邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜

クロシヲ

第三十二話 森へ

3章 イベントとその先


まあそんなこんなで大深林へとむかう。

精霊の仲間はどうやら深林の奥深くにいるようなので、とりあえずは深林にむかう。
夜は襲撃されたら嫌なので野営をする。最近はPKプレイヤーキラーや盗賊まがいのプレイヤーも増えてきているようなので、万が一への備えは重要である。そのためにまずは簡易テントや簡易調理キットなどを購入しておく。

始まりの草原 東を通過して二つ目のフィールドであるセリオス大深林にやってきた。

冒険者ギルドの資料によると採取素材が多いようだが、その分敵も厄介になっている。

「何かきますね」

シグレの周りでふよふよしていた精霊が何かが来るのを察知したようである。

精霊が見ていた方向を警戒していると魔力察知が猪のようなものを感知し、その1秒後には猪が唸り声をあげながら突進してきた。

ファットボア Lv.6

太った猪、太っていると侮ると素早い突進によって吹っ飛ばされる

スキル
重突進

いきなりレベル6である。
ちなみにこのレベル6の個体、冒険者ギルドの資料によれば普通に弱いほうだったりする。

猪は一刀のもとに切り捨てて肉と毛皮と牙を回収しておく。
この世は常に弱肉強食なのだ。

一撃で首を落としたので品質が最高になっている。

ファットボアの牙 ☆1 品質 S

ファットボアの牙、装飾品などの素材となる

ファットボアの皮 ☆1 品質S

ファットボアの皮、傷ひとつない
耐久性に優れ、皮細工の素材として優秀

ファットボアの肉 ☆1 品質 SS

ファットボアの肉、最高品質

街で色々と野菜モドキを買い込んでおいたので今日の夕食は牡丹鍋に決定した。

その後は夜になるまで精霊の仲間が囚らわれた場所を探しつつ採取していた。

ー採取がレベルアップしましたー



森突入回です

牡丹鍋ってどんな味するんでしょうか?

クロシヲは食べたことがありません

誤字脱字等ございましたらコメントしていただければ幸いです

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