体に纏って撮影完了。

まだまだ続く狼撮影会の次は私たちの案内をし、遊理ちゃんと漫才を繰り広げたあの精霊狼エレメントウルフさんでした。
周りの精霊も一緒に撮影完了

いつのまにか時間も黄昏時になっているのでお次は黄昏魔狼トワイライトウルフ、黄昏時の空をバックに遠吠えで撮影完了。

さあ次は影狼シャドーウルフ、影の中に潜む感じで撮影完了。

さあお次は月光狼ムーンライトウルフ、集落の近くの丘で満月をバックに遠吠えで撮影完了。

さあ終わりも近くなって来たところでお次は妖精狼ピクシーウルフ、大人でも他の狼の子供並みに小さいですね。光を出してもらって撮影完了

さあ最後の前はちびっこ狼軍団、親に僕も！僕も！とせがんでたのは可愛かったです。
みんなで固まって撮影完了

最後の一匹となった狼は…なんかちっちゃいですね。子供かな？

フェンリルでした…。
まあとりあえず撮影を完了させてOHANASHIに行きましょう。

ー《カメラマン》を取得しましたー

ちびっこ狼の団子に入ってもふもふしたい（願望）

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